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feed JP Sat. Flight 9月のフライト (2023/8/23 20:12:45)

 6月に続いて9月もJapan-Kyusyuシーナリーを楽しみたいと思います。6月の4本のタスクだけではまだまだこのシーナリーを飛び回ることが出来なかったので、前回とはまた少し違ったエリアでタスクを作成してみました。

 XCSoar用のタスクファイルとGoogle Earth用のタスクデータは末尾にまとめて添付してありますのでご活用ください。

 今回は20m複座クラスでバラスト制限なしのスピードタスクです。

 

JP Sat. Flight 9月

 シーナリー:Japan-Kyusyu
 サーバスタート:土曜日21:00
 
エントリー時間:20分
 Re-flyサーバ:日曜日8:30、13:30

【9月2日 第一週】
 タスク:176.0km スピードタスク

 グライダークラス:20m Multiseat, バラスト制限なし

 Start高度: 1,100m, ゲートオープン:エントリー締切1分後から60分間
 
Goal高度: 200m

363

 前半サーマル弱め?。芦屋基地を出発して、TP1の部埼(へさき)灯台に寄った後に南下してTP2福智山に向かいます。第1レグで海沿いに飛んでると北九州の響灘工業団地に3Dオブジェクトの風力発電タービンと工場の煙突が見えると思います。関門海峡に橋と カイセンドン のオブジェクトを配置できたら楽しいのになと思います。

 後半は大分と福岡の県境にあるTP3英彦山(ひこさん)に登った後に福岡空港近くにある大きな池が目印のTP4駕与丁(かよいちょう)公園を経由してゴールの芦屋基地に戻ってきます。前半は少し時間がかかりそうなのですが英彦山付近では少し雲底が高くなりそうですので活きのいいサーマルを見つけることが出来れば後半は駆け足で帰ってこれそうです。

 

【9月9日 第二週】
 タスク:168.3km スピードタスク

 グライダークラス:20m Multiseat, バラスト制限なし

 Start高度: 1,100m, ゲートオープン:エントリー締切1分後から60分間
 
Goal高度: 200m

362

 今回もサーマル弱め。スタートの壱岐空港のあたりは活きのいいサーマルが少ないのですが、しっかり上ってからスタートしましょう。また、海を渡っている間もあまり強いサーマルが少なそうです。早く陸地に到達することを目指しながらも、次の積雲が外れだったらどうするか考えながら飛びましょう。必ずしも雲底まで上ることが最良とは言えないのですが、場合によっては我慢のサーマリングが必要かも。先行機の上がり具合を参考にしつつ、パイロットの判断力・決断力が序盤のタイムに響いてきそうです。

 中盤は山に当たる風向きを考えながらサーマルを探しましょう。TP1の天山を過ぎるとしばらく盆地になるので高度キープに注意しなくてはいけませんが、盆地の先の背振山地を越えることができれば少し高度に余裕が出来るのでがんばりましょう。その後は福岡空港を越えてTP2の鉾立山に向かいます。最後は久留米市の浄水センターから鷹取山までの壁をうまく攻略してゴールの朝倉VGPまでたどり着いて下さい。

 

【9月16日 第三週】
 タスク:180.4km スピードタスク

 グライダークラス:20m Multiseat, バラスト制限なし

 Start高度: 1,300m, ゲートオープン:エントリー締切1分後から60分間
 
Goal高度: 400m

361

 今回は少し距離が長いですが強めのサーマルが期待されています。まずは大分県央空港を出発して、TP1の高千穂峡に向けての山越え。折り返してTP2に向かう際にすり鉢の中に落ち込んでしまうと苦しくなるので注意ください。TP2は大分県津久見の石灰鉱山です。第二レグではTP3方向に台形の山が有って白い斜面が見えていますが、TPの鉱山本体はその山の向こう側にあるので注意ください。後半はTP3高崎山を経由してゴールの産山場外離着陸場に向かいます。

 

【9月23日 第四週】
 タスク:159.3km スピードタスク

 グライダークラス:20m Multiseat, バラスト制限なし

 Start高度: 1,100m, ゲートオープン:エントリー締切1分後から60分間
 
Goal高度: 200m

360

 たまに強いサーマルがあるのでそれをどこまで活用できるかが鍵。MCの設定が難しいタスクと言えます。外れサーマルが多いのですが、強いサーマルを期待しすぎると高度が低くなってしまうので注意。回りの積雲の他、他の機体の様子も観察しながら飛びましょう。

 風は強いのですが地形的に活用できるリッジはあまりなさそうです。でもTP2の由布岳は切り立った山なのでいくらか斜面風が期待できそう。国東半島は地図で見るとお椀を伏せたような形かなと思ったのですが意外と低くて斜面風はあまり期待できないかもというところです。

 

【9月30日 第五週】
 タスク:177.6km スピードタスク

 グライダークラス:20m Multiseat, バラスト制限なし

 Start高度: 1,100m, ゲートオープン:エントリー締切1分後から60分間
 
Goal高度: 200m

359

 目達原基地をスタートし、まずは長崎市を見下ろす帆場岳(TP1)に向かいます。次に雲仙岳麓の九千部岳(TP2)に寄ってから、ゴールの伊万里VGPまでフライトする177.6km。

 ちょうど第1レグと第三レグが交差するあたりにある標高1,000m前後の多々良山系を風向きを考えつつどのように越えていくのかがタスク攻略のポイントになりそうです。

 

【XCSoar用タスクファイル】

365

 

【Google Earth用タスクデータ】

364

 

それでは皆さんの参加をお待ちしております。

 Naoki_NT3 


execution time : 0.006 sec