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2023年グライダーヨーロッパ選手権大会(Leszno) Official training Day1
Team Maru-WGC
(2024/12/25 18:57:23)
2023年グライダーヨーロッパ選手権大会(Leszno) Official training Day1 (2023/8/27 18:38:40)
滞在しているアパートの隣の部屋のオランダの選手がまずは駆けつけてくれました。
次にイギリスチームが。次々とヘルプに来てくれます。
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2023年グライダーヨーロッパ選手権大会(Leszno) Official training Day1 (2023/8/27 18:38:40)
July.26 Wed / Official training Day1
日本は酷暑とのことですが、今日のレシュノは朝は雨で13度と肌寒いくらいでした。
フライトは午後からになりそうだったので、カフェテリアで暖かい食事をとりました。
フライトは午後からになりそうだったので、カフェテリアで暖かい食事をとりました。
その後雨はあがり、昼過ぎからフライト開始となりました。
本日は300キロほど飛びました。
暑さで草が枯れてしまっていた飛行場でしたが、雨が降り、草花が復活してきました。
この飛行場で2014年に撮影された写真がこちら。この写真をイメージして撮影してみました。(レベルの違いはご容赦ください)
2014年世界選手権@Leszno 撮影:Dai Kawamura |
【バグワイパーが動かない!】
本日のフライトで「バグワイパー」が動かないことが判明しました。
翼の付け根にあるのがバグワイパー。翼の前面を移動して虫を落とします。 |
バグワイパーとは上空で翼についてしまった虫(バグ)を落とすためのツールです。バグがついたままですと滑空性能が下がってしまうため、まめに上空でバグ落としをしています。
大事なツールですので修理をしなくてはなりません。日本で飛んでいるグライダーにはつけていないツールのため、修理知識は多くありません。「さてどこをどうやって直せばいいのか?」とWhatsApp(日本でのLINEみたいなツール)で参加者にヘルプをお願いしてみたところ、即レスのリプが!
いつも思うことですが、みなさん本当に親切です。ヨーロッパ選手権のような大きな大会でも各国助け合うところはサポートしあっています。「Glider
family」なんですね。
あれこれ試行錯誤していくうちに、おそらくソフトウエアの問題の可能性が高いので、リプログラムしてみた方が良いとのアドバイスをいただきました。 マニュアル
をちゃんと読んでいなかったのですが、翼の長さ(15m or
18m)に応じてプログラムすることが出来るようになっています。スイッチを定められたシーケンスで押すことでバグワイパーのケーブルの伸びる長さをプログラムできるのです。マニュアルに従ってリプログラムしてみたところ無事に直りました!よかったー。これで明日から心置きなく飛ぶことが出来ます。本当にありがとうございました!(バグワイパーのトラブルの経験が少ないと、ハードとソフトの切り分けまでわかりませんでした。。日常のITの仕事もこれに近いことをしているので、、、)
ps.
後日多くの人から「バグワイパー直ったのか?」と声をかけていただきました。
バグワーパーは上空でこのように動きます。
作業終了後に虹が出ました。明日も飛べますよう。
(文・写真 赤石)
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