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<飛丸日記 8月20日> 「新しい道」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 8月20日> 「新しい道」 (2023/9/1 15:59:49)
連日連夜、マケドニアでの世界選手権が、GPSで実況中継される。
日本人チーム各選手、共に闘ってきた仲間たち。
実力のみならず、性格まで良く知っている間柄。
それぞれが何を考え、どう動いているのか手に取る様にわかる。
結果はチーム戦では国別で3位。素晴らしい!
個人トップは6位。
優勝を期待していた中で、複雑な想い。
調べてみると、2021年1月13日ブログ「託す人」
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
勝手に託したとはいえ、託された人には精進して頂きたい。
大会終了後、反省のやり取りが飛び交う。
チームフライトの重要性、手堅い堅実な飛びへの評価が高まる。
思わず、コメントをする。
「90年代、一緒に飛びに行った全豪でのThomasの飛びや全米でのRuhmerの飛びは、
そんなチームフライトじゃなかったんだよなあ。
空中では一瞬しか交わる事が出来なかったけど、後で話を聞くと、別次元の飛び。
唯我独尊、別世界を飛んでいた。そして圧倒的な速さで確実にゴール。タコらない。
見えているものが違うんだろうなあ。
それを目指して欲しい。
私はそれを目指してはいるんですが、私の場合、全くの実力不足。
単独行動でタコリばかり。
まあ、大事な事は何を目指すか、ですよね。」
日本では私の歳±2,3歳が、ハング・フライヤーの傑出した人物が多かった。
当たりの年代である。
この傾向は何故か世界でも同じ。
世界選手権を数回勝ったThomasは私と同い歳。
Thomasがいる間は何時も2位、引退後はこれまた世界選手権を数回勝ったRuhmer。
彼は一つ下である。
一つのブームだったのだろう。
神様がいたことを後世に伝えるのは、それを見たものの義務かもしれない。
全豪選手権でのThomasの輝くフライトは今でも忘れられない。
いや、ほんの一瞬、翼を交えただけだった。
下から上昇して来て、あっという間にぶち抜かれた。
全米選手権、また来日した時のRuhmerの飛びもしかり。
板敷山から足尾山へのその軌跡。数キロを全く落ちずに飛んで行った。
「Think More !」 (もっと良く考えよ)
「To be right patient !」 (徒労はするな。正しい努力をせよ。)
「どうしたらもっとうまくなれるのか?」
そう聞いた時の二人からの答えは、今でも私の人生の金言である。
集団で動く事が大事なのはわかる。
周りで飛んでいる人の浮き沈みは、それそのものが情報になる。
でも、集団の動きが正しいとは限らない。
いや、そもそも「やりたい事」は、「新しい道」を作る事だ。
たごまって皆で一緒に動いたところで、「新しい道」は生まれない。
兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、お袋が亡くなり、そして大先輩が亡くなった。
今、「やるべき事」、それは「新しい道」を切り開く事だろう。
先人から学んだことを、より良い形で次へと「つなぐ」
自分にその才能があるのか。
いやそこは、気負う事はない。
合言葉は一つ。
「未来を予見し、やるべき事をやる、やれる事をやる。やりたい事をやる。」
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<飛丸日記 8月20日> 「新しい道」 (2023/9/1 15:59:49)
連日連夜、マケドニアでの世界選手権が、GPSで実況中継される。
日本人チーム各選手、共に闘ってきた仲間たち。
実力のみならず、性格まで良く知っている間柄。
それぞれが何を考え、どう動いているのか手に取る様にわかる。
結果はチーム戦では国別で3位。素晴らしい!
個人トップは6位。
優勝を期待していた中で、複雑な想い。
調べてみると、2021年1月13日ブログ「託す人」
http://tobimaru888.blog.fc2.com/blog-entry-470.html
勝手に託したとはいえ、託された人には精進して頂きたい。
大会終了後、反省のやり取りが飛び交う。
チームフライトの重要性、手堅い堅実な飛びへの評価が高まる。
思わず、コメントをする。
「90年代、一緒に飛びに行った全豪でのThomasの飛びや全米でのRuhmerの飛びは、
そんなチームフライトじゃなかったんだよなあ。
空中では一瞬しか交わる事が出来なかったけど、後で話を聞くと、別次元の飛び。
唯我独尊、別世界を飛んでいた。そして圧倒的な速さで確実にゴール。タコらない。
見えているものが違うんだろうなあ。
それを目指して欲しい。
私はそれを目指してはいるんですが、私の場合、全くの実力不足。
単独行動でタコリばかり。
まあ、大事な事は何を目指すか、ですよね。」
日本では私の歳±2,3歳が、ハング・フライヤーの傑出した人物が多かった。
当たりの年代である。
この傾向は何故か世界でも同じ。
世界選手権を数回勝ったThomasは私と同い歳。
Thomasがいる間は何時も2位、引退後はこれまた世界選手権を数回勝ったRuhmer。
彼は一つ下である。
一つのブームだったのだろう。
神様がいたことを後世に伝えるのは、それを見たものの義務かもしれない。
全豪選手権でのThomasの輝くフライトは今でも忘れられない。
いや、ほんの一瞬、翼を交えただけだった。
下から上昇して来て、あっという間にぶち抜かれた。
全米選手権、また来日した時のRuhmerの飛びもしかり。
板敷山から足尾山へのその軌跡。数キロを全く落ちずに飛んで行った。
「Think More !」 (もっと良く考えよ)
「To be right patient !」 (徒労はするな。正しい努力をせよ。)
「どうしたらもっとうまくなれるのか?」
そう聞いた時の二人からの答えは、今でも私の人生の金言である。
集団で動く事が大事なのはわかる。
周りで飛んでいる人の浮き沈みは、それそのものが情報になる。
でも、集団の動きが正しいとは限らない。
いや、そもそも「やりたい事」は、「新しい道」を作る事だ。
たごまって皆で一緒に動いたところで、「新しい道」は生まれない。
兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、お袋が亡くなり、そして大先輩が亡くなった。
今、「やるべき事」、それは「新しい道」を切り開く事だろう。
先人から学んだことを、より良い形で次へと「つなぐ」
自分にその才能があるのか。
いやそこは、気負う事はない。
合言葉は一つ。
「未来を予見し、やるべき事をやる、やれる事をやる。やりたい事をやる。」
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