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　CondorでのPDA操作やチャットの入力には、これまでジョイスティックの各種ボタンに設定したり、いろいろなマクロキーボードを使ってきたのですが、今度はちょっと毛並みの変わった入力装置を使い始めたので紹介します。


　今回購入したのは８BitDo社のMicroという小さなBluetooth接続のゲームコントローラーなんですが、専用ソフトを使って各ボタンにキーやキーコンボを自由に設定できるキーボードモードを備えています。元はというと、形状を見れば分かるようにSwitchやAndroidに接続して使うゲームコントローラーなんですが、このキーボードモードのおかげで手のひらにすっぽり入る左手入力装置として使うことが出来て、お絵描きソフトや３Dソフト等を使っている人に安価な左手入力装置として注目されている商品です。円安のせいで日本での価格は３０００円を超えてしまっているのがちょっと悲しいですが、注目の一品です。

8BitDo Micro

　VRを使っている時にキーボードを引っ張り出してきて入力するのはほぼ無理ですし、小さなマクロキーボードではキーが縦横に整然と並んでいるので意外と押し間違いが多くて困っていました。ところがこのコントローラーはネックストラップを使って首にぶら下げておくことが出来て、必要な時に簡単に紐をたどって取り出すことが出来ます。さらに左手にすっぽり入る大きさで、割りとボタンの配置がはっきりしているので、登録内容さえ覚えてしまえばボタンの押し間違えは起こりません。おまけに、このキーボードモードにはno sleepの設定があるのがうれしいところ。Bluetooth入力装置って一般的にはしばらく入力がないと自動的にスリープモードに入ります。私はそうしたいざという時にすぐに反応しなくなるのが嫌で、Condor用の入力装置は全て有線で繋いでいました。ただ、そうするとケーブルが増えてしまって取り回しが面倒なんですよね。でもこのMicroはカタログによるとフル充電で10時間もつと書いてあるので使用前に充電しておけばワイヤレスなのに途中で切れてしまう心配はなくいつでも反応してくれます。Condorフライト中にジョイスティック以外のコントロール装置を10分以上触らないことって結構有りますよね。

　さらに専用ソフトを使うとボタンに各種キーを割り当てるだけではなくて、最大4つまでのキーコンボを割り当てることが出来ます。BSキーをどこかのボタンに設定するといった工夫が必要ですがVR使っているにCGやTYなどのお決まりのチャットを入力できるようになります。ジョイスティックのボタンが足りない人やJoytoKeyなどのマクロ入力ユーティリティを使うのが面倒な人は検討してみて下さい。

　また、この入力デバイスは実機でフライトしている人にもスマホやタブレットのFlight Computerを機内で操作するのに便利じゃないかと思います。LK8000ですと小型のキーボードを入力装置にするこんな設定が有るので、私はCondorでLK8000を使う時にこのMicroのボタンをこのKeyboad1のボタン設定で割り当てて使っています。https://lk8000.it/new-20-features/mini-bluetooth-keyboards.html

　このところ土曜日のJP Saturday Flight終了後にDiscordでのランウェイトークで自作Condorコックピット作りの話が盛り上がっています。皆さんもいろいろな工夫や工作でCondorのフライトを楽しいものにしてみて下さい。

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