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feed <飛丸日記 9月1日> 「今、やるべき事は何か」 その➁ (2023/9/15 6:57:15)
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2018年2月(株)トミハラを事業継承し、ブルネイから「遠隔経営」せざるを得なかった時、
15年前の経験が役立った。
広東省の工場を、香港から「遠隔経営」する。
やる事は同じだ。なんとか出来る。
業務内容を理解し、社員さんのスキルを把握し、それに応じた作業をお願いする。
工程管理表、機械稼働表、業務分析表、製品台帳そして補助の管理表を順次作っていく。
毎週データを送付頂く。ここまでの管理をすべきか、との声もあろうが、
会社のトップでありながら、年に二度、2,3日しか会社に顔を出さないのである。
そして目指すは「大会社と町工場の良いとこ取り」だ。
5年間で社員さんに日々入力して頂いたデータはとんでもない量になった。

「徒労はしない」、ハングで得たこの金言は、実は、私には組織運営上も金言である。
いや、この場合は、社員さん、部下に、「徒労はさせない」
やって頂いた事は、可能な限り有効活用し、そして可能な限り公正に評価し、それに報いる。
さて、この膨大なデータをどうするか。

伊藤忠商事は素晴らしい会社である。
様々な研修があり、2月に退社がほぼ固まる中、幾つかを申し込む。
改めてのExcelの基礎研修を始め、Excelのマクロやパソコン言語のPython
データの受け渡しに使うAWS、ChatGPT、プロジェクト推進の研修等など。

8月6日2つの葬儀を終え、自宅に戻る。さて、取り掛かろう。
研修を活用し、ChatGPTでマクロを作る等して、膨大なデータの解析を行う。
自画自賛、これは素晴らしい。5年間に起きていたことが色々と見えてきた。
親父お袋のやって来た事、やろうとした事、そして兄貴の想い、
何故私が兼業をする事になったのか等など。
自分が見えていたのはほんの一部だった。

9 月1日第22回帰省会議。社員さんにその解析を説明する。また改めて言う。
『2017年4月の第一回全社員集会の時、「徒労はしない」の意味がよくわからないと言われました。
5年前に構想し、この間皆さんがやって来て頂いた事は今こうして実を結ぶことが出来ました。
これを会社の武器として使う共に、これからも皆さんがやって頂いた事を徒労としない、
有益なものとなるように心掛けて行きます。これからも宜しくお願いします。』


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