RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
競技人口低下に歯止めがかかるか! (2023/9/19 8:36:53)
順調に?右肩下がりのハンググライダーの競技人口。
それに歯止めをかけるために、競技の面白さを知ってもらう大会があってもいいのでは?
その目的で作られたのが、「Fledge杯」です。
JHF(日本ハング・パラグライディング連盟)の競技委員会が立ち上げたもので、
9月17日18日の2日間、茨城県の足尾エリアで開催されました。
今回は、関西からも、わざわざ複数名の選手が来てくださり…。
Fledge杯としては、最も盛り上がったものとなりました!
Fledge杯は、これから競技を始めてみたいという、競技初心者の大会…。
そのため、多くの選手が大学生という、ちょっと最近では見ないくらい、平均年齢が低いもの…。
当然ですが、初めてお目にかかる若い方も多くて…。
今回は皆さん、このFledge杯で、ハンググライダー競技の面白さを、存分に体験されたようです。
当日は天気にも恵まれたものの、風の状態がイマイチでしたが、それでも皆さん、元気いっぱい飛ばれていまし
た。
参加選手は20名ほどでしたが、Fledge杯は、数を重ねるほどに参加選手が増えています。
おそらくですが…。
今回参加された方々は、このFledge杯で競技の面白さを知ったため…。
ほとんどの方は、そのまま上級クラスの大会にも出場するようになると思います。
そういう意味では、ハンググライダー競技人口の減少に、歯止めをかけることが出来る活性剤として…。
大いに期待が出来ると思いながら、今回私は観戦していました。
ほぼ同じ日程で、この足尾エリアで、ハンググライダーの※クラスⅤの競技も行われていましたが、Fledge杯の選
手にとっては、目の前で高性能ハンググライダーの競技を見られたことも、良い刺激になったと思います。
※クラスⅤとは、アルミパイプで出来たハンググライダーと違い、飛行機と同じ構造を持つ、主にカーボン樹脂で
出来たハンググライダー。高性能だが、一機300万円以上とかなり高価。上の写真の手前の機体がそうです。
以前より「何かしら手を打たないと、ハンググライダーの競技そのものが無くなる…。」
そんな危惧を私はずっと感じていたのですが、今回のFledge杯を見ていて、かなり良い方向に向かっていくので
は?
そんな嬉しさを感じました!