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Quest2とJapanシーナリー (2023/10/12 20:12:20)
このところJapanシリーズのシーナリーの描画速度(FPS)について調べているのだが、なぜJapanシリーズのシーナリーの描画速度が遅くなるのか未だに原因が分からない。ただ、Quest2を使用している私の環境において面白い現象があるので紹介します。
Quest2をPCVRとして使用する場合、PC側のOculusソフトでDevices→Graphic Preferenceに入るとRefresh Rateの設定が出来る。それでCondorに入るとなぜかそのRefresh Rateかその半分のRateでの表示になってしまうのです。
AA2ではスタート時にR/Wにいる時には設定したRefresh Rateの半分のFPSでも上空に行くと設定したRefresh Rateとその半分の値を言ったり来た入りするようになります。それがJapanシリーズの場合は地上でも上空でも半分の値。でもJapanシリーズの場合でもなぜか海に向かって飛んでいるとRefresh Rateの値まで上ってきます。富士川滑空場上空で旋回してみると分かります。
Oculusソフトウェアの設定が72FPSなら常時その半分の36FPS、設定が90FPSなら45FPS、120FPSなら60FPSとなるので、Quest2をお使いの方はRefresh Rateの設定を一つずつ上げてうまく表示が出来るかどうか試してみて下さい。私はつい最近グラボをRTX3070にアップグレードしたのですが設定を120FPSにするとJapanシリーズでは常時60FPSの表示が出来るようになりました。でも設定を72FPSにすると36FPSしか出てこないんですね。なぜでしょう?
434また、前述の通りAA2など他のシーナリーではフライト中にRefresh Rateの値とその半分の値を行ったり来たりするのですが、途中経過としての数値が出てくるもののグラボの働きとしてはどちらかのFrame Rateで表示をしようとしているように思えます。
どのような要因がFrame Rateをちょうど半分にするのか私には未だに分からないのですが、これまで試してみたところではJapanシリーズでは海上(つまり均一なテクスチャーが広がる場所)以外の場所ではFullなRefresh Rateを出すことは無さそうです。
以上、冗長な説明になってしまいましたが、Quest2をお使いの方はOculusソフトのRefresh Rateの設定を上げてみてCondor内でのFrame Rateを上げることが出来るかどうか試してみて下さい。目標は設定値の半分の値です。
なお、Meta製品以外のVR機器をお使いの方の場合にどうなるかは試していません。どなたかお持ちの方はレポートいただけるとありがたいです。また、Quest2のほうもVirtual Desktopを使った接続ではまた違った状況になるかもしれませんが、残念ながら30%オフのキャンペーンがつい先日終わってしまったので買いそびれてしまっています。またキャンペーンが始まったら購入して試してみたいと思います。
Naoki_NT3