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feed 秋の南東北の旅 3日目 (2023/11/5 15:57:32)

昨夜は、道の駅米沢にて過ごします。

朝、目覚めると、一面の霧…。

こんな時は、この近くの、ある場所で絶景が見られるんです!

その絶景とは…。

南陽市、十分一山から望む雲海です!

これ、晴れた日ならば、わりと高確率で見ることが出来ます。

この場所は、まさにハンググライダー、パラグライダーの離陸場所。

昔は、「キレイなんだけど、これじゃ飛べない…。」なんて、恨めしく思ったものですが…。

今では南陽市の観光名所になってしまいました。

 

さて、本日は、昨日もお話ししたように、年に一、二度しかない、「雪迎え」が見られそうな、絶好の気象条件で

す。

雪迎えとは、無数のクモが一斉に糸を出して飛ぶ現象のことです。

無数のクモの糸が光を反射し、幻想的な景色を作り出す、ここだけでしか見られない現象です。

が…。

この霧では、しばらくはこの雪迎えが起こりそうにありません。

雪迎えという現象は、地面が温まり、上昇気流が起こらないと、クモも飛ぼうとしないので、見ることが出来ないん

です…。

霧が晴れるまで、しばし時間があったので、高畠の道の駅に移動します。

そこで、掘り出し物をゲット!

ラ・フランスがこれだけ入って540円!

やっぱり本場では安いですね!

 

その後は、瓜割石庭公園へ。

高畠の道の駅の近くにあり、昔の石切り場の跡だそうです。

 

そうこうしているうちに、霧が晴れてきました。

そろそろ雪迎えが期待できそうです。

まずは一番雪迎えの目撃例が多い、白竜湖へ…。

残念ながら、ちょっと雪迎えがおこる雰囲気ではありません…。

ちなみに、雪迎えが発生すると、しばらくそこには、おびただしいクモの糸が残ります。

草木や電線を見ると、クモの糸が残っているので、これは直ぐに分かります。

他の場所に移動してみましょう!

 

この雪迎えは、置賜盆地のどこでも起こる可能性が高いので、注意しながら進んでいきます…。

そして、やってきたのが白鷹町!

ここは、過去、雪迎え現象が起こった後の、おびただしいクモの糸を確認した場所でもあります。

しかし…。

今回は、その形跡もなく、ちょっと今日は期待できそうにありません…。

ちなみにここ白鷹町は、ジブリアニメの「おもひでぽろぽろ」の舞台になった場所でもあります。

 

諦めずに、置賜盆地を回ってみますが…。

どうやら本日は、クモさんのご機嫌が悪いらしく、雪迎えを見せてくれそうにありません…。

最後に…。

昨日訪れた、小野川温泉も回ってみます。

まったく雪迎えの写真を見せないのも申し訳ないので…。

工夫して、カメラの上を手で覆い、少しだけ雪迎えの写真を撮ってみました。

ちょうど中央に、わずかに光の筋が見えると思いますが、これが雪迎えの小規模なものです。

本当の雪迎えは、この光の筋が、辺り一面に撮影することが出来ます。

ちなみにこの小野川温泉。

昨日ご紹介した「空を飛ぶクモ」のなかでは、著者の錦氏は、雪迎えは置賜盆地の最上川の北でしか起こらない…。

そう記されていたのですが…。

ここは置賜盆地の一番南に位置する場所です。

つまり…。

ここで私が過去、雪迎えを目撃できたということは、錦氏の説を覆せたということになります。

 

この場所でもしばらく粘ってみましたが、今日はどうもダメみたいですね!

こんなものでしょう!

諦めて、ここを後にします。

 

そして、やってきたのは今日のお風呂。

夢の森温泉!

300円で入ることが出来る、いい温泉です。

 

今夜はここから少し進んで、会津坂下の道の駅で過ごします…。

 


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