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国内シリーズ第3戦・板敷SFで第3位! (2015/3/24 12:41:35)
メキシコから帰った翌日から昨日までハンググライダー国内シリーズ第3戦・板敷スプリングフライト2015が開催されました。
世界選手権で得た経験から渋いコンディションにも強くなり、総合2位で迎えた最終日。
西風強風予報でキャンセルの可能性もあったが、結果的には好コンディションになりスピードレースに。
テイクオフのタイミングからスタートは少し遅れてしまったものの、良い位置に付ける。
1位の元気は不在、3位の実さんをマークして飛べば優勝できる。
スタート時には実さんの上に付け、第2ターンポイントを一緒に取る。
実さんに少し遅れても点数差で勝てるポジション。
ゴールまで30kmのところで高度2000m。
実さんがファイナルグライドに入ったので僕も追いかける。
追い風なのでゴールは間違いない。
そう思っていたらゴール手前7kmくらいから向かい風になる。
ブリーフィングでゴール付近は東風かもしれないという情報をすっかり忘れていた。
グライド力の差で実さんに少し離され、自分は東風に掴まり低くなる。
「なんとかゴールまで届いてくれ」と神様に祈りながらグライドするも無情にもゴールに1km届かなかった。
降りてから自分自身に暴言を吐き、後悔の念に苛まされる。
ゴールしていれば優勝だったのに。。。
「あと一周上げていれば」「東風の情報を覚えていれば」「低くなってから弱いサーマルに構っていれば」
ありとあらゆる「たられば」を考えるが結果は変わらない。
雨にも打たれ凹みに凹む。
何年か前にも最終日ゴールに300m届かず優勝を逃したときがあった。
なかなか優勝させてくれない。
しかも今回はホームエリアの大会。
ここで優勝したかった。
全ては自分の爪の甘さが悪いのだ。
でも、それもまた自分の実力。
結果的には総合3位には入れたので、次の世界選手権の切符には一歩近づいた。
メキシコ世界選手権の経験が形になり、成長を感じ取れた大会にはなった。
まとまらないサーマルを上手く上げていった板さん、圧倒的なグライド力を見せ付けられた実さん。
彼らに勝つにはまだまだ精進が必要。
実さん、優勝おめでとうございます。
まだまだ成長するぞ!と気合を入れなおした2015年3月春の日。。。
今回、大会の協賛でミネラルウォーター「MCMのめぐみ」を頂きました
副賞は八郷のお米30kg