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link 飛行中年 飛行中年 (2024/12/25 18:57:24)

feed ウルトラホーク1号の謎 その2 (2023/11/29 8:53:49)

前回では、ウルトラホーク1号に付けられた、なぞの水平尾翼についてお話ししました!

コレですね↓

ウルトラホーク1号のように、三角翼の機体って、翼の後縁部分が水平尾翼の役割を担うため、

これ、航空力学的には、全く意味をなさないものなのですが…。

しかし…。

このウルトラホーク1号が分離し、アルファー機だけになった時…。

ミサイルと同じ原理を使わないと、飛行出来ないため…。

そのため、この水平尾翼がないと飛行出来ないことを解説いたしました。

これですね!↓

…。と、一応分かったつもりでいたのですが…。

この理由でウルトラホーク1号に水平尾翼があるとすると、新たな問題があることに気付いてしまったんです!

それがコレの存在です!↓

ウルトラホーク3号の存在です!

このウルトラホーク3号にも、水平尾翼らしきものはあります。

ちなみに、このような円形の翼は円盤翼と言われていて、実際に何機かの実験機が実際に作られています。

これですね!↓

実をいうと、この円盤翼も、ウルトラホーク1号のような三角翼と同じく、水平尾翼が不要な飛行機なんです!

翼の前後の距離があるので、三角翼と同じく、後ろの部分が水平尾翼の役割をしてくれるんですね!

ならばなぜ、ウルトラホーク3号には、水平尾翼らしきものがあるのでしょうか…。

ウルトラホーク3号は、ウルトラホーク1号のように分離はしません…。

…。

…。

これは困ったことが起きました。

いろいろ考えたのですが…。

結局は…。

これらはみんな、カッコイイから水平尾翼がついていたんですね!

(そんなこと、初めから分かっとるわい!と、声が聞こえてきそうですが…。)

 

ちょっとブログネタもなかったので、大真面目にこの問題に取り組んでみました!

 

しかし…。

ウルトラホーク3号のような円盤翼、実際に考えてみても、可能性のある翼でもあるんです!

上で、円盤翼の実験機は何機か作られた…。と、ご紹介しましたが、

本当に、この円盤翼は、優れた特性を持ち合わせている飛行機なんです!

低速での安定性が良く、失速特性も穏やか…。

つまり、操縦しやすい特性があるんですね!

そのため、狭い場所への着陸がやりやすく、航空母艦への着艦も容易なのだそうです。

そんな長所があったため、何機かの実験機が作られたわけですが…。

形がとにかく奇異であったため、採用までには至らなかったようですね!

私、思うのですが…。

この円盤翼って、次世代スペースシャトルの候補として考えても良いように思えるんです!

パイロットの負荷を軽減してくれる操縦性。

しかも、コンパクトに収まり、軽く作ることも出来ます。

更に、大気圏突入時の、機体への負荷も少なそうな形をしています。

ウルトラホーク3号のような円盤翼は、ただの空想だけでなく、実際に研究してみても良い形だと思います!

 

さて、前回、そして今回と、SF空想物語で出てくる飛行機について、大真面目に取り組んでみましたが…。

実は、皆さんもよく知る、あの有名なSF空想物語に出てくる、あの飛行機が、本当に優れた性能を持っている可能

性があることに、私は気づいてしまいました!

その飛行機については、次回に取り上げさせていただきます!

 

 


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