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feed SKYWALK CRUISE ハーネス (2023/11/30 12:01:17)
シンプルなハーネスにはシンプルなハーネスの良さがあります。
通常のポッドハーネスは空気抵抗を軽減して高速滑空時の安定性を向上させます。専用にデザインされたコックピット、フライト計器コンテナも視認性が高く、ワンパッケージで使いやすいものが多いです。反面、装着方法が複雑でハーネス個別の独特な方法を覚えなければなりません。またその高速安定性能が全ての人に必要なわけでもないと考えます。パラグライダー同様にあるいはそれ以上に、自分が目指したいフライトに合わせて頼りがいのあるハーネスを選びましょう。

①ハーネスの着脱が簡単で間違いにくい。
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ベルトはレッグベルト、チェストベルトのシンプルな設計。視認しやすく、レッグベルトは捻れ防止のためのマグネットが付いています。チェストベルトはレッグベルトつけ忘れ防止のTバックル機能を兼ねています。このバックルには誤動作でバックルが外れないように安全機構がついています。
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カラビナはエーデルリッド社がパラグライダー専用に開発した最新モデルで斜めに開閉しライザーが装着しやすいのも嬉しいです。
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②フライト姿勢のセッティングが調整しやすい。
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シミュレーターにぶら下げると、そのCGバランスの良さがわかります。きれいにぶら下がって、ちゃんと真ん中ぐらいにハーネスの重心があります。ポジションセッティングはショルダーベルト、左右のコンプレッションベルトで上半身の傾きをできるだけアップライトに調整するのが良いと思います。座板の角度を調整することができ。ややねかせて後ろに重心を移したり、前傾させて前に移動させることができます。
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写真はSサイズに僕が乗っているところです。僕だとこの上のMサイズですね。ハーネスの展開サイズは3サイズでS,M,Lサイズです。ほとんどの体型の人はSかMサイズでフィットできそうです。

③ウェイトシフトがしやすい。
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出荷状態の座板の座り具合がバランスが良いです。そのためウェイトシフトしやすいです。上半身が大きくライザー側に入り込むような姿勢にならなくても、下半身の動きで効果的なウェイトシフトができるでしょう。

④テイクオフとランディングの時にスタンディングポジションを取りやすい。
座板の動きがよく、シッティングからスタンディング、スタンディングからシッティングをしやすいです。IMG_0043


④パラシュートの収納性と引き出しやすさを兼ね備えたコンテナ。
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みなさんはあまり気にされないかもしれませんが、リガーとしては大きなポイント。ハーネス専用のインナーコンテナを使用します。軽い力で引き出すことができました。ピンも見やすいです。コンテナがハーネスの下部ですから頻繁にお尻でランディングする人は注意!
⑤十分な衝撃吸収性が備わっている。
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SKYWALK独自の技術で充填するPERMAIRプロテクターと背骨を保護するSAS-TECが備わっています。テストレポートを見る限りハーネスの構造・強度・衝撃吸収テストは問題ありません!
PERMAIRプロテクターの空気充填には専用の電動ポンプが付いているのでストレスはありません!
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⑥軽く、そして小さく収納できる。持ち運びが容易であれば言うことなし!
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PERMAIRプロテクターは空気を抜いてしまえばここまで小さくなり、専用のバッグに収納することが可能です。重量はMサイズで3.6Kgで一般的なハーネスからフォームプロテクターに相当する1Kgぐらい軽量化されています。もちろんペッラペラの軽さを追求したライト&ファストハーネスには及びませんが、このハーネスはあくまでもごく普通の標準的なハーネスなので、1キロ軽いのは大きいですね!

結論
シンプルなハーネスが好みの人には特におすすめです。小さくなるし軽いのでハイク&フライを楽しみたい人にもおすすめです。ここまで小さくなればスーツケースに入るのでは?ツアーに頻繁に行きたい人にももちろんおすすめ!
ハーネスのサイズ感が微妙(特に境目のあたりの身長の体重の人)なのでかならずフィッティングすることをおすすめします!


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