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feed <飛丸日記 6月5日> 「サラリーマン時代レビューの会」 (2023/12/24 8:02:09)
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今だから語るシリーズ、そのXX 「伊藤忠は酷い会社である」
2003年4月、中国の製造子会社から香港本社のトップに移駐する。
いや中国の住まいは残した。
考えてみると、今目指している二地域居住そのものである。
週に3,4日は中国の工場勤務、3,4日は香港本社勤務。毎週フェリーや車で移動する。

家族が来てくれる事となり、嫁さんは総合職で働いていた会社を辞める。
娘息子は小学校、保育園で送別会を開いてもらったと聞く。
家族のVISAを取り、航空券を手配し、支度金で家具を買い揃える。あと数日。
そこにSAASが広まり、会社から家族の呼び寄せに待ったが掛かる。
そうこうしている内に、会社の方針が変わり、中国の子会社トップは中国人にする、と。
9月末急遽戻された私。気がつくと、「嫁さんが会社を辞めた。」という事実だけが残っていた。
追い打ちをかけられたのが翌年3月。人事部からの電話。
「家族呼び寄せの手配はしたが、飛行機には乗ってはいない。
支度金50数万円は返して下さい。」
愕然とした。ええええっ、揃えた家具のお金はどうしてくれるの!

2010年2月、ドバイ駐在にあたり、また支度金が出る事になる。
どうせまたどうなるかわからない。お金はある時に使ってしまおう。
支度金を原資として、娘と沖縄のダイビング・スクールに行く。
・家族でダイビングをする。数年前嫁さんを誘ったが卒業まで至らなかった。
お金が余る。使い切ろう。
ダイビングを始めて28年、初めてダイビング器材をフルセットを購入した。

以上は前置き、これからが本題。
購入にあたり、「交渉術」をフル活用。数字は覚えていないが、予想以上の成果が得られた。
お店の方曰く、「この業界は2月末決算の会社が多く、実は今が買い時なんですよ。」
成程なあ、何かをやるには 先ずは業界の事をよく勉強する必要がある。
Project 10 やりたい事に片っ端から挑戦する。
とは言え、あまりにずぶの素人である。先ずは勉強しよう。
そう思って関連すると思われる業界本を9月になり購入した。
自己分析そのXX 「異常なまでの好奇心の固まり」
へえっそうなんだ、と思う事ばかり。
何をやるにしても、精進、精進。いや、その過程を楽しもう。

そして更に本題の本題。
出社最後の2週間。お世話になった方々に挨拶周りに行く。
その時の一人、当時の部長、その後副社長までなられ、今や上場企業の社長である。
ちょっとご挨拶のつもりがいつも通り話が長くなる。
「私が受けた数々の仕打ちの中で、あれは最大級のうちの一つですよね。
あれで嫁さんは会社を辞めた。」
「いや、あれは俺は悪くない。」
新入社員との時からのお付き合い、同郷の方。
こちらは去り行く身、失うものは何もない。
いや、昔からの主義である。「やるべきことはやる。言いたいことは言う。」
「サラリーマン時代レビューの会」は1時間半に及んだ。

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