ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 9月20日> 「ドバイの会」

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 9月20日> 「ドバイの会」 (2023/12/25 23:07:25)
231001 購入書籍2
231001 購入書籍4
231001 購入書籍3
231001 購入書籍1
231001 購入書籍5
231001 購入書籍6

伊藤忠中近東会社の社長に赴任してわかった事。
自分が如何に井の中の蛙だったか。世の中の事を知らなかったか。
どこの会社でも同じだろうが、所謂出世をすると自分のいた組織・業界の枠を出る。
入社以来23年間、化学業界一筋で生きてきた私には、そこは全く別世界だった。
エネルギー、非鉄金属、建設機械、食料、自動車等など、様々なビジネスがあり、
それぞれのプロが集う。
そんな中で社長として自分は何をしたらよいのか、さっぱりわからない。
取引先に社長として面談する。気の利いた、そして次へとつながる話は何か。
業界が違うと言うのは、こんなにも違うものなのか。
赴任早々、「Grand Design」と称して社員の皆さんを相手にプレゼンを打ったのだが、
結局、駐在期間中、五里霧中のままだった。
10数年前の若かりし頃の記憶である。。
そんな様々な思い出に浸りながら参加した集まり.「ドバイの会」
伊藤忠を去る私の送別会として、ドバイ駐在時代の仲間が企画してくれた。

会でのご挨拶の一言。
「右腕となって会社経営をサポートしてくれた○○さんには本当に感謝しています。
改めてお礼を申し上げます。」

中国、香港時代は、初めての社長経験であり、全てにおいて陣頭指揮を執った。
購買部長(兼)製造部長(兼)営業部長(兼)物流部長(兼)IT部長(兼) 財経部長
(兼)社長である。

ドバイ時代は、優秀なNo.2のおかげで、自分は幾つかの案件に集中できた。
No.1とNo.2の役回り、補完関係の大事さをここで学ぶことができた。
その後も入れると、今のところビジネス人生で会社のトップ4回、No.2 2回。
新しい組織に入ると、先ずはNo.1もしくはNo.2の方がどんな方か観るようにした。
自分は何をすべきか、どの役回りを演じるべきか。
別段会社に限らない。組織運営において、N.o.1、No.2の補完関係は、特に大事である。
所詮、人間なんて、一人でやれることは限られている。
そして、特に私の場合、一人で動く事程、危険な事はない。
ハンググライダーでは1000回は失敗を繰り返してきた。
大会でゴールまで辿り着けず「降りてしまう」と言う致命傷を度々負う私が、
何故、会社人生ではここまで大過なく、やってこれたのだろうか。
いや、大過なく、は語弊があるが、致命傷は追わず、自主退職まで走り切った。
それは諫めてくれる仲間たちがいたからだろう。

伊藤忠を辞めてこれからは単独の動きが多くなるのは明らか。
さて、どうしたものか。
誰がこの無謀な私にブレーキをかけてくれるのだろうか。

兎に角、人の意見は聞くようにしよう。
(話は聞いてくれるがその後反論してくる) 「Yes, Butの冨原さん」と言われる私だが
自分としては「参考にしているつもり」ではある。

そして勉強、勉強、また勉強である。先ずは知識を蓄えるべき。
業界本購入第2弾、思い切って今度は8冊購入、計12冊。
加えてゲストハウスやオンライン起業の本も買う。
人生108歳計画、72歳までは積極的に攻める。
逆算するとあと15年しかない。時間はあるようでない。
未知の世界への挑戦。先ずはお勉強である。



execution time : 0.005 sec