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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/10/31 8:42:30)

feed <飛丸日記 11月15日> 「メイク・ドラマ」 プロジェクト (2024/1/3 6:14:49)
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240103B-06AT-「メイクドラマ」プロジェクト

9月の50日祭以来、11月8日から20日まで、静岡に帰省する。
(株)トミハラ「第23回帰省会議」である。
ブルネイ駐在時代、またコロナ期間中、今までは何かない限りは年に2回帰省していた。
よし、これからは2か月に一回にしよう。

個人面接と上司が同席するライン面接、組織ごとの会議、全社員集会を行う。
そして必要に応じ取引先回り。
とある組織の会議でのひと幕。
「ところで奥さんは帰って来られたんですか?」
「いや、実は、9月に犬が亡くなったとの連絡があったんだけど、
 いつ帰って来るのかわからない。」
「もうそのまま帰って来ないのでは。お互い別居が一番ですよ。」
何を失礼な! と思いながらも言い返せない。
本当にいつ帰って来るのかわからない。
いやそもそも、「夫婦生活、長持ちの秘訣は、適切な距離を保つこと。
 適切な距離とは最大限の距離、すなわち別居である。」
 と言っていたのは私である。

「『卒婚』」って言葉があるのをご存じですか? それでいいじゃないですか。」
「行っても家に入れてくれなかったら、家の前でテントを張ったらどうですか。」
後輩達にも話す。いろいろなところから茶々が飛ぶ。

んんん、まあ、兎に角、話し合いが必要だな。
「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」とはいかない性格の私。
よし、会いに行こう!
マイレージを使い福岡往復の航空便を予約する。

十数年前に参加した、後輩のE嬢の結婚式をふと思い出す。
新郎がマラソンをして、新婦への気持ちを確かめようとするビデオが流された。
まあ、今更だが、自転車で走りながら、改めて結婚というものを考えるのも悪くないな。
よし、出会いの地、大阪から嫁さんがいる福岡まで、自転車で会いに行こう。
軟弱である。距離を測って、直ぐに断念、計画を変更する。
大阪は距離があり過ぎる。岡山にしよう。
岡山まで車で自転車を運び、そこから福岡まで自転車で行こう。

かくて「メイク・ドラマ」プロジェクトを計画する。
一晩で行程を決め、道中のホテルの手配まで終える。
翌日、社員さんに話す。
皆さん興味津々、いや、野次馬状態。いや、基本は反対。
「そんな自分勝手な行動、私なら来られても迷惑です。」

スタートは12月22日、まだ一か月ある。
頭を冷やす時間は一杯ある。本当に実行に移すかは、のんびりと考えよう。

以前の同僚には「劇場型人生」と言われている私。見ていて飽きない、と。
そう言えば、昔嫁さんには「イベント人間」と言われていた。
このプロジェクトがどうなったかはまたの機会に。
以上、全9話、一旦完結。


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