ホーム >> RSSセンター >> ADTR

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 風と雲と 風と雲と (2024/12/24 14:07:52)

feed ADTR (2024/1/15 22:26:01)
10月17日分。

連休2日目。予定通り安達太良紅葉登山。
初日に自転車で米沢を巡り、2日目に登山を選択。
20231017 adtr
2日ともに強風予報だが^^;

2日目の方が強風の予報だが、初日の方が雨雲に近い
ということもあって2日目に選択。
予報は20m/s以上だが多少盛ってるだろ?位の感覚でいた。
悪目の予報からましな方に外れるのは許される感の予報だろうと。
温泉入って車中泊は道の駅 つちゆで。
登山口のあだたら高原スキー場へ数キロの距離だ。

朝、けたたましいサイレンで目が覚める。
20231017 g9 (1)
早朝から事故か 結構大掛かりだったようで

それはさておき、山に向かおうか。
寒さを危惧していたがそれ程の寒さではなく助かった。
20231017 g9 (3)
20231017 g9 (4)
20231017 g9 (2)
あとは崩れないでくれればね

登山口で準備をする。予報では山頂付近は2℃
と言う事なので一応真冬装備も仕込んでおく。
靴は昨日購入したシューズだ。
靴については結論から書くと、この靴で十分だった。
20231017 g9 (5)
お手頃価格ではあったがバッチリ事足りた^^

むしろ軽くて歩きやすいのでこの靴の方が良いかも。
がっちり固めた登山靴は重量もあり軽快感が薄い。
靴底の堅牢製は重量を背負った場合には有効だが
日帰り軽量スタイルではオーバースペックなのだろう。

さて登っていこうか。
20231017 g9 (8)
20231017 g9 (7)
登山口付近では色づき始め

ロープウェイはまだ動いていない時間。
紅葉シーズンで混むだろうから使うつもりはないけどね。
20231017 g9 (6)
20231017 g9 (9)
ロープウェイに沿って登っていく

20231017 7c (1)
少し上れば色づきが出てきそうだ

優しめの登りがゆったりと続く道。
風も弱く予報に脅されたようだ。
20231017 g9 (11)
ところどころ泥濘はあったが

ロープウェイ駅を過ぎたあたりから視界が開けてくる。
山肌一面に紅葉が見られる。
20231017 g9 (12)
20231017 g9 (14)
20231017 g9 (13)
20231017 g9 (16)
丁度中間地点が薬師岳だ

磐梯吾妻スカイラインの浄土平に登りに行く時に
よく目にした『智恵子抄』(ちえこしょう)。
詩人の高村光太郎が1941年に龍星閣から出版した詩集である。
光太郎が智恵子を知ってから、智恵子が死ぬまでの30年間にわたる
作品を集めた。「あどけない話」「樹下の二人」「レモン哀歌」
などを含み、最も純粋な愛の詩集である。
で、彼の地がここらしい。
20231017 g9 (17)
20231017 g9 (18)
ほんとの空を見ることができた

山頂付近は雲が張ってきているが・・・。
20231017 7c (3)
20231017 7c (2)
あそこが乳首山(ちちくびやま)とも呼ばれる山頂だ

さて、あと少し上れば山頂だ。
20231017 g9 (19)
20231017 g9 (20)
20231017 g9 (21)
20231017 g9 (22)
20231017 g9 (23)
20231017 g9 (24)
東斜面は日が当たっていて紅葉がとてもよかった^^

樹林帯を抜けて山頂に近づくにつれ風が強くなる。
下から見て分かっていたが雲が掛かっている訳で^^;
20231017 g9 (25)
20231017 g9 (26)
夢の中のように不明瞭な岩峰が浮かび上がってくる

安達太良山登ったぜ!
20231017 g9 (27)
周りは真っ白だが・・・

雲が取れる瞬間で数枚写真に収める。
20231017 g9 (28)
20231017 7c (4)
そして風が凄い事になっている

紅葉を見たかった安達太良山に来たもう一つの
目的は沼ノ平火口を見たかったからだ。
その沼ノ平火口は牛の背と呼ばれる稜線の
所から見える。
20231017 7c (5)
牛の背はその先なのだが・・・

稜線歩きは山頂から数百メートルの距離なのだが、
ここが風の通り道。
北西の風が火口の地形で収束されて恐ろしい勢いで
吹き抜けていく通り道になっていた。
20231017 7c (7)
20231017 7c (6)
もう少しで火口が拝めそうだが・・・

いや、ちと待て。
この強風は・・・危険だ。
風速20m/sどころじゃねぇ。
山頂付近で20m/sで、吹き抜けで収束しているここは
それ以上だ。
多分マイケルになれるレベルだ。
zerogura.jpg
いや そんなにカッコいいもんじゃねぇ
kyoufuu tnk
完全に アンガ田中 と同じ顔だった

冗談はさておき、
恐怖。
恐怖を感じる程の強風。
吹き飛ばされたら岩だらけ斜面を転がり落ちる。
身を守るためにしゃがみこんだ。

岩陰に隠れて強風をしのぎながら。。。
20231017 7c (9)
20231017 7c (8)
息つき弱まるタイミングでシャッターを切った

20231017 7c (10)
火口の先に裏磐梯の秋元湖が見えた

雲の動きで風を見て弱まるタイミングで稜線を抜け、
下りの登山道に逃げ込んだ。
風下側は幾らかは巻き込みもあり荒れているが
命の危険を感じる程ではなく人心地つく。
20231017 7c (12)
20231017 7c (13)
20231017 7c (11)
20231017 7c (14)
下りの東斜面は日差しもあり快適

だったのだがくろがね小屋付近の迂回路が
えらい事になっていた^^;;
20231017 g9 (29)
水路かな?

下りでまだよかったけど、こちらから半時計周りで
登ってくる人が沢山いた。
すれ違いに難儀した。
半時計周りは帰りにロープウェイで
下れるからなのだろう。その選択は。
が、この日は強風で午後過ぎまでロープウェイは
運休だったらしい。
まあ、なんというか厳しい現実だ。

下りの迂回路の悪さに辟易しながら淡々と下山。
まあ、無事に下山できたから良しとしよう。
紅葉も火口も見ることが出来たので満足であった。

真冬装備も携行して正解だった。
暴風だったがそれ程に風の冷たさはなかった。
が、体温を奪われては危険なので山頂で着込んで
対応した。
下山は日差しもあり体は暖まったが
当然温泉に入った。
20231017 g9 (30)
登山口に温泉がある素晴らしいシチュエーション!

20231017 log
20231017 map
20231017 ps

色々経験値の上がった日であった。
昼にはひと風呂浴びて帰路についた。
やはり前泊早出は流れが良い。
楽しい連休を過ごすことができた。

execution time : 0.013 sec