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link 風と雲と 風と雲と (2024/11/2 18:40:51)

feed ADTR (2024/1/15 22:26:01)
10月17日分。

連休2日目。予定通り安達太良紅葉登山。
初日に自転車で米沢を巡り、2日目に登山を選択。
20231017 adtr
2日ともに強風予報だが^^;

2日目の方が強風の予報だが、初日の方が雨雲に近い
ということもあって2日目に選択。
予報は20m/s以上だが多少盛ってるだろ?位の感覚でいた。
悪目の予報からましな方に外れるのは許される感の予報だろうと。
温泉入って車中泊は道の駅 つちゆで。
登山口のあだたら高原スキー場へ数キロの距離だ。

朝、けたたましいサイレンで目が覚める。
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早朝から事故か 結構大掛かりだったようで

それはさておき、山に向かおうか。
寒さを危惧していたがそれ程の寒さではなく助かった。
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あとは崩れないでくれればね

登山口で準備をする。予報では山頂付近は2℃
と言う事なので一応真冬装備も仕込んでおく。
靴は昨日購入したシューズだ。
靴については結論から書くと、この靴で十分だった。
20231017 g9 (5)
お手頃価格ではあったがバッチリ事足りた^^

むしろ軽くて歩きやすいのでこの靴の方が良いかも。
がっちり固めた登山靴は重量もあり軽快感が薄い。
靴底の堅牢製は重量を背負った場合には有効だが
日帰り軽量スタイルではオーバースペックなのだろう。

さて登っていこうか。
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登山口付近では色づき始め

ロープウェイはまだ動いていない時間。
紅葉シーズンで混むだろうから使うつもりはないけどね。
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ロープウェイに沿って登っていく

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少し上れば色づきが出てきそうだ

優しめの登りがゆったりと続く道。
風も弱く予報に脅されたようだ。
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ところどころ泥濘はあったが

ロープウェイ駅を過ぎたあたりから視界が開けてくる。
山肌一面に紅葉が見られる。
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丁度中間地点が薬師岳だ

磐梯吾妻スカイラインの浄土平に登りに行く時に
よく目にした『智恵子抄』(ちえこしょう)。
詩人の高村光太郎が1941年に龍星閣から出版した詩集である。
光太郎が智恵子を知ってから、智恵子が死ぬまでの30年間にわたる
作品を集めた。「あどけない話」「樹下の二人」「レモン哀歌」
などを含み、最も純粋な愛の詩集である。
で、彼の地がここらしい。
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ほんとの空を見ることができた

山頂付近は雲が張ってきているが・・・。
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あそこが乳首山(ちちくびやま)とも呼ばれる山頂だ

さて、あと少し上れば山頂だ。
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東斜面は日が当たっていて紅葉がとてもよかった^^

樹林帯を抜けて山頂に近づくにつれ風が強くなる。
下から見て分かっていたが雲が掛かっている訳で^^;
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夢の中のように不明瞭な岩峰が浮かび上がってくる

安達太良山登ったぜ!
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周りは真っ白だが・・・

雲が取れる瞬間で数枚写真に収める。
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そして風が凄い事になっている

紅葉を見たかった安達太良山に来たもう一つの
目的は沼ノ平火口を見たかったからだ。
その沼ノ平火口は牛の背と呼ばれる稜線の
所から見える。
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牛の背はその先なのだが・・・

稜線歩きは山頂から数百メートルの距離なのだが、
ここが風の通り道。
北西の風が火口の地形で収束されて恐ろしい勢いで
吹き抜けていく通り道になっていた。
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もう少しで火口が拝めそうだが・・・

いや、ちと待て。
この強風は・・・危険だ。
風速20m/sどころじゃねぇ。
山頂付近で20m/sで、吹き抜けで収束しているここは
それ以上だ。
多分マイケルになれるレベルだ。
zerogura.jpg
いや そんなにカッコいいもんじゃねぇ
kyoufuu tnk
完全に アンガ田中 と同じ顔だった

冗談はさておき、
恐怖。
恐怖を感じる程の強風。
吹き飛ばされたら岩だらけ斜面を転がり落ちる。
身を守るためにしゃがみこんだ。

岩陰に隠れて強風をしのぎながら。。。
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息つき弱まるタイミングでシャッターを切った

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火口の先に裏磐梯の秋元湖が見えた

雲の動きで風を見て弱まるタイミングで稜線を抜け、
下りの登山道に逃げ込んだ。
風下側は幾らかは巻き込みもあり荒れているが
命の危険を感じる程ではなく人心地つく。
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下りの東斜面は日差しもあり快適

だったのだがくろがね小屋付近の迂回路が
えらい事になっていた^^;;
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水路かな?

下りでまだよかったけど、こちらから半時計周りで
登ってくる人が沢山いた。
すれ違いに難儀した。
半時計周りは帰りにロープウェイで
下れるからなのだろう。その選択は。
が、この日は強風で午後過ぎまでロープウェイは
運休だったらしい。
まあ、なんというか厳しい現実だ。

下りの迂回路の悪さに辟易しながら淡々と下山。
まあ、無事に下山できたから良しとしよう。
紅葉も火口も見ることが出来たので満足であった。

真冬装備も携行して正解だった。
暴風だったがそれ程に風の冷たさはなかった。
が、体温を奪われては危険なので山頂で着込んで
対応した。
下山は日差しもあり体は暖まったが
当然温泉に入った。
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登山口に温泉がある素晴らしいシチュエーション!

20231017 log
20231017 map
20231017 ps

色々経験値の上がった日であった。
昼にはひと風呂浴びて帰路についた。
やはり前泊早出は流れが良い。
楽しい連休を過ごすことができた。

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