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薪ストーブを冷やす? (2024/1/19 15:26:46)
只今冬本番!
大活躍の我が家の薪ストーブですが…。
実は、我が家の薪ストーブは、過熱しすぎることがしばしばあります…。
そんな時は、こうやって…。
ドアを開けて、しばらく放置!
つまり、薪ストーブを冷やしているんです…。
我が家の薪ストーブは、バーモントキャスティングス社の「アクレイム」というもの。
この薪ストーブ、今ではもう生産されていませんが、エバーバーン方式という独特な燃焼方式をとっています。
この方法、効率よく、しかもゆっくりと薪を燃やすことが出来るのですが…。
欠点として、どうやら燃焼のインフレーションを起こしやすいみたいです…。
これ、どういうものかというと…。
薪の燃焼が調子よくなってくると、それに伴って、熱い空気が煙突に流れます。
この流れが強い吸い上げ「ドラフト」を作り…。
そのドラフトが更なる空気をストーブに導き、薪の燃焼を促進し、また、熱い空気を煙突に送る…。
このサイクルを繰り返して、ある程度温度が上がってしまうと、空気を絞っても、温度がなかなか下がらなくなるの
です。
そんな時は、仕方がないので…。
上のように、ドアを開けて、燃焼室の温度を下げてしまうんです。
薪ストーブの温度管理って、実はとってもシビアなものなんです。
温度が低ければ、当然、燃焼も効率よく行えず、暖かくありません。
でも、温度が高すぎた場合、ストーブを壊してしまうことになります。
コツとしては、ストーブが壊れない範囲で、出来るだけ高い温度で焚く!
ことになりますが、当然、これは「紙ひとえ」の使い方…。
だから、ちょくちょく温度が高くなりすぎたりするんですよね…。
でも、こうやってドアを開いて薪ストーブを焚いていると…。
なんだか昔の暖炉みたいで…。
これはこれで、また趣があるものです。(燃焼効率は落ちますが…。)
ちなみにこの時は、中割り薪を二本、一気に燃えないように、わざと薪を離しておいたのですが…。
それでも温度が上がり過ぎたのは、おそらく、薪の乾燥が上手くいっているからだと思います。
薪のパワーがありすぎて、過熱しすぎているんですね!
本当は、もうちょっと、追加薪の間隔をあけなければいけないんですが…。
寒いから、ついつい早めに薪を投入してしまうんです!
春になったら、ちょうどいい頃合いで、薪ストーブが焚けるんですけどね!