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link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/25 18:57:24)

feed <飛丸日記 1月31日> 「第三ステージ」 最終準備 (2024/2/13 10:38:20)
240119 伊藤忠玄関
240119 伊藤忠玄関
240126 遠隔経営 in NASA
240127 ハンググライダー in 益子
240127 ハンググライダー
240128 パラグライダー

1月12日、人生最長ロード、「目指せ福岡」から22日ぶりの帰宅。
「普通のサラリーマン」にはできない事、やりたかった事を早くも実現。嬉しい限りだ。
早期退職支援制度で、給与は大幅減だが伊藤忠には半年間在籍出来る。
次は1月末、在籍最終日までの19日間。「人生の第二ステージの締め括り」と共に
Project 10、「第三ステージ」に向けた最後の準備期間である。

因みにProject 10と言っても10番目の案件は、失敗時のバックアップである。
「No.10:1年間動いて何もうまく行かなかったら、2024年6月から再就職活動する。」
実は昨年3月には、就職斡旋会社に登録、面接もした。
面談を終わって御質問、「あのう、私は幾ら位の年収が期待できるのでしょうか?」
「1200万円位なら幾つかご紹介できますが、進めて良いですか?」
「すいません、再就職の希望日は来年6月です。実は。。。」
「それを先に言って下さい!でも退職後の期間が空くと市場価値は下がりますよ。
 800万円になっているかもしれませんから。」
お叱りを頂く。1時間以上、時間を割いて頂いたので当然か。
良し、うまく行かなかった時の対応方針も決まった。
生涯の経済的目途が付かなかったら再就職する。年収800万なら問題なし。

「1987年伊藤忠商事に入社、36年強勤務していました。
中国広東省、香港、ドバイ、ブルネイに計10年半駐在しています。
ドバイで伊藤忠中近東会社の社長をやった時以外は、ずっと化学品関連のビジネスでした。
英語に加え、中国語が少々出来ます。」
再就職の面接の出だしはこんな感じか。
恐らく今まで最終面接官も、また海外を含め200人位は採用面接をしてきた。
反対側に回るのも、これまた面白そうである。

昨年4月末の「伊藤忠リーテイルリンク(株)」出向解除後、5月半ばより伊藤忠に出社。
実質一か月の勤務では、今後の戦略を提言する宿題を頂いた。
過去の振り返りと未来の考察と共に、(株)トミハラの将来を考える為にも
貴重な時間とノウハウを学ぶ機会を得た。
その間にもお世話になった方々への挨拶周り、退社のご挨拶。
6月18日通常出社最終日、有給休暇の消化を経て、7月末をもって通常勤務を終えた。

改めて思う。伊藤忠は良い会社である。いや、良い会社になった。

1987年4月、一か月研修を経て、ゴールデンウイーク直前に配属先にご挨拶に行く。
「トミー、年末までにこれが最後の休みだと思え」
「まさか、冗談を」と思ったが、全くの事実だった。
いや正確には4日間だけ休んだ。
5月末6月頭、父方の祖母、母方の祖母が2週間で立て続けに亡くなり、土日に帰省した。
それ以外は休みなし。残業148時間、と言ってもこれは申告が許された残業時間である。
ある月に本当はどうかとこっそり記録してみると246時間やっていた。
毎日終電、土日も終電、土日の良さは10時に来ても怒られない。
とんでもないブラック企業である。
身体を壊し、ほぼ肺炎の診断。即刻入院を進められたが、上司が却下。
「トミーが抜けたらどうなるか考えてみろ」
とんでもない会社である。

なんとか生き残り、一人でやった訳ではないが、まあ、もらった給与の数倍は稼いだ。
差し引き、会社へは十分貢献できたという自負はある。
現・元社長、副社長との交流の機会もあり、サラリーマン劇場を身近に見させて頂いた。
最後は、兼業とリモートワークの先を行くリモートマネジメント(遠隔経営)を5年間。
人生の第二ステージ、伊藤忠勤務時代、十二分に堪能させて頂いた。

この間に、退社にあたり、年金の手続き、健康保険切替の手続き等を行う。
ありがたいことに早期退職支援制度利用者には、転職・起業のコンサルを1年間つけてくれる。
Project 10の10番目、お金が足りなさそうだったら、今年6月から再就職活動をする。
最後の最後まで、転職のコンサルか、起業のコンサルか、また会社の選定も行った。
何度も面談を重ね、1月末にやっと決まる。最初は起業、途中で転職に変えられる会社にした。
臨機応変、初志貫徹には拘らない。
ファイナンシャル・プランナーとの面接も行わせてくれる。合計3回実施した。

月末には 筑波山近郊に行き、Project 10の潜在パートナーの方々にご挨拶、
またこれからの計画をプレゼンする。自主企画の送別パーティも開催。
一月最後の週末にはフライヤーの方々に(株)トミハラの名刺を配り、
サラリーマン時代の最後のハングとパラでのフライトを行う。
流石に、少々感傷的、、、いや、ワクワクが続く。

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