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<飛丸日記 2月1日> 「第二回卒業旅行」 波乱の幕開け
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 2月1日> 「第二回卒業旅行」 波乱の幕開け (2024/2/15 5:01:54)
初海外、アメリカへの大学卒業旅行から36年10か月、二度目の卒業旅行を企画する。
旅行日程、フライト等を考えて、調整をしたのだが、偶然、出発日は2月1日になっていた。
「人生の第三ステージ」初日である。つくづく不思議なものだ。
ブルネイから帰国して以来、3年半ぶりの成田空港、そして海外である。
グアムで一泊して翌日早朝ミクロネシア連邦ポンペイ島へ。
人生69か国目。1日3本、計15本のダイビング三昧を計画した。
初グアム。16時過ぎにハンバーガーのランチを食べて、海岸を歩く。計8km。
愛読書「地球の歩き方」で機内で見つけたCRAKIN CRAB、
ディナーは自分へのご褒美、一人打ち上げと大奮発。蟹好きの私、大満足。
さて、支払い、と思いきや、なんと「財布がない!!!」
人生2度目の財布落とし事件。幸いな事に、いやこれぞ「匠の旅行術」。
ポンペイでは現金払いとの事だったので、グアムでUS$1500下ろす予定だったのだが
空港では交換率が悪かろうと、まだUS$300しか下ろしていなかった。
リスク・ヘッジでクレジット・カードを二か所に分けて持っていた。
大騒ぎになって最後に出て来たレストラン・オーナーは偶々ポンペイ出身。
警察への同行、落としたと思われる場所の捜索、ホテルへの送迎と親切に対応してくれた。
ありがたい限り。
ふと、伊藤忠時代の海外旅行中のトラブルを思い出す。
中国では、タクシー乗車中に「金を出せ!」を3回やられた。
「こうした時はおとなしく金を出すべき」と研修で習うのだが、やんちゃな私、後部座席からすぐ脱出した。
こうした事態を想定して、一人の時は旅行鞄をトランクに入れず常に手元において置く。
ただ3回目の時は、真っ暗な山奥でタクシーから飛び出し置き去りになり、街まで出るのが大変だった。
中国/アモイへの出張時には、ホテルに戻ると部屋中に荷物が散らばっていた。
金目の物を物色した跡だ。
貴重品は持っていたので実害はなし。ただ見つからなかった為か、徹底的に荒らされていた。
酷かったのはベトナム、ホーチミン。街中で警察に呼ぶ止められた。「パスポートを見せよ」
渡すと懐に入れて立ち去ろうとする。「おいおいおい!」流石に焦る。
「返してほしければUS$500ドル出せ」
相手は制服を着た警官である。暫し押し問答、そもそも幾らあったかと財布を出して見ると、
さっと奪われ、全ての紙幣を抜いて去って行った。無茶苦茶である。
ミラノでの思い出。モナコで開かれる国際会議に部長のかばん持ちで参加した。
駅に着くと、部長が男女5人に取り囲まれ、目にも止まらぬ速さで鞄を奪われ、散りじりに逃げていく。
呆然、一瞬の出来事。お蔭で私は部長の身元保証人として 領事館があるマルセイユに行くことが出来た。
伊藤忠時代、想い起すといろいろとあった。
ただ今回は、海外旅行初日、いや、「人生の第三ステージ」の初日である。
これからをあまり想像したくない、波乱の幕開けだ。
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<飛丸日記 2月1日> 「第二回卒業旅行」 波乱の幕開け (2024/2/15 5:01:54)
初海外、アメリカへの大学卒業旅行から36年10か月、二度目の卒業旅行を企画する。
旅行日程、フライト等を考えて、調整をしたのだが、偶然、出発日は2月1日になっていた。
「人生の第三ステージ」初日である。つくづく不思議なものだ。
ブルネイから帰国して以来、3年半ぶりの成田空港、そして海外である。
グアムで一泊して翌日早朝ミクロネシア連邦ポンペイ島へ。
人生69か国目。1日3本、計15本のダイビング三昧を計画した。
初グアム。16時過ぎにハンバーガーのランチを食べて、海岸を歩く。計8km。
愛読書「地球の歩き方」で機内で見つけたCRAKIN CRAB、
ディナーは自分へのご褒美、一人打ち上げと大奮発。蟹好きの私、大満足。
さて、支払い、と思いきや、なんと「財布がない!!!」
人生2度目の財布落とし事件。幸いな事に、いやこれぞ「匠の旅行術」。
ポンペイでは現金払いとの事だったので、グアムでUS$1500下ろす予定だったのだが
空港では交換率が悪かろうと、まだUS$300しか下ろしていなかった。
リスク・ヘッジでクレジット・カードを二か所に分けて持っていた。
大騒ぎになって最後に出て来たレストラン・オーナーは偶々ポンペイ出身。
警察への同行、落としたと思われる場所の捜索、ホテルへの送迎と親切に対応してくれた。
ありがたい限り。
ふと、伊藤忠時代の海外旅行中のトラブルを思い出す。
中国では、タクシー乗車中に「金を出せ!」を3回やられた。
「こうした時はおとなしく金を出すべき」と研修で習うのだが、やんちゃな私、後部座席からすぐ脱出した。
こうした事態を想定して、一人の時は旅行鞄をトランクに入れず常に手元において置く。
ただ3回目の時は、真っ暗な山奥でタクシーから飛び出し置き去りになり、街まで出るのが大変だった。
中国/アモイへの出張時には、ホテルに戻ると部屋中に荷物が散らばっていた。
金目の物を物色した跡だ。
貴重品は持っていたので実害はなし。ただ見つからなかった為か、徹底的に荒らされていた。
酷かったのはベトナム、ホーチミン。街中で警察に呼ぶ止められた。「パスポートを見せよ」
渡すと懐に入れて立ち去ろうとする。「おいおいおい!」流石に焦る。
「返してほしければUS$500ドル出せ」
相手は制服を着た警官である。暫し押し問答、そもそも幾らあったかと財布を出して見ると、
さっと奪われ、全ての紙幣を抜いて去って行った。無茶苦茶である。
ミラノでの思い出。モナコで開かれる国際会議に部長のかばん持ちで参加した。
駅に着くと、部長が男女5人に取り囲まれ、目にも止まらぬ速さで鞄を奪われ、散りじりに逃げていく。
呆然、一瞬の出来事。お蔭で私は部長の身元保証人として 領事館があるマルセイユに行くことが出来た。
伊藤忠時代、想い起すといろいろとあった。
ただ今回は、海外旅行初日、いや、「人生の第三ステージ」の初日である。
これからをあまり想像したくない、波乱の幕開けだ。
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