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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/5/16 17:59:42)

feed ワールドカップスーパーファイナルin ブラジル9日目 (2024/3/15 9:28:33)
今日も快晴の朝です。天気予報はいつも同じだけど、朝が快晴だと大抵コンディションがいいので期待できます。

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車のない選手がほとんどなので、このトラックに積み込んでテイクオフに持ってきてもらいます。これを降ろすのが大変。軽い装備の人は18キロくらいだけど、重い人だと30キロ近いです。日本人は軽量パイロットが多いので装備が重く、降ろすのを手伝ってくれる人には評判が悪いです。なので、って訳でもないのですが、毎朝、徳を積むためにグライダー降ろしを手伝っています。今日も働いたなー。

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今日はいいコンディションが予想されるので長めの92キロとなりました。ただ・・・テイクオフの風向きがフォロー。サイドの風になったときにエイや!って出る感じなので渋滞が予想され、ゲートオープンからスタートまで2時間とることになりました、スタートは13:15といつもより1時間以上遅く、でもタスク距離はいつもより長め。.。モタモタしてたらコンプリートできないかも。。。

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テイクオフはやっぱりポツンポツンとしか出れなくて、かなり順番待ったあと、自分の番で2回失敗、3回目でようやく出れて、もうもう大汗かきまくりでした。でも出た後はさささーって雲底までつくことができ、しばし涼んでクールダウンできました。一昨年だっけ?雲の横フライトはペナルティってルールになって減点されたけど、今はそのルールはなくなって雲の横で遊びたい放題です。涼しくて気持ちよかったー。なんなんだったんですかね、あのルール。。

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さてレース、スタート直後は一瞬遅れたんだけど、その後にいい上げに当たって一気に挽回、トップグループを上から抜かして10人くらいのトップグループになりました、と先を見たら1機だけめちゃ先行してて、ガツーって上げているので追いかけて下に入って上を見上げたら、神々しいゼッケン1番オノラン様ではありませんか。上げ切ってまた一人で先行、後ろを顧みることなし。いやー、ほんとにすごいです。上げていると鳥が寄ってくるのか、遠くからでも鳥が見えるのか、いつも鳥と上げているんですよ。もうほんとに鳥と一緒です。これは追っかけるしかない、って感じでオノラン様を追っかけて爆走、5分間くらい2番手を走ることができました。いい経験させてもらいました。その後、オノラン様は独走するも我々のグループはやがて大集団に飲み込まれ、最終パイロンに向かいました。このあたりから日が傾きだし、上昇はゆるゆる、進みもゆっくりになって、どんどん後続に追いつかれ、そりゃあもうごっちゃ混ぜ大集団でゴールへと向かいだしました。あと10キロ、到達予想高度はまたしてもー200m、でも昨日と雰囲気は全然違います。日が傾いてる。途中で上げないと届かなそうなんだけど、集団心理なのか同高度の人が回さないとみんな回さずにずんずん進むので、右も左も囲まれてて回したいのに回せません。うううー、行けるのか?しかし進んだ先にサーマルはなく、敢え無くゴール手前2キロで撃沈となりました。無念です。今日こそ用心深く回す日だったのにー。ダメなときってこんなもんですね。ゴール者はたったの17人。大チャンスの日でしたのにものにできませんでした。がっくしです。

チャンスをものにできなかった結果はこちらから

成績はイマイチだったんですが、途中の飛びはかなりいけてたな、フムフムって自己満足してたんですが、回収されたバスの中でオグデンさんに「ケイコ、ナイスファイトだったよ」って褒められちゃいました!やったぁ。成績はついてきませんが、飛びは少しずつ良くなってるようです。残り2日、悔いなく安全に頑張りたいと思います!

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