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link 飛行中年 飛行中年 (2024/12/25 18:57:24)

feed 人力飛行機「ストーク」見学! (2024/4/6 8:22:54)

ヒロサワシティー…。

茨城県筑西市にあるこの施設。

この施設の中の「ユメノバ」というところで、

いろいろな乗り物などを展示したテーマパークがあるのですが、

その施設の中の航空航空博物館には…。

伝説の人力飛行機「ストーク」が展示されています!

 

この人力飛行機。

今から約45年前に、日本大学理工学部の学生によって…。

飛距離の世界記録を作るために作られた機体です。

そして、その目的は、見事に成し遂げられました。

 

私も、実物を見るのは初めて!

…。というよりも、まさかこの伝説の人力飛行機が保存されていたなんて、つい最近まで知りませんでした!

ネットでいろいろと調べていた際に、偶然その存在を知ったのです。

 

このストーク、じっくりと見させていただきましたが…。

とにかく、予想以上に完成度が高く、驚いてしまいました!

毎年、琵琶湖で多くの人力飛行機を見ている私ですが、現在の人力飛行機よりも、むしろ、構造的には完成度が高い

です!

まだ、カーボンなどの複合材がなかった時代…。

バルサ材や、ヒノキ、和紙などの天然素材だけを使って、この人力飛行機は作らたのですが…。

とにかく、細部にわたって妥協を一切せず、大変な手間をかけて作られたことが分かります。

写真は、その構造を分かりやすくするために作られたものですが…。

約、10㎝間隔で配されたリブ(翼の断面系を維持するための小骨)は、すべてバルサ材で出来ており、一つの重さ

はなんと6グラム!

トラス構造による、大変手間のかかったものです。

ちなみに、現在の人力飛行機では、これはスタイロホームをニクロム線で切り取ったものが主流になっています。

手間のかけ方が段違いなんですね!

また、翼の主桁はヒノキとバルサ材によって作られていますが、内部にはトラス材が持ち入れられています。

大変な手間のかけようです。

この部材は、現在はカーボンパイプを使っていますね!

この人力飛行機の説明をするために、写真の模型を作ってくださったことには感謝です!

とても分かりやすいです。

そんな、軽くするための妥協しない努力の結果、このストークの重量は約35キログラム!

天然素材を使った機体で考えると、驚異的な軽さです。

 

今、人力飛行機を作られている方、並びに、これから人力飛行機を作ろうと考えている方は…。

一度、ここ「ユメノバ」に来て、このストークを見ることを、是非お薦めいたします。

 

また、この「ユメノバ」は、他にも、貴重な飛行機や、グライダー、バイクにクラシックカー、それに汽車なども展

示されており、とても楽しい空間になっています。

ご興味のある方は、一日かけてみることをお薦め致します!

 


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