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ツリーラン講習(まとめ)
グランボレパラグライダースクール
(2024/12/25 18:57:51)
ツリーラン講習(まとめ) (2024/4/14 20:38:10)
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ツリーラン講習(まとめ) (2024/4/14 20:38:10)
13日(土曜日)・14日(日曜日)はツリーラン講習にご参加いただきありがとうございました。初めて聞く名前の道具だった。持っているけど買い替えたほうがよかったなど。道具についても新しい知識がたくさんありましたので、実際にシミュレーションしながらまとめます。
今回使用したツリーラン自己脱出用の装備はオーストラリア・マニラXCキャンプの時に準備した装備をそのまま使っています。装備を持って炎天下を歩いたり有刺鉄線のフェンスを越えたりする必要があるのでできるだけ軽くしたい。ただし必要なものは収納して必要な時には取り出せなければいけません。そんなつもりで写真付きレポートを読みながら必要な装備をご自身でも考えてみてください。そうそう、わからなければ絶対に焦って購入しないほうが良いですからね。いつでも相談に乗りますのでお気軽にどうぞ。
このセットがハーネスの中に収まっていますが、僕の場合(スープエアーデライト4)は最初に使用する自己確保用(落っこちないようにするアレね)のスリングはハーネスに最初から収納されています。まずはこれを樹木にタイオフするなどして自己確保します。そして一息入れると。脱出するにせよ、救助を要請するにせよまずは自分が落っこちないようにしてからということですね。ハイドレーションは必須装備なのはいうまでもありません(ペットボトルなどは、まあ取り出せないですよね。)
落ち着いてよく観察して自己脱出が可能だと判断したら道具を全て取り出します。道具はすべてハーネス下部のポケットに専用ポーチにいれて収納しています。とりだしたら落とさないように、ハーネスの肩ベルトなどを利用して引っ掛けておきます。
先ほどはあくまでもパラグライダーのハーネスが落っこちないための一時的な自己確保でした。救助要請ならコレで十分。あとは水と食料とモバイルバッテリーの出番です。コレら3つも必須装備!
ここから脱出のための装備装着とシステム構築を行います。すべてのシステムの基本となるパーソナルアンカーシステムの装着。自己確保のセット。懸垂下降するためのロープの支点をセット。今回はスリングの長さの違いを表現するため2本使用して自己確保用を長く。下降支点用を短くセットすることで写真として見た目をわかりやすく表現しようとしています。下降デバイス(エイト環)のセット。下降デバイス(エイト環)のバッアップのためのフリクションヒッチ(マッシャー)のセットまで手際よく進めていきます。実際なんども練習しました!
脱出(懸垂下降)に移る前にもう一度すべてのカラビナロックを指差し確認します。
ハーネスのレッグベルトはここで初めて外します。外したら、ようやく外へショックがないようにパラグライダーのハーネスから外にでます。
万が一を考えてエイト環とフリクションヒッチが完全に動作しているのを確認してから自己確保を外すようにしています。ここは論点になっているところですので絶対の正解はありません、コレという答えは残念ながらないんです。確保を最後まで外さないメリットは絶対に地面に落ちないことです。反面、この時にシステム構築上に誤りがあって自己確保に体重がかかるとその自己確保を外すことはできず懸垂下降を継続することはできません。
あとは制動手、この場合右手をブレーキ。左手でフリクションヒッチを緩めながらとにかくゆっくりと懸垂下降します。
フリクションヒッチが正常に動作しているので止まることもできます。途中で枝をどかしたりすることもできます。
おさらいとまとめ。
やさしい練習が大事。
頻度が大切。
自分の道具で。
適切な道具で。
知識と道具も時々アップデートしましょう!
グランボレのフライヤーズテラスなら優しい練習にすぐ挑戦できます。
ちょっとやってみるという気持ちで失敗を恐れずにトライしましょう!
あとは言うまでもないですが脱出しないで済むのなら救助をちゃんと待つことです!
今回使用したツリーラン自己脱出用の装備はオーストラリア・マニラXCキャンプの時に準備した装備をそのまま使っています。装備を持って炎天下を歩いたり有刺鉄線のフェンスを越えたりする必要があるのでできるだけ軽くしたい。ただし必要なものは収納して必要な時には取り出せなければいけません。そんなつもりで写真付きレポートを読みながら必要な装備をご自身でも考えてみてください。そうそう、わからなければ絶対に焦って購入しないほうが良いですからね。いつでも相談に乗りますのでお気軽にどうぞ。
このセットがハーネスの中に収まっていますが、僕の場合(スープエアーデライト4)は最初に使用する自己確保用(落っこちないようにするアレね)のスリングはハーネスに最初から収納されています。まずはこれを樹木にタイオフするなどして自己確保します。そして一息入れると。脱出するにせよ、救助を要請するにせよまずは自分が落っこちないようにしてからということですね。ハイドレーションは必須装備なのはいうまでもありません(ペットボトルなどは、まあ取り出せないですよね。)
落ち着いてよく観察して自己脱出が可能だと判断したら道具を全て取り出します。道具はすべてハーネス下部のポケットに専用ポーチにいれて収納しています。とりだしたら落とさないように、ハーネスの肩ベルトなどを利用して引っ掛けておきます。
先ほどはあくまでもパラグライダーのハーネスが落っこちないための一時的な自己確保でした。救助要請ならコレで十分。あとは水と食料とモバイルバッテリーの出番です。コレら3つも必須装備!
ここから脱出のための装備装着とシステム構築を行います。すべてのシステムの基本となるパーソナルアンカーシステムの装着。自己確保のセット。懸垂下降するためのロープの支点をセット。今回はスリングの長さの違いを表現するため2本使用して自己確保用を長く。下降支点用を短くセットすることで写真として見た目をわかりやすく表現しようとしています。下降デバイス(エイト環)のセット。下降デバイス(エイト環)のバッアップのためのフリクションヒッチ(マッシャー)のセットまで手際よく進めていきます。実際なんども練習しました!
脱出(懸垂下降)に移る前にもう一度すべてのカラビナロックを指差し確認します。
ハーネスのレッグベルトはここで初めて外します。外したら、ようやく外へショックがないようにパラグライダーのハーネスから外にでます。
万が一を考えてエイト環とフリクションヒッチが完全に動作しているのを確認してから自己確保を外すようにしています。ここは論点になっているところですので絶対の正解はありません、コレという答えは残念ながらないんです。確保を最後まで外さないメリットは絶対に地面に落ちないことです。反面、この時にシステム構築上に誤りがあって自己確保に体重がかかるとその自己確保を外すことはできず懸垂下降を継続することはできません。
あとは制動手、この場合右手をブレーキ。左手でフリクションヒッチを緩めながらとにかくゆっくりと懸垂下降します。
フリクションヒッチが正常に動作しているので止まることもできます。途中で枝をどかしたりすることもできます。
おさらいとまとめ。
やさしい練習が大事。
頻度が大切。
自分の道具で。
適切な道具で。
知識と道具も時々アップデートしましょう!
グランボレのフライヤーズテラスなら優しい練習にすぐ挑戦できます。
ちょっとやってみるという気持ちで失敗を恐れずにトライしましょう!
あとは言うまでもないですが脱出しないで済むのなら救助をちゃんと待つことです!
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