ホーム
>>
RSSセンター
>>
国民宿舎リターン!
falsadaフライトブログ
(2024/11/1 21:06:26)
国民宿舎リターン! (2024/5/14 21:34:45)
RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |
国民宿舎リターン! (2024/5/14 21:34:45)
44期のだいきです。
この前のGWに初めて板敷から飛んで筑波山の麓まで行けました!
ずっと目標にしてたことが達成できたので、フライトの反省もかねてブログを書こうと思います。
この日は晴れて穏やかな南西風のコンディションだったと思います。
①テイクオフ〜ひと上げ
トンビがTO近くで上げたのを見て、11:50に一番初めにテイクオフしました。リフトはあるもののすぐには上がらず5分ほどTO付近で粘って、尾根沿いの北側に行ったところでプラス2m/s前後のサーマルにヒットして1100mくらいまで上がりました。その後吾国山まで行ってみるもののサーマルはなく、結局TO上でまたヒットして900mから1300mまで上がりました。このときのログを見ると1100mくらいで流され方が微妙に変わっているので、1回目のサーマルではこの層の違いでリフトを見失ってしまっていたのかもしれません。
②足尾へ発射
風車を見るとかなり西風っぽく見えたので加波山を経由しないことを決め、北へ流されながら1350mまで上げた後に12:20頃足尾へ発射しました。TO付近通過時で1200m、お富士付近で1050m、最初は順調だったのですが、県道64号に差し掛かるくらいで足尾山系の被りの影響を受けて沈みっぽく沈下率-2m/sほどになってしまいました。特に猿壁の手前から風の収束と被りの影響を強く受けて、全然進まない上に-3m/sの沈下率となり、猿壁をようやく越える頃には500mを切ってしまいました。6.5kmの道のりに対して850mの消費で、L/Dは7.6でした。こう見るとアゲインストとしては普通ですが、最後の被りを受けた範囲に限るとL/Dは6を切っていました...
③復活から筑波山方面へ
右手に足尾のTOを見上げながら「このままタイヤランに降りてしまうのだろうか」と不安になりつつ進むとなんとかパラ前に400mで着くことができ、そこからプラス1m/s弱のサーマルで流されながら猿壁に600mで戻ってきました。ひとまずアントンさんの言う「1300mからのぶっ飛び」を免れて本当にホッとしました...。そこからすぐそばにプラス2m/s前後の立ち上がったサーマルを見つけ、1200m弱まで上昇し、ひとまず猿鉄塔付近で上がっている機体を目指してグライドしました。稜線沿いに飛ぶとあまり落ちることなく、950mで猿鉄塔に到着。鉄塔の真上にサーマルがあり1150mまで上昇して、そのまま4km先の筑波山に向けてグライドしました。今まで地上から見上げるだけだった筑波山が間近に見えとても嬉しい気持ちでしたが、国民宿舎あたりで1000mを切り、この高度でこれ以上筑波山に近づくと南西風の被りを受けてしまうだろうと考えて引き返しました。思えばこのとき駐車場あたりまで行ってみてもよかったのかも...?
④足尾でわちゃわちゃ
国民宿舎で引き返したのがTOしてからおよそ1時間の13:00頃。そこから14:00までの1時間、なんとか高く上げて筑波山頂上空に行きたいと思って足尾でわちゃわちゃとしていましたが、結局足尾TO付近で1000m程度までしか上げることができず筑波山リベンジは叶いませんでした。他の機体をみても同じ程度しか上がっておらず、段々と上限が下がってきていたのかもしれません。途中500mまで下がって焦ったりもしましたが難なく復活でき、足尾のサーマルの豊富さを実感しました。この時の反省としては、稜線の少し西側に出てサーマルを探してもよかったのかなと思っています。実際、猿鉄塔付近には安定してサーマルはあるのですが、稜線の風下側となっているので空気が淀んでいるような感じがして若干ソアリングがしづらかったです。
⑤板敷への帰還
サーマルの上限が少しずつ下がっている気がして、このまま足尾に居続けても仕方がないと感じたのでデコ山上で900mから板敷に帰ることに決めました。そのまままっすぐ帰るのも勿体無いので、真東に3kmほど進んで瓦会小学校あたりを600mで通り(L/D:10)、そこから4.5km先の板敷LDへ直行し250mほどで到着しました(フォローL/D:13)。このとき14:20ごろでした。
⑥その後
高度も無いし降りようと思ったのですが、LDの吹き流しを見るとなぜか北風になっており、南風になるまで待とうと思い何とか上げ直してトップアウトしました。ちなみにこのときの流され方は普通に南風でした。TO付近に来たときにあかねが手を振ってくれて嬉しかったです。その後は意外と条件が良く、サーマルは豊富でしたし上限も1000m以上で、なんだかんだで15:30まで1時間以上飛びました。
今回の反省点
・足尾に到達するとき高度がギリギリだった(もっと良いコース取りがあったかもしれない)
・足尾付近で1200mより上げられなかった。板敷で1300m以上上がったのだから足尾でも本当は上げられたのでは?
・猿鉄塔で上げた後、筑波山付近でサーマルポイントを探せなかった。板敷LDに帰りたくて慎重になっていたが、低くなっても猿鉄塔でまた上げられると信じてもう少し動いても良かったかも。
反省すべき点はいろいろとありますが、久々にこんなに長い時間飛べて、行ったことがないところにも行けて、とても楽しいフライトでした。少しずつできることが増えて飛べる世界が広がっていく感じがハングの魅力だなと改めて感じています。
今後は今回取れなかった筑波山山頂もリベンジしたいですし、いつかは盆地一周もしてみたいなと思ってます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。なにかアドバイスがあればコメントをもらえると嬉しいです!
この前のGWに初めて板敷から飛んで筑波山の麓まで行けました!
ずっと目標にしてたことが達成できたので、フライトの反省もかねてブログを書こうと思います。
この日は晴れて穏やかな南西風のコンディションだったと思います。
①テイクオフ〜ひと上げ
トンビがTO近くで上げたのを見て、11:50に一番初めにテイクオフしました。リフトはあるもののすぐには上がらず5分ほどTO付近で粘って、尾根沿いの北側に行ったところでプラス2m/s前後のサーマルにヒットして1100mくらいまで上がりました。その後吾国山まで行ってみるもののサーマルはなく、結局TO上でまたヒットして900mから1300mまで上がりました。このときのログを見ると1100mくらいで流され方が微妙に変わっているので、1回目のサーマルではこの層の違いでリフトを見失ってしまっていたのかもしれません。
②足尾へ発射
風車を見るとかなり西風っぽく見えたので加波山を経由しないことを決め、北へ流されながら1350mまで上げた後に12:20頃足尾へ発射しました。TO付近通過時で1200m、お富士付近で1050m、最初は順調だったのですが、県道64号に差し掛かるくらいで足尾山系の被りの影響を受けて沈みっぽく沈下率-2m/sほどになってしまいました。特に猿壁の手前から風の収束と被りの影響を強く受けて、全然進まない上に-3m/sの沈下率となり、猿壁をようやく越える頃には500mを切ってしまいました。6.5kmの道のりに対して850mの消費で、L/Dは7.6でした。こう見るとアゲインストとしては普通ですが、最後の被りを受けた範囲に限るとL/Dは6を切っていました...
③復活から筑波山方面へ
右手に足尾のTOを見上げながら「このままタイヤランに降りてしまうのだろうか」と不安になりつつ進むとなんとかパラ前に400mで着くことができ、そこからプラス1m/s弱のサーマルで流されながら猿壁に600mで戻ってきました。ひとまずアントンさんの言う「1300mからのぶっ飛び」を免れて本当にホッとしました...。そこからすぐそばにプラス2m/s前後の立ち上がったサーマルを見つけ、1200m弱まで上昇し、ひとまず猿鉄塔付近で上がっている機体を目指してグライドしました。稜線沿いに飛ぶとあまり落ちることなく、950mで猿鉄塔に到着。鉄塔の真上にサーマルがあり1150mまで上昇して、そのまま4km先の筑波山に向けてグライドしました。今まで地上から見上げるだけだった筑波山が間近に見えとても嬉しい気持ちでしたが、国民宿舎あたりで1000mを切り、この高度でこれ以上筑波山に近づくと南西風の被りを受けてしまうだろうと考えて引き返しました。思えばこのとき駐車場あたりまで行ってみてもよかったのかも...?
④足尾でわちゃわちゃ
国民宿舎で引き返したのがTOしてからおよそ1時間の13:00頃。そこから14:00までの1時間、なんとか高く上げて筑波山頂上空に行きたいと思って足尾でわちゃわちゃとしていましたが、結局足尾TO付近で1000m程度までしか上げることができず筑波山リベンジは叶いませんでした。他の機体をみても同じ程度しか上がっておらず、段々と上限が下がってきていたのかもしれません。途中500mまで下がって焦ったりもしましたが難なく復活でき、足尾のサーマルの豊富さを実感しました。この時の反省としては、稜線の少し西側に出てサーマルを探してもよかったのかなと思っています。実際、猿鉄塔付近には安定してサーマルはあるのですが、稜線の風下側となっているので空気が淀んでいるような感じがして若干ソアリングがしづらかったです。
⑤板敷への帰還
サーマルの上限が少しずつ下がっている気がして、このまま足尾に居続けても仕方がないと感じたのでデコ山上で900mから板敷に帰ることに決めました。そのまままっすぐ帰るのも勿体無いので、真東に3kmほど進んで瓦会小学校あたりを600mで通り(L/D:10)、そこから4.5km先の板敷LDへ直行し250mほどで到着しました(フォローL/D:13)。このとき14:20ごろでした。
⑥その後
高度も無いし降りようと思ったのですが、LDの吹き流しを見るとなぜか北風になっており、南風になるまで待とうと思い何とか上げ直してトップアウトしました。ちなみにこのときの流され方は普通に南風でした。TO付近に来たときにあかねが手を振ってくれて嬉しかったです。その後は意外と条件が良く、サーマルは豊富でしたし上限も1000m以上で、なんだかんだで15:30まで1時間以上飛びました。
今回の反省点
・足尾に到達するとき高度がギリギリだった(もっと良いコース取りがあったかもしれない)
・足尾付近で1200mより上げられなかった。板敷で1300m以上上がったのだから足尾でも本当は上げられたのでは?
・猿鉄塔で上げた後、筑波山付近でサーマルポイントを探せなかった。板敷LDに帰りたくて慎重になっていたが、低くなっても猿鉄塔でまた上げられると信じてもう少し動いても良かったかも。
反省すべき点はいろいろとありますが、久々にこんなに長い時間飛べて、行ったことがないところにも行けて、とても楽しいフライトでした。少しずつできることが増えて飛べる世界が広がっていく感じがハングの魅力だなと改めて感じています。
今後は今回取れなかった筑波山山頂もリベンジしたいですし、いつかは盆地一周もしてみたいなと思ってます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。なにかアドバイスがあればコメントをもらえると嬉しいです!
execution time : 0.005 sec