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ご存知メーベに乗って北に向かう名場面、Vstallタイプの一枚翼、リジットの上面にパイロットが乗るタイプ、水平を保つジャイロ性能は秀逸。単発ジェットエンジンは一晩中高速で飛べる高燃費、翼構成はカーボンのトラスト？、それとも最中で張り合わせか。
操縦は離陸後はオートパイロットらしいが、星座を見ながら有視界飛行にも見える。
先日、タイの水掛け祭りに合わせて催されたXCミーティングに参加、２００人中半数はクロカンビギナーと思われるイベント。
イベント中のルールはひとつ、北に向かって飛ぶこと


簡単な空域説明、１５０キロ北へ行くと空港があるから迂回するようにと、皆さん真剣に聞いてます。
果たして何人が辿り着くことやら

エリアで１７００ほどで雲底到着、北に向かって出発です。周りは靄って何も見えないし、地上もうっすら。先行した機体は影すら見えなくなる

チームのS女史と一緒にグライド、フラットランドはサーマルポイントの見当がつかない。数機で移動するのが鉄則、７０キロ手前でS女史は敢え無くランディング。
ギアを入れ換えてスピードモードで先を急ぎます

程なく１００キロを越えて2500まで上げちぎってグライドを長〜く取ります。
村の風下で太鼓の音に混じって高度を稼ぎ先へ

18時過ぎには１６０キロを越えてファイナルグライド、空港CTRを迂回しながら距離を伸ばす

１７０キロ程で民家の近くにランディング、農作業終了したおじさんに村の外れまで送ってもらう。
待ってる間に陽はとっぷりと暮れて ８時間半のフライトは終了してのです。
北の空にはシリウスが瞬き始めます。