ホーム >> RSSセンター >> アジア・オセアニア選手権 5日目

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/12/25 18:57:33)

feed アジア・オセアニア選手権 5日目 (2024/6/12 7:43:07)
5日目のコンデイションは快晴。雲は、朝のうち高層が少しあるけれでも午後にはなくなるとの予想。風もそう強くはなく、上昇気流も強くはないけど、タスクをするには十分とのことで、67.3kmのジグザグと南東方向に下っていくタスクとなりました。

20240611-1.jpg
昨日、女子トップだったのでデイリートップ賞のサングラスゲット!でも平たい顔仲間の韓国の製品なのに鼻のところの上げ底?が付いてない。。。眼鏡屋さんでつけてもらわなくちゃです。

20240611-6.jpg
コンデイションはといいますと、スタート前は結構荒れてました。テイクオフも吹きあがりの風がブォーっと入ってきたりなんかして、この体たらくです。こんなに浮き上がってたら、そのまま飛んでも良かったっぽいけど頭の上で止めたい派なのでできないんです。後ろに並ばれてた皆さん、ご迷惑をおかけしました。

20240611-2.jpg
飛んでからも上がったり下がったり激しいし、風が強くて流しながら上げていくとすぐスタートシリンダーに入っちゃうしで、わちゃわちゃしながらのスタート。絶好の位置ではなかったけど、まあまあいい位置、先頭集団とかっとび始めました。
最初の山沿いのレグはバビューンと上がっていい感じだったんですが、平野に出るとあれ?あれあれ?ってな感じでめっちゃ渋くなってしまい、みんなで大した上りでもないのにウロウロ。後続も合流して大集団でちょっと進んでは上げてを繰り返していましたが、こんなことしてたら埒があかないてな感じで、グレブさんとKパさまが川横の小山に突っ込みました。それっ!っと後を追いかけ川横の小山に到達しましたが、、、あっあっあがらない。。。高度は150mあったかなぁ?低く粘りすぎてか山チン者も発生するあり様。自分も低すぎて助けてくれーと心で念じながら、対して上がらずに流れてくサーマルにしがみつきました。おっとっと、流されすぎちゃう前に200m先のターンポイントをゲット、戻ってまた集団とジワジワにサーマルで回し続けました。

20240611-3.jpg
そうこうしているうちにサーマルが立ち上がりはじめ、また順調なレース展開に戻りました。後ろで先頭集団の様子を見て違う場所で上げていたグループが先頭集団にとって代わり、しかしこちらの面々も一気に加速しはじめ、最後は大集団でゴールになだれ込みました。

20240611-4.jpg
自分もまずまずの位置でゴォオール。本日は約半分の日本人がゴールできたかな?
ただ、、、先頭集団のいい位置にいたT賀さん、流れながら通過したあのターンポイントを取り忘れていたそうで、途中で戻っていき無念のノーゴールとなりました。風下に流すジグザグタスク、取り忘れに要注意ですね。

いい感じの成績はこちらから!

ゴールは女子2番手だったけど、リーディングポイントのおかげでタスク4も女子1位でした!パチパチ!

さて懸案の雲中飛行の件、夜に私が雲中飛行したとコンプレインされた時間帯の軌跡を見ながら競技委員長のゴランさんと話し合いました。軌跡は、雲を回避しているかのように左に迂回、その行動中の高度は上昇していない、回避から通常ルートに戻った時の高度は回避前より下がっている、とのことで、雲中飛行したとは考えにくい、お咎めなし、となりました!よかったー!!入らないようにわざわざ避けたので、入ってはいないんだけど、入っていないと証明する手段がないので、言ったもの勝ちみたいなところがあって、10点しか減点しないからこの問題は終わりにしよう、的に言われていて、こちらとしてもプロテストだなんだって面倒くさいからその申し出を受けるか。。。って言ってたんですが、ログが無実を証明してくれましたぁ。スッキリ!

20240611-5.jpg
この若者は韓国のチギョンさん。韓国一のパラグライダースクールを運営するワンさんの息子さんです。いやーすごいです。4タスクすべてでトップゴール、ほんとにほんとにすごいです。グライダーは私とと同じエンツォー3、サイズS。同じアジア人として嬉しくなっちゃいます。世界チャンピオンも狙えますね!

気分スッキリ、ますます頑張らなくちゃです!


execution time : 0.005 sec