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次に向かったのが、南ドイツ、Ｆｕｓｓｅｎ近郊にあるA-I-R社、
現在乗っているハンググライダーATOSのメーカーだ。
人生70か国目のルクセンブルクを経由して、ドイツに戻る。
時差ぼけも大分解消してきた。
朝５時過ぎから（株）トミハラの仕事をする。
日本との時差は７時間、社員さんとメイルやスカイプで連絡を取る。
10時にはホテルを追い出され、観光をしながら次に向かう。

一旦フランクフルト空港に戻り、レンタカー代が安い小型車から、
ハングが積める大き目の車に車に借り換える。
翌日、またしても自動車トラブル。
ハンブルク観光を終え、アウトバーンで飛ばす中、突然車が50km/h位しか出なくなる。
坂道では30km/h前後。
過去の経験からエンジンオイルの問題と推察、止めずにそのまま側道を走る。
側道が狭いところは後ろは大渋滞。

想い付いて、なんとか途中のシュタットガルト空港の同じレンタカー会社へと辿り着く。
曰く、「整備不良だ。なんて状態だ、お前に落ち度はない。」
一時は代車も用意されるが、最終的には同じ車を使う事になった。
我ながら素晴らしい判断、とは言えなんともはや、トラブルが絶えない。

お話した社員さん曰く、「冨原さん程、トラブルが多い人は他に知りません。」
反論。
「人の３倍の活動をしていれば、トラブルの数も３倍増えます。
只、トラブル解決能力は積み上がり、他への適用、融通が利くようになりまます。」

負けないぞ！
「茨の道を突き進む。それがゴールへの最善の道と信じて。」
でも、人生のゴールって、どこだろう。