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「ATOS-Wing」、Swiftと並び、最近開発された超軽量飛行機である。
Swift社との契約では他社品を取り扱わない条項が提示されたが、話し合って外してもらった。
「縮小するマーケット、そんなことを言っている場合ではないでしょう。
取り扱う気概がある者が扱う。客先のセグメント（区分）分け等はこちらでうまくやるから。 」
事前にATOSの日本代理店、板さんとも話し合う。
4月に考え、BLOGでも紹介した「Dream Company Project」のプレゼンを使う。
メイン株主を板さんがやる事で快諾を得る。
「SwiftとATOS Wingを日本市場に販売する」
これからの（株）トミハラの新規事業計画である。
「スカイ・ドリーム事業部」を創設。ドローン関連ビジネス等もここで取り組む。

A-I-R社についてみると、8ケ月前に発注していたグライダーがまだ出来ていない。
「7月19日に受け取ってテスト・フライトをするので宜しく」ってメイルしておいたのに！
今正に工場で、一工程づつ製造を進めていた。
「製造に何時間掛かるかわかるか？　全部で400時間だ。」
「そりゃわかったけど、ちゃんと納期通り引き渡してよ！」と心の中で叫ぶ。

「ATOS-Wing」を日本で拡販する為のプレゼンを実施。
16時まで打合せを行い、その後Small ATOSという一回り小さいグライダーを
貸してもらえることになる。

「翼が軽い！」
乗ってみると、操作性の良さにびっくり。
適正体重68Kg、現在73kg、その為もある。
これは減量して次はSmall ATOSに変えるか。

ハンググライダーには大体S，M，Lの3サイズがあり、それぞれに適正体重がある。
航空力学的に、一般的に大きなサイズ程性能が良い。
大学入学から入社3年目まで、63～68Kgの体重でMサイズに乗っていた私は
マツダからスポンサー供与を受ける事になった時、Lサイズをお願いし、
そこで体重を75Kgまで増やした。
以来30年近く、この75kg±2kgに調整している。
流石にもう性能や順位を追求する歳でもないな。楽しいのが一番。
ブログでの減量宣言、「体重を68kgに落とす。」
そこで次はSmall ATOSを購入する。
後は有言実行あるのみ！

フライトは素晴らしいものだった。
ノイシュヴァンシュタイン城、学生の頃、城の上を飛ぶハングが雑誌の表紙を飾った。
「何時か、この城の上を飛んでみたい！」憧れだった。
40年近く経って達成された夢。
同じことを続けていると、時に良いことがあるものである。