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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/10/31 8:42:39)

feed ワールドカップフランス 初日 (2024/8/26 15:45:05)
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フランス、OZONE様の本拠地、ゴルドンに来ました。すごくいいところ!って聞いていたような気がするんですが、レースをするにはめちゃ難しそう。何しろランディングできるところがほんのちょっとしかありません。空中写真が無いのでわかりづらいのですが、テイクオフから海に向かって傾斜していて、傾斜地ですら家がたくさん建てられています。平らなところは町があって、正規のランディング以外は、私有地の囲まれたスペースに無理くり降ろさなくちゃいけない感じ。プレアジア選手権にきていたドイツの選手は、練習日に気まずい高度になって、崖から生えてる木にツリーするか、どなたかのお宅のプールにジャボンするかの選択を迫られた、って言ってました。彼はなんとか生還できたらしいですが、一緒にいたグライダーは崖ツリーを選んで、ヘリに救助されたそうです。おそろしや~。

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さてレース。雲底900mとテイクオフより上がらないコンディションなのに、町の上に行ったり谷渡りしたり谷の奥に入ったりと、めっちゃ難しい。ターンポイントも多くて(日本以上?!)、コース取りが全然覚えられない。。。とにかく後ろから高め高めでゆっくり安全マージン取って飛びました。町のターンポイントをとって折り返してジリ貧になった時、私より低いグライダーたちが次々とゴルフ場にランディングしていき、降ろしやすそうなその様子に思わずゴルフ場アリ地獄に吸い込まれそうになりましたが、得意のよわーいコアのはっきりしないサーマルで、ねーばねーばグールグール。一機で抜け出しリッジ帯に到達し再び高度を稼ぐことができ、残り20キロ、ゴールできるかもかも~!と時間を見ましたら、タスククローズまで25分しかないじゃああーりませんか!ぶっとばしたいけど、ぶっとばして低くなったら恐ろしいし、でも間に合わないし、とあわあわしながら飛んでいたんですが、残り5キロで16時58分になり、もう安全に降ろそうと、引き返して公式ランディングにおりました。あー残念無念。残り2分、もう少し距離を伸ばしておけばよかったな。
タイムオーバーの結果はこちらから。。。
それにしても体力と気力を奪われるエリアで毎日へとへとです。
頑張らなくちゃです!

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