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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2024/10/31 8:42:39)

feed ワールドカップフランス 最終日 (2024/9/1 16:09:04)
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この日はめずらしく薄曇り。雲底予想は2000m行かなそうだし、19時から表彰式してパーティするのが決まってるので、北の山奥を使わない63キロタスクとなりました。
土曜日でニース発着の飛行機の便が多いからなのか、この日の高度制限は1900m。高層雲がどんどん張ってきたので、そんなに上がらないんじゃないかと思われたのですが、余裕で1900超えそうでスタート前はあっちでもこっちでもスパイラル合戦。10人以上は違反した模様ですが、50mまでは1mにつき1点なので、ギリ攻めて高めスタートした方が有利だったようです。私は前に違反してるので慎重に1750mでスタート。このスタート時の高さが、後々まで結構響きました。スタート後は高層雲がかなり濃くなって、初日のような生き残りゲームかと思われましたが、ゴルドンは上がるんですよねー。とはいっても1500mくらいではありましたが、タスクを回るには十分でした。ただ低い所を動き回っていると上りは弱く、高く推移してるグループとの差はどんどん広がっていき、遅れに遅れ、最後は弱いサーマルを5人くらいで30分育てて、ようやく谷渡り。なんとかゴールできました。ふう、よかった。でも遅かった。
最終日決戦で女子トップ争いしていたエリちゃんは13位でゴール、完敗です。

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鉛の重りをアネシーに忘れてきてしまったので、ゴルドン岩石で代用しました。毎日、正規のランディングに降りられたので、捨てることなくずっと一緒に飛んでいたので、大分愛着湧きました。ありがとう、バイバイ~。
最初は恐る恐る飛んでいたゴルドンですが、終わってみたら結構好きになりました。まずはフライト確率が高い!リュックさんによると年間300日飛べて、冬もタスクができるようなコンディションになるんですって。それから山やら岩壁やら街やらバリエーションフライトができる。こんなところで飛んでたら上手になるよねー、って思っちゃいました。1日のタスクの中でもコンディションが目まぐるしく変わるので、そこを如何に読み切れるか、、、パラグライダーコンペ、難しいです!
朝のブリーフィングで、前日のストップの顛末について説明がありました。我々の読み通り、低くなったパイロットからレベル3コールが複数きて、その上ヘリを呼ばなくてはいけない事故が発生し、ヘリの通路にも当たっていたからだそうです。今回の大会はパイロットのレベルが世界トップからコンペ初心者みたいな人まで幅が大きすぎたのも問題だった、と言っていました。

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チーム優勝、OZONE!

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1位から10位までも全員OZONE・ENZO3!ハーネスはお一方だけGINマリンで他の9人は全員サブマリン。
女子の1位エリちゃん、2位平木もENZO3+サブマリンでした。表彰式のお写真は後ほど・・・
OZONE天下はまだまだ続きそうですね。

この後は、アネシーに戻って、聖子ちゃんと日本のパイロットを迎えて、一緒にアネシー界隈で飛ぶ予定です。

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