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<飛丸日記 9月16日> 「前に逃げよ」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 9月16日> 「前に逃げよ」 (2024/9/25 5:01:21)
処世術そのXX 「将来、後悔が少ないと思われる判断をせよ」
この処世術、元々は「後悔はするな、反省をせよ」だった。
まあ、このこと自体は正しいのだろうが、聖人君子ではない私には
そんなにかっこいい事は出来ない。
今までの人生、後悔の連続である。
そこで新たに考えたのが、この処世術である。
ハングをやっていると、判断を迫られる事ばかりである。
いやそれどころか、ハングは判断のスポーツだ。
大会で競っている事は、10%は技術、残りの90%は判断力と言っても過言ではないだろう。
そしてハングでは、一瞬の判断力が要求される。
刻一刻と状況は変わり、迷っている暇はない。
そんな中、どうしても迷う事がある。そんな時の私の決断方法がこの処世術である。
そして加えて迷った時の処世術がもう一つ
処世術そのxx 「前に逃げよ」
ここで「成績が良くなると思われる判断をせよ」と出来ないのが、私がレーサーたる所以なんだろう。
兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、6億円の隠れ負債を抱え、実質債務超過だった(株)トミハラ。
当時ブルネイに駐在し、数%しか株を持っていなかった私は、後は誰かに任せてブルネイに
戻れば、それで終わりだった。そこで判断基準にしたのがこの処世術である。
ここで引いたら、私は後で後悔するのは明らか。ここは突っ込むべき。
私の性格を知り、心配する親戚の方々には念書まで書かされた。
「ここから更に1億円損したら、会社を畳むこと」 お袋もそこに名を連ねた。
2018年の事である。
それから6年、なんとかここまでやって来たのだが、また大きな判断を迫られる時が来た。
8月26日、覚悟を持ってアップしたブログは、様々な反響を呼んだ。
友人だけでなく、会ったこともない方からもコメントを頂いた。
ほぼ全てが同情するお話。町工場だから仕方がない。似た事例を知ってる。等など。
そして想定内ではあるが、正式な手紙も頂いた。
考えた末、決断したのがこのメイル。
たとえここで朽ち果てようと、あくまで「前に逃げる。」
それが「将来、後悔が少ないと思われる」方法である。
「町工場の悲哀」続編です。
9月17日に社長さんも含めシヤチハタさんに打電したメイルの本文を以下に記載します。
――――――
9月9日に、弁護士事務所さんから配達証明付き郵便にて、レターを頂きました。
「今後一切のご連絡は当職ら宛てに」とありますが、弁護士さんに現状をきちんと伝えられているのでしょうか。
その要請に従うかはさておき、お伝えしている通り、私は新規事業開拓の為に現在欧州にいます。
メイル・アドレスの記載等がなければ、連絡は取れません。
相変わらず一方的なやり方をされていると感じています。
従来通りこちらにメイルをします。
またその内容は、取引の終了を合意していないにも関わらず、こちらが合意したと曲解している記述や、
(ブログでの開示行為は)「信頼関係を破壊する行為」とありますが、
ここに至るまでの状況説明をどこまでされているのでしょうか。
(一週間以内にブログを削除しなければ)「2025年6月30日を待たずに、本契約を解除し、
取引を終了させる事を検討せざるを得ません」との記述がありますが
これは、8月27日に新たに受注したものを含むのか、それは除外されるのか、明確にして下さい。
全量であれば更に16百万円程の死蔵在庫の積み上がりになりますが、それはさておき、
先ずは貴社の方針として正式な発注までも取り消すという考えなのかを教えて下さい。
(開示に対して)「損害賠償請求やその他法的手段をとる」と言う事に対しては、
こちらでは、そうした案件に詳しい弁護士さんとの相談を始めました。
何が法的に問題のある情報開示なのか、この点は議論があるところであり、
必要に応じて係争する事になると思います。
一方で、既にご説明している流れに従い、週刊誌や書籍などの会社と相談する等して
更に一般に公開する準備を進めています。
書籍には少々時間が掛かりますが、何れにせよ、私が帰国する10月以降に行う予定です。
実際に取り上げられるのか、またどういった記事になるのかまではわかりませんが、
こちらとしては淡々と事実を開示します。
契約を元に取引終了を宣告する貴社と、契約以前に法律、法律以前に道義、人の道を主張する弊社。
大企業と町工場の力関係、町工場の置かれた立場、様々な社会の縮図、課題がここにあると思います。
私が先日のブログでお話ししている事、正にそれを世に問う良い機会だと思っています。
そこから先は、世の中の皆さんがどう反応されるかは、わかりませんが。
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<飛丸日記 9月16日> 「前に逃げよ」 (2024/9/25 5:01:21)
処世術そのXX 「将来、後悔が少ないと思われる判断をせよ」
この処世術、元々は「後悔はするな、反省をせよ」だった。
まあ、このこと自体は正しいのだろうが、聖人君子ではない私には
そんなにかっこいい事は出来ない。
今までの人生、後悔の連続である。
そこで新たに考えたのが、この処世術である。
ハングをやっていると、判断を迫られる事ばかりである。
いやそれどころか、ハングは判断のスポーツだ。
大会で競っている事は、10%は技術、残りの90%は判断力と言っても過言ではないだろう。
そしてハングでは、一瞬の判断力が要求される。
刻一刻と状況は変わり、迷っている暇はない。
そんな中、どうしても迷う事がある。そんな時の私の決断方法がこの処世術である。
そして加えて迷った時の処世術がもう一つ
処世術そのxx 「前に逃げよ」
ここで「成績が良くなると思われる判断をせよ」と出来ないのが、私がレーサーたる所以なんだろう。
兄貴が亡くなり、親父が亡くなり、6億円の隠れ負債を抱え、実質債務超過だった(株)トミハラ。
当時ブルネイに駐在し、数%しか株を持っていなかった私は、後は誰かに任せてブルネイに
戻れば、それで終わりだった。そこで判断基準にしたのがこの処世術である。
ここで引いたら、私は後で後悔するのは明らか。ここは突っ込むべき。
私の性格を知り、心配する親戚の方々には念書まで書かされた。
「ここから更に1億円損したら、会社を畳むこと」 お袋もそこに名を連ねた。
2018年の事である。
それから6年、なんとかここまでやって来たのだが、また大きな判断を迫られる時が来た。
8月26日、覚悟を持ってアップしたブログは、様々な反響を呼んだ。
友人だけでなく、会ったこともない方からもコメントを頂いた。
ほぼ全てが同情するお話。町工場だから仕方がない。似た事例を知ってる。等など。
そして想定内ではあるが、正式な手紙も頂いた。
考えた末、決断したのがこのメイル。
たとえここで朽ち果てようと、あくまで「前に逃げる。」
それが「将来、後悔が少ないと思われる」方法である。
「町工場の悲哀」続編です。
9月17日に社長さんも含めシヤチハタさんに打電したメイルの本文を以下に記載します。
――――――
9月9日に、弁護士事務所さんから配達証明付き郵便にて、レターを頂きました。
「今後一切のご連絡は当職ら宛てに」とありますが、弁護士さんに現状をきちんと伝えられているのでしょうか。
その要請に従うかはさておき、お伝えしている通り、私は新規事業開拓の為に現在欧州にいます。
メイル・アドレスの記載等がなければ、連絡は取れません。
相変わらず一方的なやり方をされていると感じています。
従来通りこちらにメイルをします。
またその内容は、取引の終了を合意していないにも関わらず、こちらが合意したと曲解している記述や、
(ブログでの開示行為は)「信頼関係を破壊する行為」とありますが、
ここに至るまでの状況説明をどこまでされているのでしょうか。
(一週間以内にブログを削除しなければ)「2025年6月30日を待たずに、本契約を解除し、
取引を終了させる事を検討せざるを得ません」との記述がありますが
これは、8月27日に新たに受注したものを含むのか、それは除外されるのか、明確にして下さい。
全量であれば更に16百万円程の死蔵在庫の積み上がりになりますが、それはさておき、
先ずは貴社の方針として正式な発注までも取り消すという考えなのかを教えて下さい。
(開示に対して)「損害賠償請求やその他法的手段をとる」と言う事に対しては、
こちらでは、そうした案件に詳しい弁護士さんとの相談を始めました。
何が法的に問題のある情報開示なのか、この点は議論があるところであり、
必要に応じて係争する事になると思います。
一方で、既にご説明している流れに従い、週刊誌や書籍などの会社と相談する等して
更に一般に公開する準備を進めています。
書籍には少々時間が掛かりますが、何れにせよ、私が帰国する10月以降に行う予定です。
実際に取り上げられるのか、またどういった記事になるのかまではわかりませんが、
こちらとしては淡々と事実を開示します。
契約を元に取引終了を宣告する貴社と、契約以前に法律、法律以前に道義、人の道を主張する弊社。
大企業と町工場の力関係、町工場の置かれた立場、様々な社会の縮図、課題がここにあると思います。
私が先日のブログでお話ししている事、正にそれを世に問う良い機会だと思っています。
そこから先は、世の中の皆さんがどう反応されるかは、わかりませんが。
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