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<飛丸日記 9月20日> 「The Gate to the Sky」
飛丸日記
(2024/12/25 18:57:24)
<飛丸日記 9月20日> 「The Gate to the Sky」 (2024/9/29 23:19:12)
「筑波スカイパーク」、今後いかに運営するか。
ビジネス・パートナーの方々に何度か電話を入れ、1時間以上の議論をする。
河川敷外のドローン試験場は、麦の刈り入れも終わり、いよいよ整地するのみ。
Webサイトの準備も進む。
8月末に利用予約が入っていたが、残念ながら流れたようだ。まあ、次がある。
スイフトの認可と同様に、こちらの最大の課題は河川利用の許認可。
6月には管理する河川事務所を訪問し、夢を語った。
これから何を目標に、どんな運営をしたいか、電話で議論する。
「スカイスポーツをもっと一般の方に知ってもらう場にしたい」、共通する想いである。
本人がやるかどうかはその方の熱意次第、
先ずはもっと広く知れ渡り、市民権を得なければならない。
山の上で人知れず飛んでいるだけでは、後は寂しく消えゆくのみ。
クロカン(長距離飛行)で降りると偶に大騒ぎになる。
「墜落したんですか!」「警察呼びますね!」
「飛行距離を競う競技で、ここまで飛んできたんです。墜落でなくて、飛来したんです。」
そんな想いを持つ中スイフト社から一般の方にアピールする見本となるイベントに招待された。
「Coupe ICARE」
ADPULから北に100km、毎年グルノーブル近郊で開かれるスカイスポーツの祭典だ。
9月20、21、22日.金土日の三日間参加したのだが、一言で言うと、度肝を抜かされた。
その規模、運営のうまさ、そして一般の方々の参加、盛況ぶり。
気球に始まり、パラグライダーの仮装フライト、スイフトやトライクのデモ・フライト、
空軍の航空ショー等など。
山の中腹にあるメイン会場では、幾つものブースが並ぶ展示会場がある。
来場目的の一つは、日本にまだ紹介されていない面白そうな品物を探し、代理店になる事。
元商社マンの経験を発揮する。
私の好きなパキスタン、そこで作られるフライト・スーツやパラグライダーの収納ケース。
パラグライダー用追尾型カメラ装着装置、航空計器。3社と代理店の話を纏めた。
今までやって来たのはBtoBビジネス、企業間取引だ。個人への販売はずぶの素人。
そもそもネットで個人が直接買える時代、代理店経由で買うメリットなんてあるのだろうか。
その事自体をそれぞれの会社と議論し、将来展開を話し合う。
大量購入によるボリューム・ディスカウント。一括仕入れによる物流費の低減。
難しいのは友人を始めとする皆さんへの販売価格。自分の手間賃は確保したい。
やるからには継続できる体制にしたい。何事も次へとつながる事がしたい。
交渉して、全て値引きした価格で購入したのだが、特に航空計器は5台買うと3割引き。
原価で購入してくれる友人を探すとその日の内に4台が売れた。
翌日話をすると、これからは1台でも3割引きにしてくれるという。
よし、これからは15%引きで販売しよう。場合により10%引き販売、紹介者に5%を渡す。
「二か月に一回、受注先行の予約販売を行うので、宜しく。」握手してその場を去る。
ハンググライダー、パラグライダーのシミュレーション装置もある。
やってみるとうまく出来ている。疑似体験の度合いが素晴らしい。これなら練習にもなる。
ソフトは買えば済むが、問題は場所だな。実際の器具を使わないと臨場感がでない。
常設の場所が必要だ。
街のど真ん中に常設設備を置かしてもらえたら、スカイスポーツの認知度も高まるのになあ。
そう言えば新たに池袋に進出するカメラ屋さん、昔アメリカにクロカンに行った仲である。
自分を育ててくれたスポーツに、それ位の恩返しをする気にならないかなぁ。
夜はスイフト社の方々、8人が泊る一軒家に二日連続でお邪魔する。
鳥を丸ごとオーブンで焼く料理を御馳走になり、5時間に及ぶ歓談を楽しんだ。
スイフト・ファミリーの仲間入りである。
同じく代理店をやるルーモア、世界選手権で何度も優勝しているハング界のレジェンド、
25年位前、世界大会によく参戦していた頃から知る私にとっては「神様」が横に座る。
認可に加えて、スイフトの課題は納期である。
既に4機を発注し、最初の1機は来年1月に押し込んだが、残りの3機は4年後と言う。
「私のお客さんは60代半ば。4年後では注文がなくなってしまう。もっと早く出来ないのか。」
「10月までに納期をはっきりさせるからもう少し待ってくれ。」
「ルーモアがスイフトが良いって言うから私はスイフトに決めている。
でもお客さんは違う。似たのがあったらそれも検討したいと言う。
先日の話し合いで、他社品は扱ってはならないという条項は外してくれたよね。
あの後ドイツを訪問して、ATOS Wingについて聞いたらまだ開発中で時間が掛かると言う。
でも代わり スイスのArchaeopteryx (始祖鳥)を取り扱うかもしれないから宜しくね。」
強引に了解を取り付けた。
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<飛丸日記 9月20日> 「The Gate to the Sky」 (2024/9/29 23:19:12)
「筑波スカイパーク」、今後いかに運営するか。
ビジネス・パートナーの方々に何度か電話を入れ、1時間以上の議論をする。
河川敷外のドローン試験場は、麦の刈り入れも終わり、いよいよ整地するのみ。
Webサイトの準備も進む。
8月末に利用予約が入っていたが、残念ながら流れたようだ。まあ、次がある。
スイフトの認可と同様に、こちらの最大の課題は河川利用の許認可。
6月には管理する河川事務所を訪問し、夢を語った。
これから何を目標に、どんな運営をしたいか、電話で議論する。
「スカイスポーツをもっと一般の方に知ってもらう場にしたい」、共通する想いである。
本人がやるかどうかはその方の熱意次第、
先ずはもっと広く知れ渡り、市民権を得なければならない。
山の上で人知れず飛んでいるだけでは、後は寂しく消えゆくのみ。
クロカン(長距離飛行)で降りると偶に大騒ぎになる。
「墜落したんですか!」「警察呼びますね!」
「飛行距離を競う競技で、ここまで飛んできたんです。墜落でなくて、飛来したんです。」
そんな想いを持つ中スイフト社から一般の方にアピールする見本となるイベントに招待された。
「Coupe ICARE」
ADPULから北に100km、毎年グルノーブル近郊で開かれるスカイスポーツの祭典だ。
9月20、21、22日.金土日の三日間参加したのだが、一言で言うと、度肝を抜かされた。
その規模、運営のうまさ、そして一般の方々の参加、盛況ぶり。
気球に始まり、パラグライダーの仮装フライト、スイフトやトライクのデモ・フライト、
空軍の航空ショー等など。
山の中腹にあるメイン会場では、幾つものブースが並ぶ展示会場がある。
来場目的の一つは、日本にまだ紹介されていない面白そうな品物を探し、代理店になる事。
元商社マンの経験を発揮する。
私の好きなパキスタン、そこで作られるフライト・スーツやパラグライダーの収納ケース。
パラグライダー用追尾型カメラ装着装置、航空計器。3社と代理店の話を纏めた。
今までやって来たのはBtoBビジネス、企業間取引だ。個人への販売はずぶの素人。
そもそもネットで個人が直接買える時代、代理店経由で買うメリットなんてあるのだろうか。
その事自体をそれぞれの会社と議論し、将来展開を話し合う。
大量購入によるボリューム・ディスカウント。一括仕入れによる物流費の低減。
難しいのは友人を始めとする皆さんへの販売価格。自分の手間賃は確保したい。
やるからには継続できる体制にしたい。何事も次へとつながる事がしたい。
交渉して、全て値引きした価格で購入したのだが、特に航空計器は5台買うと3割引き。
原価で購入してくれる友人を探すとその日の内に4台が売れた。
翌日話をすると、これからは1台でも3割引きにしてくれるという。
よし、これからは15%引きで販売しよう。場合により10%引き販売、紹介者に5%を渡す。
「二か月に一回、受注先行の予約販売を行うので、宜しく。」握手してその場を去る。
ハンググライダー、パラグライダーのシミュレーション装置もある。
やってみるとうまく出来ている。疑似体験の度合いが素晴らしい。これなら練習にもなる。
ソフトは買えば済むが、問題は場所だな。実際の器具を使わないと臨場感がでない。
常設の場所が必要だ。
街のど真ん中に常設設備を置かしてもらえたら、スカイスポーツの認知度も高まるのになあ。
そう言えば新たに池袋に進出するカメラ屋さん、昔アメリカにクロカンに行った仲である。
自分を育ててくれたスポーツに、それ位の恩返しをする気にならないかなぁ。
夜はスイフト社の方々、8人が泊る一軒家に二日連続でお邪魔する。
鳥を丸ごとオーブンで焼く料理を御馳走になり、5時間に及ぶ歓談を楽しんだ。
スイフト・ファミリーの仲間入りである。
同じく代理店をやるルーモア、世界選手権で何度も優勝しているハング界のレジェンド、
25年位前、世界大会によく参戦していた頃から知る私にとっては「神様」が横に座る。
認可に加えて、スイフトの課題は納期である。
既に4機を発注し、最初の1機は来年1月に押し込んだが、残りの3機は4年後と言う。
「私のお客さんは60代半ば。4年後では注文がなくなってしまう。もっと早く出来ないのか。」
「10月までに納期をはっきりさせるからもう少し待ってくれ。」
「ルーモアがスイフトが良いって言うから私はスイフトに決めている。
でもお客さんは違う。似たのがあったらそれも検討したいと言う。
先日の話し合いで、他社品は扱ってはならないという条項は外してくれたよね。
あの後ドイツを訪問して、ATOS Wingについて聞いたらまだ開発中で時間が掛かると言う。
でも代わり スイスのArchaeopteryx (始祖鳥)を取り扱うかもしれないから宜しくね。」
強引に了解を取り付けた。
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