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feed <飛丸日記 9月24日> 「1st Dinosaur Bird」(最初の恐竜鳥) (2024/9/30 22:28:45)
240820 始祖鳥
240820 始祖鳥 トレーラー
240924 始祖鳥 全景
240924 始祖鳥 コクピット前
240924 始祖鳥 コクピット
240924 始祖鳥 中心
240924 始祖鳥 工場

Archaeopteryx、日本名、始祖鳥。
最近英語の発音を勉強をしている私だが、難しすぎて発音できない。
そもそも覚えらない。
決めた、これからは「1st Dinosaur Bird」と呼ぼう。
「日本ではこう呼ばれているんだ。」少々強引だが、スイフト社のみならず、
製造販売している会社の方とも、この呼び名で通す事にした。

「私のお客さんが「1st Dinosaur Bird」の購入を考えている。
今フランスにいるので、折角だからスイスの工場見学をさせてくれないか。」
Coupe ICARE が終わった翌日、予定を変更してジュネーブに行くことにした。

この会社とは既に2017年ADPULでのハングの大会に参加した時に会っている。
同じ時にこのクラスで世界を二分するスイフトと始祖鳥の世界選手権が行われていた。
日本向け代理店をやってくれないか、という提案を受け、会食に誘われたのだった。
翌日、「神様」に尋ねると、「スイフトの方が良い」と言う。即決、それで断った。
世界戦は当然、スイフトに乗った「神様」が優勝した。
只、今考えて見ると「神様」が始祖鳥に乗ったら、それはそれで始祖鳥で優勝しただろう。
なにせ操るのは「神様」である。ハング同様、競技の9割は判断力の勝負の筈だ。

少々強引なアポ、8時半から9時半までなら時間が割けると言われたが、
行って見ると人が代わる代わる対応してくれた。3時間の工場見学と打合せが出来た。
スイフトの取り扱い上の課題は、グライダーの組立と分解にあるのだが
その点を伝えると、分解からトレーラーへの積込まで実演して見せてくれた。
何と簡単な事、これなら直ぐに出来る。
スイフトの場合、トレーラーを自分で手配しないと行けないのだがそれも専用がある。

スイフトの最大の課題である認証問題も、始祖鳥はクリアーしている。
フット・ランチ、足を使って離陸する装置が最初からついている。
日本では足で飛び出す限り、認可は必要ない。
スイフトは同様の装置を現在開発中、出来るのは2年後だという。

納期を聞いてみると、今発注すれば来年の5月と言う。
ん?こんなに良いのに、何故そんなに売れてないの?。
ストレートに聞いてみると理由は簡単、値段が高いと言う。
確かに作りからしてスイフトよりコストが掛かりそうだ。

んんん、お金があれば、始祖鳥でも良いかもしれない。
いやいや、一機目はスイフトに決めている。
では二機目は始祖鳥か。
お金さえあれば・・・。

実はどちらも値段はまだ決まっていないが、恐らく1500万円を超える買い物である。
スイフトは今キャンセルしても違約金はない。買いたい人は幾らでもいるのだ。
大学3年の時、当時の最新鋭機を56万円で買った記憶が蘇る。全額借金で購入した。
その後、前から聞いていたパチンコ必勝法を頼りに、返済に明け暮れた。
毎日17時前から22時までパチンコ屋に通い、3か月で返し切った。
やり方を確立する事でパチンコは必ず勝てる。もはや時給の問題である。
大事な事は自分を律する事だ。勝てる仕組みを確立し、ルールを守り、運用する。
40年近く前の記憶だが、確か時給は1800円弱、2000円に届かず、それで止めた。
当時より賢くまた自分を律する事が出来る様になった今なら、もっと時給をあげれるかも。
まあ、59歳の大人がやる事じゃないな。いやそもそも、桁が二つも違う。

先ずは自分が何をしたいかを考える。
お金の事はその次である。

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