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高熱隧道
目指せ!琵琶湖越え
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高熱隧道 (2024/11/20 18:14:24)
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高熱隧道 (2024/11/20 18:14:24)
『高熱隧道』 吉村昭
新潮文庫 単行本は昭和42年刊
隧道とはトンネルのこと。黒部第三発電所を造るためのトンネル工事の話。
表紙画像には付いてないけど、帯には「工事犠牲者300名、岩盤温度166度」と書かれており、その単語から想像されるような凄い、凄惨な話。
この夏、劔岳に登った際、立山黒部アルペンルートを利用し黒部ダムを通った話をしたら、マキさんから薦められた本。
岩盤の高熱が凄い、というだけではなく、泡雪崩が凄い、とにかく凄い。
これは知らなかった。
吉村昭を読んだのは「 三陸海岸大津波 」に続いて2作目だけど、きっちり取材したうえでわかりやすく物語にしており、いろいろと読むべき本がある気がする。
評価:9点
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