ホーム >> RSSセンター >> <飛丸日記 12月17日> 「還暦を迎えて」

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link 飛丸日記 飛丸日記 (2024/12/24 14:08:13)

feed <飛丸日記 12月17日> 「還暦を迎えて」 (2024/12/19 0:36:48)
241217 筑波スカイパーク ドローン事業 発足式1
241217 筑波スカイパーク ドローン事業 発足式2
241217 筑波スカイパーク ドローン事業 発足式3

ありがたくも、またFB他にて、誕生日のお祝いの言葉を頂いた。
しかもなんと、今回は特別の誕生日、60歳、「還暦」である。
只、若かりし頃自分が思っていた還暦のイメージとは、大分違う。
「人生108年計画」からすると、まだ6合目にも至っていない。
計算すると56%だ。
人生80年と考えていた頃で換算すると、現在の気持ちは45歳である。
確かに、今の自分は、若かりし頃自分が思っていた40代半ばのイメージだ。

年齢の感じ方は、気持ちの持ち方次第と言われるが、私の場合、ちょっと特殊である。
一気に若返った瞬間があったのだ。
2015年4月、ブルネイ駐在時に一時帰国し、当時77歳だった親父の働きぶりを見て驚いた。
えっ、77歳でまだこんなに生き生きとしているの!
65歳定年なんて、会社が勝手に決めている事だ。私は90歳までは社会に接して生きよう。
そこから逆算して後何年あるか。それまでに何がしたいか。何が出来るか、何をすべきか。
ここで気持ち、考え方が変わり、大きく若返ったのを覚えている。

毎年、新年を迎えると、「さて、今年はどんな一年になるのだろうか」と想像するのだが
何時も結果は思いもよらぬ、想像を超える年末を迎えている。

長年勤めた伊藤忠商事を1月末に退職した。
流石にこれは既定路線だが、後は全て想定外である。
3月、茨城県桜川市「森と蔵」に住まいを借り、二地域居住が始まる。
最近では 週3、4日を「森と蔵」で過ごす生活を送っている。
(株)トミハラを「遠隔経営」しながらも、二か月に一回は一週間程静岡に行く事とした。
埼玉、茨城、静岡と3拠点の生活である。
7月、その三本柱のビジネスの一つ、シヤチハタ社からの一方的な取引終了通告。
公正取引員会、中小企業庁、複数の弁護士事務所を巻き込んだそれに対する抗い。
新規事業開拓を目指した85日間の欧州ツアー。
半分はドイツ、フランス、イギリスのハングの大会への参戦だが、
輸入総代理店権を取得した最新型小型グライダーを開発したスイフト社を訪問する。
そのツアーの中で、取扱品目はスイフトのみならず、ATOS トライク等へと拡大する。
「ATOS Aviation」、30年来の友人と新規事業の立ち上げを目指すことにした。
10月、これはブログでは公開していない話なのだが、なんと人生初の手術を受けた。
3月末日のハンググライダーでの着陸失敗が原因。右肩腱断裂。
欧州ツアーはだましだまし飛んでいたのだが、成田空港から病院に直行した。
入院は12日間に及んだ。
全治6か月。今もリハビリに通う日々を送る。
入院を機に様々な事を考え、実行に移した。「こけたら3倍返し」今や大成功である。
この話はまた、何かの時に。恐らく人生の一大転換点となるだろう。

迎えた12月17日、誕生日。
退職前後から取り組んでいる幾つかの案件の一つが形となった。
次世代へとつなぐ為の農業への関心、そこへの関与の模索から出発したドローン関連事業。
空に関する事業の基点として取り組んでいる「筑波スカイパーク」
二つが織りなす事業として取り組んできた「筑波スカイパーク ドローン試験場」の運営事業。
その発足会を、協業する他2社の方にお越し頂き、「森と蔵」で行った。

72歳までは社会に積極的に関わって生きる。
これからの12年、ますます楽しみである。

execution time : 0.010 sec