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12月13日から15日にかけて12月中旬合宿を行いました。強風と厳しい寒さの中での合宿となりましたが、今年を締めくくるにふさわしい充実した訓練を行うことができました。

初日（12月13日）は穏やかなベーシック日和となる天候に恵まれ、練許生は約5発ずつのフライトを行うことができ、ファーストソロに向け、技術の向上を実感できる良いスタートとなりました。

2日目（12月14日）は風がさらに強くなり、一部の時間で強風待機を挟む場面もありました。しかし、その中でも効率的な訓練が行われ、滑翔面では、上位番手を中心にTask39km周回を果たしました。また、松本コーチは、サーマル・コンバージェンス、赤城山のウェーブを桐生で捉えて、LSでフライト行いました。ベーシック面においても、限られた訓練時間の中で最終日の成果につながる有意義な時間を過ごしました。

最終日(12月15日）は風がやや落ち着き、ベーシック面において多くの成果を残すことができました。まず、1年生2人（伊藤空雄翔/伊藤有里菜）がファーストソロ（初単独飛行）にでました！

1年伊藤（空）
「出発前は本当にソロに出ていいのだろうかという不安を抱えておりましたが、上空では緊張も忘れて一つ一つの操作に向き合うことができ、一安心といったところでした。ここまで多くのアドバイスをくださった先輩方と共感の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。」

1年伊藤（有）
「同期がソロや次のステップに着実に進んでいく中、自分のソロチェックになかなか丸がつかない状況に少し焦りを感じていましたが、同期や先輩とシュミレーターをやったり、フライトで失敗してしまった部分の原因をメンターの先輩方と具体的に洗い出したりなど教官の方々、先輩および同期のみんなに多くのサポートをいただき成長することができました。1人で空を飛べるという自を胸に今後もより一層気を引き締めてフライトに臨んでいきます。」

そして機種移行で、3年阿川がFirst Discus、2年宮川・高校3年永石がFirst 23に乗りました！

2年宮川
「先合宿ファーストソロに出てからあっという間に23移行チェックフライトまで来てしまい、こんなに早く23に乗れる日が来たのは正直私が1番驚いています...。感想と致しましては、上空での舵の操作が難しく、少しの操作で大きく速度が変化し、安定しない事に驚き、これまでの速度管理の甘さが浮き彫りになるフライトとなりました...。ここまで技量を維持できたのはソロに乗る度に自分では気づくことができない改善点をフライトを見ていた皆様方に沢山助言をいただいたからこそであると深く感じています。フライト、クルーワーク面で沢山お返しできるよう、これからも頑張ります。」

高校3年永石
「貴重なお時間、発数をありがとうございました。自分が参加した2日間という短い合宿の中で1日に3回ソロに出させてもらい皆さんに感謝しています。曳航が始まった直後から速度が110kmをこえ無線を入れたつもりではありましたがさらに速くなり非常に怖い思いをしてしまいました。また23のダイブ性能を過信した結果、ファイナルに入った時には強風の時でしか見ないようなパスになってしまい、まだまだ課題点が山積みなことがわかりました。今後は自家用操縦士を目指して頑張っていきます。」

今回の合宿をもって、2024年の全体合宿が全て終了しました。部員それぞれが自分の技術を高め合い、代交代を経てチームとして確実に成長した1年だったと感じています。

年明けからは大会シーズンが本格的にスタートします。関東大会での悔しさを胸に、さらなる飛躍を目指して部員一同努力してまいります。2025年も変わらぬご支援と応援をよろしくお願いいたします！