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14th Paragliding World Cup Superfinal 2024 Colombia 2日目・3日目
平木啓子の奮戦記
(2025/5/1 10:07:28)
14th Paragliding World Cup Superfinal 2024 Colombia 2日目・3日目
(2025/2/8 10:07:24)
スーパーファイナル2日目。昨日の雨もなんのその、雲は多めながらもいい条件になるだろとのことで、110キロタスクが組まれました!いやー色々ありました。。。スタートは大半の人が沖スタートを選択したのですが、あまりの人の多さに恐れをなして、山スタートを選択、これが大正解で、一つ目のターンポイント前が激渋コンディションになったときに優位な高さで折り返し、いいグループでグングン進むことができました。その後も普段と違って上りが悪く、トップグループはゆるゆると進んでるので離されることなく常にトップグループで動くことができたのでした。そして最終局面、西側のやや奥のパイロンを獲りに向かうと雨が降り出しました。真っ黒な雲の下、結構な雨ですが誰も何もいいません。うううー。雨はポツポツなレベルじゃありません。はっきりいってザーザーな感じで降り出しましたが、誰も何もいいません。ヒー。もうべしょ濡れです。パイロン取って折り返しても降り続いてます。どこにも逃げられないので、次のターンポイントに突き進みました。雨雲のものすごい吸い上げの下、フルアクセル。グライダーはかなり濡れてると思うので、潰れたらぺったりくっつきそうだし、潰れたあとに抑えたりポンピングしたりしたらストールに入りそうだけど、フルアクセルして迎角さげて逃げ続けるしかありません。Bライザーの棒を握りしめすぎて、手がしびれちゃいました。やがて雨ゾーンを抜けて、最終ポイントをを取って、ゴールに向かいました。が・・・
こちらはゴールをあきらめた方の写真です。我々がゴールに向かっていた時は、まだ雨カーテンは数キロ離れていたのでみんなでゴールに突っ込んで、大慌てでランディングしてテントに向かったのですが、雨の勢いはものすごく、テントの下にいたところで雨風は全然凌げません。更に鉄砲水みたいな感じでテントにも水が浸入して来て、もうもうほんとに、あり得ない濡れっぷりとなってしまいました。。。
新品で調子よかったラインもびしょ濡れです。はぁー。HQに帰って干しました。ゴールした人、ほぼ全員同じ目に逢いました。こんなにグライダー濡らしちゃったことって、木崎でSIVして湖ポチャしたとき以来です。成績はかなりよく、ようやく女子1位獲れてめちゃ嬉しいんですが・・・グライダーとハーネスが・・・がっくりです。Kパ様はちょっと遅れてゴールに来て、ESを阻む雨カーテンを見てゴールをあきらめたそうです。ヘトヘトになる一日でした。
3日目は、見た感じよさげなコンディションですが、昨日の反省を踏まえてかやや短めの89キロタスクとなりました。すぐそこがスタートシリンダーなので、余裕ぶっこいてゆっくりテイクオフしたら、みんな対岸に渡ってからスタートすることにしたようで、15km以上先まで進まなくてはならず、他より100mほど低いときにスタート時間を迎えてしまいました。いつもなら多少スタート時間が遅れても高めスタートがいいかなと思い、少し回して遅れて後追いしたのですが、今回はこの遅れが最後まで響きました。先で上がってるところに、それっ!て突っ込むのですがもうサーマルは終わってる感じで上りはイマイチ、低いまま、また先をを追うを繰り返し、どんどん差が開いていく、って感じでした。
へこへこ遅れ組と頑張ってなんとかゴール。ファイナルは-150mで出たのにゴールでは600mも余してしまいました。あーあ。毎日同じようで、毎日違う。なんと難しいですね。だから面白いんですけどね。
厳しい戦いはこちらから!
ロルダニーロっぽいお天気は戻ってきたかも。
明日からまた頑張ります!
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スーパーファイナル2日目。昨日の雨もなんのその、雲は多めながらもいい条件になるだろとのことで、110キロタスクが組まれました!いやー色々ありました。。。スタートは大半の人が沖スタートを選択したのですが、あまりの人の多さに恐れをなして、山スタートを選択、これが大正解で、一つ目のターンポイント前が激渋コンディションになったときに優位な高さで折り返し、いいグループでグングン進むことができました。その後も普段と違って上りが悪く、トップグループはゆるゆると進んでるので離されることなく常にトップグループで動くことができたのでした。そして最終局面、西側のやや奥のパイロンを獲りに向かうと雨が降り出しました。真っ黒な雲の下、結構な雨ですが誰も何もいいません。うううー。雨はポツポツなレベルじゃありません。はっきりいってザーザーな感じで降り出しましたが、誰も何もいいません。ヒー。もうべしょ濡れです。パイロン取って折り返しても降り続いてます。どこにも逃げられないので、次のターンポイントに突き進みました。雨雲のものすごい吸い上げの下、フルアクセル。グライダーはかなり濡れてると思うので、潰れたらぺったりくっつきそうだし、潰れたあとに抑えたりポンピングしたりしたらストールに入りそうだけど、フルアクセルして迎角さげて逃げ続けるしかありません。Bライザーの棒を握りしめすぎて、手がしびれちゃいました。やがて雨ゾーンを抜けて、最終ポイントをを取って、ゴールに向かいました。が・・・

こちらはゴールをあきらめた方の写真です。我々がゴールに向かっていた時は、まだ雨カーテンは数キロ離れていたのでみんなでゴールに突っ込んで、大慌てでランディングしてテントに向かったのですが、雨の勢いはものすごく、テントの下にいたところで雨風は全然凌げません。更に鉄砲水みたいな感じでテントにも水が浸入して来て、もうもうほんとに、あり得ない濡れっぷりとなってしまいました。。。

新品で調子よかったラインもびしょ濡れです。はぁー。HQに帰って干しました。ゴールした人、ほぼ全員同じ目に逢いました。こんなにグライダー濡らしちゃったことって、木崎でSIVして湖ポチャしたとき以来です。成績はかなりよく、ようやく女子1位獲れてめちゃ嬉しいんですが・・・グライダーとハーネスが・・・がっくりです。Kパ様はちょっと遅れてゴールに来て、ESを阻む雨カーテンを見てゴールをあきらめたそうです。ヘトヘトになる一日でした。

3日目は、見た感じよさげなコンディションですが、昨日の反省を踏まえてかやや短めの89キロタスクとなりました。すぐそこがスタートシリンダーなので、余裕ぶっこいてゆっくりテイクオフしたら、みんな対岸に渡ってからスタートすることにしたようで、15km以上先まで進まなくてはならず、他より100mほど低いときにスタート時間を迎えてしまいました。いつもなら多少スタート時間が遅れても高めスタートがいいかなと思い、少し回して遅れて後追いしたのですが、今回はこの遅れが最後まで響きました。先で上がってるところに、それっ!て突っ込むのですがもうサーマルは終わってる感じで上りはイマイチ、低いまま、また先をを追うを繰り返し、どんどん差が開いていく、って感じでした。

へこへこ遅れ組と頑張ってなんとかゴール。ファイナルは-150mで出たのにゴールでは600mも余してしまいました。あーあ。毎日同じようで、毎日違う。なんと難しいですね。だから面白いんですけどね。
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