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link 平木啓子の奮戦記 平木啓子の奮戦記 (2025/5/1 10:07:28)

feed 14th Paragliding World Cup Superfinal 2024 Colombia 7日目 (2025/2/12 6:57:04)
今朝はお腹の調子も治り、朝食を全開で食べ、はりきってお昼のためのおにぎりをメーキングしていたところ、外から不穏な音が・・・。ヒャー、朝から大雨です。カミナリも鳴ってます。でもここはロルダニーロ、朝に雨が降ってたってタスクができるに違いありません、ってことで集合時間を遅らせて延々と待ちましたが、一向に止む気配はなく、10時40分頃にキャンセル決定となりました。残念。
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でも我々のハーネスはサブマリン、雨などもろともしません!みたいな写真がワールドカップのトピックスに載ってました(^^)
この町の道路は、排水が悪いのと短時間に一気に降るのでちょっとの雨ですぐ冠水します。雨が降るとアパートが浸水しないか心配になっちゃいます。

キャンセルになったので、バラストを持たずに飛ぼう作戦の討論会?がOZONEのリュックさん主催で開かれました!

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こちらはサイズ別のポーラカーブと思われます。英語の聞き取り能力が微妙なので確実ではないですが、ENZO3のXLサイズとXXSサイズでは、フルアクセル時に40cm/sの差がつくそうです。SとMでは4cm/s.。つーことは、1分飛んだら2m40㎝、グライダー1/3くらい?大したことないですね。体感としたらもっとずっと違う感じはしますが。

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案として、Bの根元に空気抵抗となるイモビライザーならぬエコライザー?なるものを付けてサイズ別のグライド差を無くそうというものです。大きく重くなるほど、このエコライザーを長くするシステムだそうで、XLとS間の差は2㎝/Sになるとか?さあ皆さんはどう思います?

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この表はなんだったか忘れちゃいましたが、いろーんな意見がでました。性能を求めて開発したのにその性能を生かせないシステムってどうなんでしょうねえ?安全性はバラストの問題だけでなくハーネスも問題だ、と話がそれたり、Xアルプス完走者のエリちゃんからサイズ別アドバンテージポイントを付与したらどうか、とか、山岳エリアのレースならサイズは関係ないとか。意外だったのは、小さいパイロットは嬉しくて大きなパイロットは大反対かと思いきや、軽そうな女性パイロットから猛烈反対意見が出たことでした。私はXSに乗るよりバラストを持ってSに乗りたい!XSは危険だ。このシステムは私たちのためのものじゃない!!みたいな感じ。確かにリュックさんも認めてましたが、XSやXXSは十分に安全でパフォーマンスが出せるまでの完成度はない。何故ならテストパイロットも不足しているし莫大な開発費をかけるほどのリターンのないサイズだから。だそうです。ですよねー。私もバラスト持ってでもSで飛びたいです。でもバラストの制限は設けないみたいなので、サイズの選択は自由と思われます。ただサイズ間の差がなくなるので、バラストを持つリスクを負って大きいサイズに乗る必要性を無くす、というのが目的なようです。
大きい人小さい人全員で50人以上は来てたかなあ?ゴランが参考として、賛成反対中立の挙手を取ったら、80%以上のパイロットが試してみるに賛成でした。これまたびっくり。マケドニアPWCの前の大会で挑戦してみるそうですよ。ゴランさんの野望は、ワールドカップだけではなく、全世界のすべてのコンペに普及したい、だそうです。

このあと18:00からライン調整のためのソフト”we-measure”の説明会が開かれますが、こちらはパスしちゃった。明日に備えます。HPは以下です。
https://we-measure.io/
日本のライン調整大好きな皆様、参考にしてみてください。

明日は晴れるといいなー。



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