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14th Paragliding World Cup Superfinal 2024 Colombia 8日目
平木啓子の奮戦記
(2025/4/30 16:24:29)
14th Paragliding World Cup Superfinal 2024 Colombia 8日目
(2025/2/13 21:49:50)
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大雨の前日から一転し、いいコンディションが予想される8日目、ドドーンと北に向かうクロカンチックな113キロタスクとなりました。北方向は雨が降らない予報らしいです。
まず、スタート。沖が全然働いておらず、130人の選手が山の突端の雲底の低い狭い範囲で待機。おまけにフリーフライヤーも混ざってて怖いなんてもんじゃありません。雲の縁で集団を避けるようにウロウロしてましたが、いいポジションは取れるべくもなく、低いままのスタートとなり、大きく遅れて集団を追走することになりました。でもコンデションはバンバンではないので、トップのスピードはそんなに速くなく、なんとなく見えるところを飛んでいってくれてるので、道筋が見えてひたすらいいラインを選んでちょっとでも追いつこうと頑張りました。
そんな時、事件が起きました。5~6人くらいが上げてるサーマルに合流しようと近づいていったら、グワッシャーンってな感じでガーグル内で空中接触発生!正面衝突ぽく、でも上下の差はあったので上のパイロットにグライダーが巻き付いて中々外れません。ヒー!その下に入るわけには行かず、周りでウロウロ空中待機。やがて二人は分離して、赤黄色のENZO3がレスキューを投げました。レスキュー投げたといってもまだ安心できません。下には高圧線が走っており、レスキューを投げたグライダーはそちら方向に降下していきます。ヒャー!えらいこった!!これはどうなったちゃうか見届けないと、と無線をゴソゴソしながら上昇のあるところで下を見てたら、レスキューの角が高圧線にボンって当たり、向きが変わって高圧線から離れる方向に流れていき無事軟着陸しました。ふゎー良かった!パイロットからレスキューは投げたけど体は無事、の無線。事なきを得ました。その後、気を取り直してサーマルに戻って上げていたら・・・赤黄色のENZO3の翼端とレスキューの袋が暫く一緒に回っていました。。。
その後コンディションが大分しょぼくなり、先頭集団の下の方に合流することができ、しばし一緒に動いていたんですが、しょぼいコンディションだからか躍起になって回すグライダー多数。アグレッシブ過ぎです。さっきの事件を目の当たりにして臆病になってしまった私は、耐え切れず低く離脱、あわや地上人になるところでしたが復活、最終パイロンをとりいよいよゴールまで20キロ弱、なんかゴールできちゃうんじゃない?みたいな油断が発生、あと11キロとなったところで渋い上げのこなしが雑になってしまい、終了となりました。あーあ、やっちゃった。。。あの局面、あーしてれば、こーしてれば、そーしてれば、と何個も生き延びる道はあったのに、すべて逃しちゃいました。残念無念です。。。
女子2・3・4位が大混戦!
今日ゴールしてたら、優勝戦線にも生き残れたのにね。大きな魚を逃しました。勝てる人勝てない人は、こんな日の違いかな。。日々鍛錬ですね。表彰台目指して頑張ります!

まず、スタート。沖が全然働いておらず、130人の選手が山の突端の雲底の低い狭い範囲で待機。おまけにフリーフライヤーも混ざってて怖いなんてもんじゃありません。雲の縁で集団を避けるようにウロウロしてましたが、いいポジションは取れるべくもなく、低いままのスタートとなり、大きく遅れて集団を追走することになりました。でもコンデションはバンバンではないので、トップのスピードはそんなに速くなく、なんとなく見えるところを飛んでいってくれてるので、道筋が見えてひたすらいいラインを選んでちょっとでも追いつこうと頑張りました。
そんな時、事件が起きました。5~6人くらいが上げてるサーマルに合流しようと近づいていったら、グワッシャーンってな感じでガーグル内で空中接触発生!正面衝突ぽく、でも上下の差はあったので上のパイロットにグライダーが巻き付いて中々外れません。ヒー!その下に入るわけには行かず、周りでウロウロ空中待機。やがて二人は分離して、赤黄色のENZO3がレスキューを投げました。レスキュー投げたといってもまだ安心できません。下には高圧線が走っており、レスキューを投げたグライダーはそちら方向に降下していきます。ヒャー!えらいこった!!これはどうなったちゃうか見届けないと、と無線をゴソゴソしながら上昇のあるところで下を見てたら、レスキューの角が高圧線にボンって当たり、向きが変わって高圧線から離れる方向に流れていき無事軟着陸しました。ふゎー良かった!パイロットからレスキューは投げたけど体は無事、の無線。事なきを得ました。その後、気を取り直してサーマルに戻って上げていたら・・・赤黄色のENZO3の翼端とレスキューの袋が暫く一緒に回っていました。。。
その後コンディションが大分しょぼくなり、先頭集団の下の方に合流することができ、しばし一緒に動いていたんですが、しょぼいコンディションだからか躍起になって回すグライダー多数。アグレッシブ過ぎです。さっきの事件を目の当たりにして臆病になってしまった私は、耐え切れず低く離脱、あわや地上人になるところでしたが復活、最終パイロンをとりいよいよゴールまで20キロ弱、なんかゴールできちゃうんじゃない?みたいな油断が発生、あと11キロとなったところで渋い上げのこなしが雑になってしまい、終了となりました。あーあ、やっちゃった。。。あの局面、あーしてれば、こーしてれば、そーしてれば、と何個も生き延びる道はあったのに、すべて逃しちゃいました。残念無念です。。。
女子2・3・4位が大混戦!
今日ゴールしてたら、優勝戦線にも生き残れたのにね。大きな魚を逃しました。勝てる人勝てない人は、こんな日の違いかな。。日々鍛錬ですね。表彰台目指して頑張ります!
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