RSSセンター
メイン | 簡易ヘッドライン |



Condor3では、はじめから使える機体としてASW28があります。しかしCondor3にある他のスタンダード機と比べてASW28 は性能を生かして乗りこなすにはちょっと難しいように感じます。
そこで機体のコンセプトとか何か特徴があるのかとか飛行規程(またはカタログデータ)以外の内容を知りたくて調べていたら英国雑誌の「Sailplane and Gliding」の第51期No3、2000年6月‐7月号に参考になるであろう記事を見つけることが出来ました。当該記事のページを以下から参照できます。
909 910 911
勝手な日本語訳と本文を抽出したものをこちらに添付します。
913
またASW28開発に至る経緯についての参考記事も次のページにありましたので以下に添付します。
912こちらの分の勝手日本語訳と抽出本文は以下に添付
914
またASW28のメンテナンスマニュアルには「動翼にテフロンテープを貼る箇所の説明」とか主翼、垂直尾翼、ウイングレットにジグザグテープを貼る場所の細かい(厳密な数値)指定とかあるので、機体の乱流にはとっても気を配っている様子。そこまでやってるのに、この高速性能かぁ(Discus2aやLS8neoとポーラカーブを見比べて)...。
シュライハー社の機体の乗り味は引き継いでいて基本的には素直な操縦性能で乗りやすい。ただ性能を最大限生かそうとするなら、ラフな操作で翼から気流が剥がれてしまわないよう、丁寧な丁寧な操縦が求められているのかもしれません。
現在ではASW28bと改良形式になってASK21の次に乗る操縦しやすい単座クラブ機、競技にも出場できる万能機として販売されてるみたいです。(上記雑誌のカタログスペックではVneが285Km/hになっているようですが、多分試作段階か当初計画の話なのでしょう。市販品ではVneは270キロに)
https://www.alexander-schleicher.de/en/flugzeuge/asw-28-b/