『重耳』(全三巻) 宮城谷昌光
講談社文庫 単行本は1993年刊
古代中国の春秋時代の名君を描いた歴史小説。 春秋時代は戦国時代よりも前。
重耳が中国全土の覇者となったのは19年の放浪の末の晩年、大器晩成タイプ。 それが描かれるのは下巻の最後の方であり、上巻では重耳の祖父、中巻では重耳の父がメインで描かれている。
紀元前の時代だけど、みんな長生きするし、老齢で活躍するし、すごいわ中国。
次はこの作品からのスピンオフものを読もう、楽しみ~
評価:9点