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７月２７日（金）　北東１１m、曇りのち晴れ。

石垣島の魅力をお伝えするブログとして、１２年続けてきましたが、
とうとう、こんな残念な記事を載せなければならなくなりました。

石垣島に自衛隊基地ができます。
美しく、小さな小さなこの島に。

正式に防衛省から要請があり、
地対空ミサイル、地対艦ミサイル部隊、火薬庫、射撃場が整備され、
５００〜６００名規模の自衛隊員の庁舎もできるのこと。

詳細は八重山毎日新聞でご覧ください。

市長に明確な反対の意思はなく、
市民からも反対の運動が激化しない限り、極めてスムーズに整備が進み、
バンナ公園から見下ろせる北側の市有地や農地は、
戦車のような車両が行き交い、射撃演習の銃弾音が轟くことでしょう。

（ここにある鳥観察塔も、機密保護の理由から取り壊されたりするのかな）

「中国が尖閣問題で威嚇を繰り返しているぞ！自国を自分で守らねば！」

さあ、これで安心になるのでしょうか。
中国は丸腰の平和な島に戦争を仕掛けてきたら、
常任理事国として、また経済大国として、世界中から非難を浴びるでしょう。

でも武装した島なら？理由付けになるかもしれない。

「自衛隊がいるからこそミサイルを打てない、これが抑止力だ。」

ほんとうにそうなんでしょうか。
中国との緊張感はますます高まり、
ちょっとした小競り合いが起きて、ミサイル照準を合わせた、
（実際には打てないでしょうが）
こんな威嚇報道だけでも、どれだけ観光に悪影響を及ぼす事でしょう。

万が一有事になったら、どこにも逃げられないんですから。

台風災害への備えも、常駐は必要なく、
今まで自衛隊がしてくれている復旧作業で十分です。

賛成、反対、いろいろな意見があると思います。
でも、知らなかった、どっちでもいいのでは？は絶対ダメです。

皆さん、一緒に考えましょう。関心を示しましょう。

ちゃんと知り、話し合ったうえで、自分の考え、民意を示しましょう。
将来こんなはずではなかったと、
子供達に恥じるような大人にはなりたくありません。

わたしは観光業を営む者として、自衛隊配備に反対です。
皆さんはどうですか？