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link Team Maru-WGC Team Maru-WGC (2025/12/16 19:19:15)

feed グライダーヨーロッパ選手権大会2025(Békéscsaba) Day9〜Day11 (2025/9/5 22:25:59)
4.Aug Mon Competition Day9
Task AAT with 4 areas
251.4km/491.4km(364.9km) Time:2:30:00

朝方の雨はあがり、雲はでていますが日射もさしてきました。今日は10:00のブリーフィング後からグライダーのランウェイに運ぶよう連絡があり、いつもの朝よりゆったりした空気が流れています。

朝の準備中

朝の作業を終えて移動します。

計測してランウェイまで移動します。520kgぐらいあるので車で牽引します。

ブリーフィングでは前日のデイリー3位までが各クラスごと表彰されます。Maruにもワインをゲットしてほしいなー、とクルー達は日々思っています。

ブリーフィング会場
デイリー3位までの選手には大会ラベル入りのワインが贈られます。
20mクラスの表彰

本日のタスクはAAT。先日までとは気象条件も変わり、飛び方も変わってくると思われます。今日は曳航開始13:00なのでスタートできるのは14:30くらい、2:30のAATですので17:00ぐらいにフィニッシュで考えています。ポイントのエリアをどこまで攻めるか、で距離が変わるためその作戦も考える必要があります。



Task cancelled
本日は天候いまいち、ということらしく残念ながらキャンセル。(昇温が予想より遅れたとのこと)
撤収します。
積んだ水を抜きます

タスクBで1.5時間とかなら出来そうでしたが、タスクを用意していなかったようです。
残念ですが、また明日!
5.Aug Mon Competition Day10
Task :AAT with 4 areas
238.1km/450.6km(332.8km) Time:2:30:00
晴れてます。なんとなく秋の空を感じます。今日は通常とおなじく、ブリーフィング前にグライダーをランウェイに運びました。昨日より良い予報です。


ブリーフィングにて今大会のランウェイスタッフが紹介されました。10代の若いスタッフたちは計測、曳航時、着陸時にサポートしてくれます。ハンガリーの各地の滑空場から若手パイロットが集められたようで、2022年の大会でお世話になった若者や、ハンガリー代表選手の息子さん、娘さんのジュニアパイロットも参加しています。会場から大きな感謝の拍手が送られました。いつもありがとう!
ランウェイスタッフたち。10代の若手メインです。 2週間、朝からサポートしてくれています。

曳航サポートスタッフ、記録スタッフ、など曳航時は大忙し。暑い中がんばってます。

グライダーが次々と着陸するため、ランウェイを空けなくてはなりません。
グライダーを押してランウェイをあけます。

本日のタスクはAAT。時間は短めですが、スタート時間とゴール予定時刻前後の気象予報がよろしくなく、やや難しいコンディションになる模様。早めのスタートを心がけて飛ぶようです。
サーマルコンディションの予報データをみながら、各エリア内の距離をどこまでのばすか、思案どころです。


サーマル予報をチェックしてます。

出発前の様子。
発航まで時間があるときは翼の下で休息とってます。
日傘男子たち。日影にはいると過ごしやすいため、 日傘は大活躍です。
曳航を待ちます。
出発!

離陸しました。
予報より雲底低めのようです。湿度が上がっているようで、地上も蒸し暑さを感じます。が、気象条件はみな同じ。ビシッと飛んできてほしいですね。

13:35 ゲートオープン  日本とハンガリーの時差は7時間
オンライントラッキングで観戦できます。これまでご紹介した「glide&seek」の他に「Onglide」でも観戦できます。
Onglideでの観戦方法はこちら(リアルタイム配信のため、現在は当日の様子は閲覧できません)

チームテントにもどりました。テント前では20mクラスの曳航が行われています。

セルフローンチ
自力発航できるエンジンを積んだグライダーの離陸。上空でエンジンを格納してフライトします。スタートしてからエンジンを使用するとそこで競技終了、アウトランディング扱いになります。



13:40 スタート

13:57 「30秒ほど水を抜いた」と無線あり。水バラストを減らしたようです。機体が重い方がスピードがでますが、上昇率は悪くなります。今日はスピードよりも上がりをよくすることを選択したようです。他機も同じようにしているかもしれません。


14:15 サーマルはあまりないようですが、雲の下が下がりにくいのでグライドしながら高さを落とさないように飛んでいるようです。第2エリアに集団で向かってます。

14:40 第2エリアに入りました。地上から先行する集団のフライトルート情報を提供。
このあと第3エリアに向かうようです。

15:00 ピンチ!がんばりどころ。周囲の機体も粘ってます。
15:25 2度目のピンチから脱出中。高度獲得中。がんばれー!

高度獲得して前に進み出しました。

15:35 第3エリア到達。このエリアをどこまで伸ばすのか?
そしてここからゴールまではまだ100キロ以上ある。まだまだ高度は必要です。

15:40 第3エリアはタッチして戻るようです。AATの設定時間は本日2時間半。
16:10で2時間半になるのでこの時間も気になります。

16:00 曇っていたエリアを飛びきって「日射のあるエリアまで来た」と無線入りました。
ここからまた上げてゴール目指します!

16:10 高度獲得中。「この先のエリアはあまり良くなさそう」と地上から無線いれました。
上空からも「そんな感じなのでここで上げられるだけあげるつもり」との返事あり。
地上から先行する機体の情報も送っています。
16:20 先行していたグライダーから「残り10km」のコールが入り出しました。
Maruは「16:35頃のゴールかな」とのこと。もう少し高度が欲しいようです。

16:35 ゴールに届く高さまで上げています。最後のひと踏ん張り。あと少し、がんばれ!

16:40 ファイナルグライド入りました。 お迎えに向かいます!
おかえりなさい!

Day10 Task7 Result
Daily 18位相当
2度のピンチをくぐり抜け、エンジンかけることなく帰ってきました!

<パイロットコメント>
本日は前線が抜けきっていないウェザーウインドウの中にいるために、湿度が高く、雲底1500m位の予報でした。SkySightは2000m予報を出していたのですが、地上の湿度の高さを考えると、そこまでにはならないだろうと思いました。予報ではオーバーキャストが2回位あることになっており、これをどのように乗り切るかがポイントになると思っていました。そのためスタートは早めだと考えていました。

離陸してみると雲底は1200m程度しかなく、今日は厳しい日になるだろうと予想しました。予想通り13:35のゲートオープン直後にスタートする機体が多くいました。私はオープンから5分後のスタートになりました、他のガグルと良いスタートが切れたと思います。
第1エリアをターンして第2エリアに向かいましたが、一緒にいたガグルと100〜200mほど高度差がついてしまいました。そのまま第3エリアに向かいましたが、ここでオーバーキャストのエリアに遭遇し、高度差がついたままオーバーキャストの中を進むことになってしまいました。ラッキーなことにオーバーキャストの中、高度300mで0.3〜0.5m/sであがることができ、200メートル回復。晴れたエリアに300mで届くことができ、

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