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薪テント…。使えます!
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
薪テント…。使えます! (2015/12/31 21:32:30)
それは突然思いつきました!
せっかく作った薪を雨に濡らさないようにと、私はその薪積みに工場で余っていたターポリン生地をかぶせた瞬間のことです。
待てよ! このターポリン生地を薪積みそのものの形に加工して、ファスナーで簡単に開閉できるようにしたら、今まで必要だった薪
棚がいらなくなるのでは?
これが薪テントの発想でした!
実は薪ストーバーにとって薪の保管は悩みの種なんです…。
多くは「薪棚」を自分で作って薪の保管をしますが…。
それなりに薪ストーブを活用する薪ストーバーなら、1シーズンで4トン前後の薪を消費してしまいます。
しかも、薪は2年の乾燥が理想的とされるため、いつも維持しておく薪はその倍…。つまり、8トン前後は常時持っているのが理想的なのです。
しかし…。
現実的にそれだけの薪が保管できる薪棚となるととても大きくなってしまうのです。
しかも、薪の重量に耐えられるようしっかり作る必要があります。
そして、これらを実現するっためには、材料費だけでも高額になります。もちろん、作る手間もかなりなものです。
更に、それだけ大きくしっかりした薪棚は一度作ってしまうと、後で薪棚の位置を移動したくてもそれが出来ません。
また、その屋根もよほどしっかり作らないと台風などの大風や大雪であっけなく壊れてしまいます。
最後に…。
それだけ一生懸命作った薪棚でも、横なぐりの雨が降ってしまうと、せっかく乾燥した薪も結局濡れてしまうのです…。
これらの薪棚の欠点を一挙に解決するのが、この薪テントなのです!
この薪テントはターポリン生地で作っていると申しましたが、ターポリンとは、わかりやすいところでは運動会やイベントなどで使用するパイ
プテントの屋根に使っている生地のことで、最近では耐候性が格段に増したため、駅のホームの屋根やイベント会場の屋根などに使用されてい
ます。
ちょっと補強繊維は変わりますが、東京ドームのあの巨大な屋根に使用している生地も一種のターポリンです。
私の本業はスカイスポーツ用品の製造ですが、厚手の防水生地などの縫製が可能なミシンなども所有しているため、特注での防水用品(例えば
野外コンサートなどで使う大きなスピーカーなどの特注防水カバー)なども手掛けています。
その関係で、防水用品などの製造も得意としているのですが、その技術で薪ストーブ用の薪を雨から守るものが、ターポリン生地を使
うことで、とても使いやすいものができるのでは?と、この薪テントを考案しました。
薪テントの良いところは、まず、薪をほぼパーフェクトに雨から守れる!ことです。
写真のようにファスナーを閉じておけば、たとえ台風の雨でも薪を濡らすことがありません。
そして、天気が良いときはファスナーを開いておけば、簡単に風通しが良くなります
完全に開かなくても、ペグを打ち込んでロープを張ることにより、タープのように横に広げておくこともできます。
これならば、薪棚を作る材料費程度で薪棚以上に雨から薪を守れるものが手に入り、大風、大雪等でも屋根が壊れることがありません。
しかも、薪の保管場所も容易に移動できます。
さて、これ、実際に薪ストーバーのお役に立てるのでは?と思い、試作品を作って市販前に実際に問題点がないかと、既に約一年前から使って
試してみたのですが…。
こいつは使えます!
まず、肝心な薪の乾燥度なのですが、かなり乾燥が促進されていて、着火時は火の回りが早すぎて思わず空気を絞ってしまうほどです
。
これは、完全に雨をシャットアウト出来ることに加え、ターポリン生地で薪を包み込むことによる「温室効果」が大きいと
思います。
昼間、太陽の熱で薪が暖められれば、当然乾燥は進む筈です。
薪テントはそれらの効果でしっかりと薪を乾燥してくれるのです。
また、薪を保管する場所が容易に移動出来ることにより、薪の積み替え作業が大幅に軽減されました。
薪テントはどの場所でも、その時都合が良い場所に、直ぐに薪の保管場所に出来てしまいますが、そのおかげで、限られた土地にしか
設置出来ない薪棚などに、次のシーズンに備えて薪を移動、積みかえて保管する作業などが大幅に軽減されたのです。
この薪の積み替えは薪ストーバーにとって最もやりたくない作業のひとつですが、これが大幅に軽減されることは大きいと思います。
更に、薪テントのもたらす温室効果により、虫の付きも軽減されているようです。
この薪テント、野積みタイプのものと、薪が積みやすいように薪ラックタイプのものの二種類をご準備し、既に薪焚亭さんのところで
商品化させていただいております。
ご興味のある方はありがた屋さんにお問い合わせ下さい!
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薪テント…。使えます! (2015/12/31 21:32:30)
それは突然思いつきました!
せっかく作った薪を雨に濡らさないようにと、私はその薪積みに工場で余っていたターポリン生地をかぶせた瞬間のことです。
待てよ! このターポリン生地を薪積みそのものの形に加工して、ファスナーで簡単に開閉できるようにしたら、今まで必要だった薪
棚がいらなくなるのでは?
これが薪テントの発想でした!
実は薪ストーバーにとって薪の保管は悩みの種なんです…。
多くは「薪棚」を自分で作って薪の保管をしますが…。
それなりに薪ストーブを活用する薪ストーバーなら、1シーズンで4トン前後の薪を消費してしまいます。
しかも、薪は2年の乾燥が理想的とされるため、いつも維持しておく薪はその倍…。つまり、8トン前後は常時持っているのが理想的なのです。
しかし…。
現実的にそれだけの薪が保管できる薪棚となるととても大きくなってしまうのです。
しかも、薪の重量に耐えられるようしっかり作る必要があります。
そして、これらを実現するっためには、材料費だけでも高額になります。もちろん、作る手間もかなりなものです。
更に、それだけ大きくしっかりした薪棚は一度作ってしまうと、後で薪棚の位置を移動したくてもそれが出来ません。
また、その屋根もよほどしっかり作らないと台風などの大風や大雪であっけなく壊れてしまいます。
最後に…。
それだけ一生懸命作った薪棚でも、横なぐりの雨が降ってしまうと、せっかく乾燥した薪も結局濡れてしまうのです…。
これらの薪棚の欠点を一挙に解決するのが、この薪テントなのです!
この薪テントはターポリン生地で作っていると申しましたが、ターポリンとは、わかりやすいところでは運動会やイベントなどで使用するパイ
プテントの屋根に使っている生地のことで、最近では耐候性が格段に増したため、駅のホームの屋根やイベント会場の屋根などに使用されてい
ます。
ちょっと補強繊維は変わりますが、東京ドームのあの巨大な屋根に使用している生地も一種のターポリンです。
私の本業はスカイスポーツ用品の製造ですが、厚手の防水生地などの縫製が可能なミシンなども所有しているため、特注での防水用品(例えば
野外コンサートなどで使う大きなスピーカーなどの特注防水カバー)なども手掛けています。
その関係で、防水用品などの製造も得意としているのですが、その技術で薪ストーブ用の薪を雨から守るものが、ターポリン生地を使
うことで、とても使いやすいものができるのでは?と、この薪テントを考案しました。
薪テントの良いところは、まず、薪をほぼパーフェクトに雨から守れる!ことです。
写真のようにファスナーを閉じておけば、たとえ台風の雨でも薪を濡らすことがありません。
そして、天気が良いときはファスナーを開いておけば、簡単に風通しが良くなります
完全に開かなくても、ペグを打ち込んでロープを張ることにより、タープのように横に広げておくこともできます。
これならば、薪棚を作る材料費程度で薪棚以上に雨から薪を守れるものが手に入り、大風、大雪等でも屋根が壊れることがありません。
しかも、薪の保管場所も容易に移動できます。
さて、これ、実際に薪ストーバーのお役に立てるのでは?と思い、試作品を作って市販前に実際に問題点がないかと、既に約一年前から使って
試してみたのですが…。
こいつは使えます!
まず、肝心な薪の乾燥度なのですが、かなり乾燥が促進されていて、着火時は火の回りが早すぎて思わず空気を絞ってしまうほどです
。
これは、完全に雨をシャットアウト出来ることに加え、ターポリン生地で薪を包み込むことによる「温室効果」が大きいと
思います。
昼間、太陽の熱で薪が暖められれば、当然乾燥は進む筈です。
薪テントはそれらの効果でしっかりと薪を乾燥してくれるのです。
また、薪を保管する場所が容易に移動出来ることにより、薪の積み替え作業が大幅に軽減されました。
薪テントはどの場所でも、その時都合が良い場所に、直ぐに薪の保管場所に出来てしまいますが、そのおかげで、限られた土地にしか
設置出来ない薪棚などに、次のシーズンに備えて薪を移動、積みかえて保管する作業などが大幅に軽減されたのです。
この薪の積み替えは薪ストーバーにとって最もやりたくない作業のひとつですが、これが大幅に軽減されることは大きいと思います。
更に、薪テントのもたらす温室効果により、虫の付きも軽減されているようです。
この薪テント、野積みタイプのものと、薪が積みやすいように薪ラックタイプのものの二種類をご準備し、既に薪焚亭さんのところで
商品化させていただいております。
ご興味のある方はありがた屋さんにお問い合わせ下さい!
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