ホーム >> RSSセンター >> メキシコ7日目、激渋ゴールならず

RSSセンター

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link BIRDS ゆきひでの日記 BIRDS ゆきひでの日記 (2025/1/15 22:34:57)

feed メキシコ7日目、激渋ゴールならず (2016/1/20 13:15:31)
今日は雲が少し多い日でした。しかし、ダミーはバンバン上がっています。天気予報では昨日よりも良いコンディションだということで、強気の107kmタスクが発表されました。



内容はB05の5kmシリンダーをEXITスタートの後、東へB20Toluca火山の半径9kmに入り、北西A07、南東A11、西B36の7mkmのタイムセクションに入った後、Vall de BravoのD02のシリンダーに入ってゴールです。


テイクオフ前にはまたまたGPSトラブルです。頼りにしているC−PilotProが衛生を補足しません。なかなか補足してくれないので、リセットボタンを押すと・・・ガーン!! 聞いたこともないような音と見たことのない画面でフリーズ。何をしても反応せず、時限爆弾のような、ジッ、ジッという音がなっています。そんな音を聞きながら飛ぶのをイヤなので、ナビターをメインGPSに切り替えて飛ぶことにしました。こんなことでもなければナビターを真剣に使おうともしないし知るチャンスと考えました。
また、C−PilotPro の代わりにLivetrackとして持たされるFlymasterをフロントコンテナに乗せてみました。Flymasterもじっくり見るチャンスです。

トラブルはまだ続きます。テイクオフは問題なく出れたはずなのですが、身体が右に寄りかかる感じがします。冷静に見るとショルダーベルトの調整輪っかがライザーをくるっと一周してドリンクチューブの吸い込み口に引っかかっているではありませんか!!片方の手で輪っか、もう片方でチューブを持って離したのですが、吸い込み口の先についていたゴムの部分が取れてしまいました。
とほほ・・・。
ブログにはあげていなかったのですが、メキシコに来て初フライトの練習日の事、飛んでいる最中にサングラスの右側のレンズがなくなってしまいました。降りてからなくなっていることに気がついたのですが、今回はハプニングが何かと多いです。


さて、気を取り直してフライト続行、一気に雲底へと続くサーマルであがりました。
曇っているこで気流は安定しているのですが、雲の吸い上げもあり、他機警戒のほかに雲中に入らないように気をつけなければならないのでスタートまでの空中待機はなかなかスリリングでした。



今日はEXITなのでスタート時間前にシリンダーに入っていなければならないので、逆算して動きます。基本、高層雲が太陽を隠しているので、動きはゆっくりです。


スタート後のサーマルの後、まっすぐ最短を目指す少数グループと、少し風上となる南周りの大集団の二手に分かれました。
僕は風上の大集団の中で進むことを選択しました。
大勢いるので降りそうにはならないですが、少数グループの方が先行してToluca火山のシリンダーを通過して行くのが見えました。


日照が全くないのですが、こんなにたくさんの凄腕の選手たちと一緒だと降りる気がしません。ゆっくりですが、少しずつ進みToluca火山を取り、次のターンポイントに向かいます。


次のターンポイントはあまり山がない場所にあるので、リーサイドによるサーマルなどもより少なくなるため、さらにスピードは遅くなります。対地高度が十分にないのですが、みんなと一緒なので、頑張るころができました。

いつの間にかトップグループとも合流し共同作業でサーマルを探します。
たくさんいるとなんとかなるもので、日照がないのに、弱く小さなサーマルをつないで、ジリジリと少しずつ進めるものです。


なんとかA07を取ってしばらく距離を伸ばして69kmほど飛んだところで力尽きました。51位でした。

本日は予報に反し高層が張り出してしまうという結果になってしまい、ゴール者はなしです。
トップは73kmほどまで距離を伸ばしたようです。総合Guy ANDERSON選手(イギリス )、女子は今日も聖子選手でした。

また、明日も頑張ります。
ご声援よろしくお願いします。



execution time : 0.007 sec