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feed メキシコ5日目、マイナスをプラスに思えるように… (2016/1/18 12:50:47)
今日から良いコンディションが続く発表の通り、朝からしっかりと晴れています。
バスに積み込み席も確保し準備万端!

テイクオフについて、グライダーを広げ念入りにチェックし、セット完了。すると今日はいつもよりだいぶ早くタスクブリーフィングが始まりました。




内容はウインドウオープン後、南西風なので向かい風となる南西方向のB38にいって、北上しB03を取ったあと、東へ一番長いレグでB12の半径12km、北上B08、南西B23、北東A03。合計86km。ところどころで別れ道となるパートがあり難しいタスクです。

しかし、選択の難しさよりもっと難しいのは中々逆転層がブレイクしないコンディションでした。


スタート前、集団は隣の山のB40からB52付近でスタートラインの近くの尾根からスタートするべく準備するのですが、僕は最初っから躓き、低い高度で手前の山からスタートを切るしかありませんでした。

なんとかスタート時間からそう遅れないでスタートできたものの、先頭は集団で折り返して来ます。


それを見て焦って遅れを早く取り戻そうと低いのにもかかわらず動き過ぎて、17km飛んだところであえなく撃沈。

テイクオフ前にGPSがロストしていたり、セッティング機材の移動を言われたり、なかなかゲートに入れなかったり、結局GPSが空中でも衛生を拾わなかったりと色々マイナスなことがありましたが、今日はそれを軽く受け流すことができなかったようです。長い大会期間中ではいかに自分のモチベーションを保つか、それはマイナスに感じるような事柄が自分の身に降りかかっても、プラス思考で考えることができたり、また、受け流して気にならないようなメンタルが必要だと思います。
それにしても、最後から1、2を争う順位になるとは・・・とほほ。

クヨクヨしてもしょうがないので、明日からはプラス思考で、周囲を気にし過ぎず、マイペースで飛ぼうと思います。
今日という日も、時が過ぎれば「良い経験」と思えるように。

あっけなく降りた僕ですが、どうせ降りるなら民家の近くで、車でメイン道路まで送ってもうらおうという魂胆もあり、民家の隣の広い庭に降りました。しかし、降りてからわかったのですが、民家と思っていた建物のそばにいるのは羊や鶏、牛、馬…そう、畜舎だったのです。庭と思っていた場所は牧場で牛の糞だらけ…。
歩くのもたたむのも足元に気をつけながら、糞を避けてパッキングできる場所を見つけて片付けていると、牧場主と男の子がやってきました。
主人が色々気を遣って話しかけてくれるのですが、申し分ないほどわかりませんでした。会話とは言えないやりとりのあとジーっとこちらを見ているので、僕は彼らに地図を見せて今日のルートを説明したつもり。僕の片言英語もわかりづらかったと思いますが理解してくれたでしょうか。彼らは次のターンポイントに向かう集団を教えてくれたり(それはわかってるちゅうねん、傷口に塩塗らんといて)、降りかけている低くなっているグライダーを教えてくれたりしました。
片付けが終えると帰り道を教えてくれましたが、言葉では理解できないのですが、手振り身振りでかなり歩いて行く覚悟が必要なことだけは理解できました。
道もややこしいらしく、男の子が道案内してくれました。
畜舎から10分ほど歩いたところに男の子の家があり、家族もいました。
男の子は「ここからは一人で行くように」と身振りで訴えます。でも、家族は男の子に「お前があのでかい荷物持ってやって案内してやりな」ってなことを言っている(あくまでも想像ですが)間に、PWCバスが迎えに来てくれました。


そこからは少人数だったのでゆったりと横になって帰ってきました。

今日もたくさんゴール者がいるようで、日本人では廣川選手と平木選手がゴール。まだ正式発表ではないですが、女子トップはフランス国籍聖子選手。総合はAndreas MALECKI(ドイツ、ENZO2)がトップです。

明日は「マイペース」で頑張ります。
ご声援よろしくお願いします。

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