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目指すべき場所
呉本圭樹blog
(2025/1/10 10:39:10)
目指すべき場所 (2016/1/27 16:44:44)
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目指すべき場所 (2016/1/27 16:44:44)
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最終日の夜、悔しい表彰式。
でもみな同じように戦ったのだから、勝者を称えなければなりませんし、
そこでの思いを次回に繋げて行かないと行けません。
悔しい思いを何度もして表彰台に立ってやるのです!!!!
今回の大会、スイス選手の活躍が非常に目立ちました。
結果こそ出なかったものの、モルゲン・ターナーや、ミハエル・シーゲルは常に
先頭に立ってレースを引っ張り、タスク1位を取っています。
モルゲン君、話し方はとても物静かで、日本にもよく仕事できているビジネスマン。でも飛ぶとかなり
キレキレでかっとんで行きます。
そして今回の優勝者であるステファン・ウィス。
クレバーな飛び。
先を行くタイプではないものの、常にトップ集団の高い位置につけていて、
最後にしっかりおいしいところを取っていくタイプのフライヤー。
今回の大会では、彼のスタイルが完全にマッチした形だった。
そう、同じようなスタイルといえば、フランスのジュリアン。
彼もきっちり決めていて、気がつけば総合2位。
そして3位は大御所のイタリア人、ルカ・ドニーニが年齢を感じさせない飛びで3位になったのでした。
今回の大会では、集団にいるということが大切でしたが、
それだけでは勝てず、『その集団を率いるとびをする』ということが勝つための要因だったと感じます。
私は今回、何度も集団から離れるような飛びをしました。
それがリカバリーできることもあれば、リカバリーできない場面もあり、
成績が不安定なままでした。
今回の大会、8タスクができて、2タスクがデリートできるという中で、私の順位は20位。
平均得点は900点。(1000点が満点)
トップは平均900点後半をアベレージで取る必要がありました。
なまじ、高得点を狙いに行き過ぎて結果が出てこなかったと分析ができる結果です。
逆に、今メキメキと実力を出してきていたフランス人の若手は今回ぼろぼろの成績。
成績を見ると、私くらいのベテランになりつつある選手に完全に負けてしまった形です。
彼らの生きの良さが今回のバジュデでは裏目に出てしまい、
突っ込んでも後から被され、自分だけ貧乏くじを引くという場面が多々ありました。
しかし、彼らは、今、そういう飛びをできないと、経験を重ねてトップになる選手にはなれない。
そうジュリアンは話していましたし、私も同感です。
彼らの結果は、きっとこれからの彼らの成長を促してしまうことになるでしょう。
いかんな・・・・・。
さて、女子はというと
この人がやっぱり一番
今は敵なしといった感じ。
総合でもいいところに来ているわけだから、普通の女子では今かなう人はいませんね。
日本人の今回の成績は下記の通り
20位 呉本 圭樹
29位 廣川 靖晃
49位 大澤 行英
92位 平木 啓子 (女子 4位)
109位 高田 奈緒 (女子 8位)
110位 山下 敦子 (女子 9位)
という結果になりました。
さて、最終日、表彰式の後は船上パーティー!!
今回のバジュデ、グライダーが一度もつぶれなかったという人はいないくらい、
荒れてもいて、その緊張から解き放たれたパイロットは飲んで踊って最後の夜をしっかり楽しんだのです。
(はい、私もですが・・・・)
それにしてもみんなパワフルだ・・・・・・。
朝方まで大騒ぎは続いたのでありました。
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