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link 飛行中年 飛行中年 (2024/5/21 17:25:08)

feed 試作その2 (2016/3/2 8:54:33)
再び試作品をご紹介いたします!

今回のものは予想以上に効果があることを確認しました



矢印のショックコードなんですが…。

これ、ひょっとしたらハングハーネスに革命をもたらすかもしれません。

現在キックバックシステムという呼び方をしています。

…。と、言っても構造は極めてカンタン!

ただメインラインをショックコードを使って、パチンコのように前へ押してるだけなんです。

で、これは何を目的としているかというと…。

ハングハーネスにおいて、ピッチの安定は重要なものです。

このピッチ安定。メインラインが後にあるほど良好になるのですが…。

しかし、

あまり後にしすぎると、ランディング時に体が起きなくなってしまうんです!

これは、メインラインが後になる…。つまり、人間の重心位置よりも後になってしまうと、体を起こすときにその重心位置を上にあげなければいけないためです。

ですから、メインラインが後になればなるほど体は起きなくなります。



それならば…。

メインラインを別の力で前へ押してやればよいのです。

これが、今回ご紹介するキックバックシステムの原理です。

普段のフライト時は、メインラインは足を突っ張ることによって、プルバックラインにより後に移動しています。

これがピッチが安定した状態を作り出しています。

しかし…。

ランディングしようとファスナーを開いて足をだすと…。

キックバックシステムが効いてメインラインを前へ押し出してしまいます。

その結果、いとも簡単に体が起きてしまうんです。



このキックバックシステム、現在はテスト段階ですが、かなり効果が高いので今後の弊社のハーネスに採用する可能性が高いです。


弊社がハーネスの作る目的は、より使いやすいハーネスをお客様に御提供するためです。そして、ハンググライディングの安全性を高めることです

そのためには、このようなアイデアはメーカーの枠を超えてお互いが真似しあうべきだと考えています。

だから、積極的にこのようなアイデアは公表すべきであると思います。

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