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◆「まだとぶかい」を考える (2016/3/10 19:13:39)
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※不定期連載始めます※
今後、いつもの「大利根近況」に加えて様々な話題をお送りすることになりました。
すでに幾つかの興味深い原稿が届いており、それぞれを不定期でお届けする予定です。
乞うご期待! まずは愛さんから・・・・
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中澤です。
「まだ飛ぶ会」
の日程が変わりました。
やはり昭和22,23年生まれのジジイ共が集まって、酒に酔いしれ日程を決めると碌なことがなく、日程が変わりました。
5月21日(土曜日)に開催します。(予備日は5月22日(日)です。)
さて、「まだとぶかい」とはなんとも良いネーミングだと思います。
「だ」が「た」に変わっただけで、午前中も飛んだけど、午後も飛ぶの?好きだねと言う感じになりますね。
「まだとぶかい」の最後のイントネーションが上がるか下がるかでも、その意味合いが微妙に変わりますね。
イントネーションが上がれば、もう一回飛んでおいでよと言った意味合いになり、イントネーションが下がれば、
「いい年して、まだ飛ぶのかい?いい加減にしないと他の人たちに迷惑だよ」と言った意味合いになるでしょうね。
さて、我々の「まだ飛ぶ会」はどのような意味があるのでしょうかね。
構成する会員が、70歳に手が届く年ですので、やはり「いい年して、まだ飛ぶのかい?
いい加減にしないと他の人たちに迷惑だよ」と言った自虐的なネーミングであり、
俺たちだって「そこのところは」分かってるんだから、、、
だけど(身体検査も合格してるんだから)もう少し飛ばしてよと言ったネーミングだと思います。
この事はこれからを暗示しています。
私が子供の頃の60歳はお爺さんでした。しかし、現代の60歳は見た目も、気持ちも、昔の60歳ではありません。
しかし、60歳を過ぎると航空身体検査に合格できない人が徐々に増加するのも現実です。
私もその例に漏れず、しっかり心臓の問題で飛べなくなりました。
ただし、身体検査に合格しないで飛べなくなるのはまだ良いのです。
しかし、年齢とは残酷な物で、身体検査に合格しても、その判断力や動的視野の能力は確実に低下します。
自分自身が楽しむ飛行に制限を加える必要があるかどうかは微妙な問題です。
しかし、操縦を教える立場にある人は、ある年齢で操縦を教える立場から降りなければならないことがあると私は思っています。
私は今後、この問題を考えて行かなければならないと思っています。
(文・中澤)