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feed 日本選手権2016を振り返って (2016/4/5 15:17:46)

先月開催された日本選手権を振り返って。
場所はホームエリアである茨城県板敷山エリア。
ホームエリアと言っても空域がとても大きいので、断然有利かと言ったらそうでもない。


初日、北北西に50km行き、そこから北東に18km行く計68kmのタスク。
スタート前のコンディションが難しくそこそこの位置でスタートを切り、強豪選手となかなか良いペースでコマを進めるも、コンディションの悪い空域に入ってしまい他選手と一緒に序盤の30km付近にランディングしてしまう。
もっと東よりコースを進んだ選手はサーマル(上昇気流)が生きていたようで順調にコマを進めていった。ゴール者は6名。
トリッキーなコンディションでゴールできずも、感覚・機体と調子は上々なので気を落とさず翌日に備える。31位。


二日目は強風にて競技中止。
三日目は雨天にて競技中止。


四日目、筑波山ー加波山系を往復した後、北西に行ってから南西に20km行く計66kmのタスク。
予報以上にコンディションんが悪く、スタート前にサーマルで上げきれずにランディング。
初日ゴールした選手たちも同じくランディングし、波乱の展開。
二本目のフライト、サーマルが出るタイミングを見計らい「今だ!」とテイクオフするも上げきれずにランディングしてしまう。
僕のすぐ後に出た人たちは上げていったが、タイミングの判断は間違っていない。
調子は上々。攻めの姿勢での失点なので気持ちを維持し最終日に備える。


最終日、午前中が曇天で上がるコンディションにならなそうな雰囲気満々だが、午後から晴れる見込みでターンポイントをひとつ経由して北西に52km行くタスク。
案の定日差しが差込み、今大会で一番良いコンディションになる。
早めにテイクオフし良い位置でスタートを切る。
4~5名の先頭集団の中、リスクを軽減しつつも攻めの姿勢も保ち、程よいペースでコマを進める。

ゴールまで残り8km地点、元気とムタが高度やや低めで勝負をかける。
僕は手前で小さいサーマルに乗ったおかげで高度が少し高かったこともあり、しっかり高度を稼いでからファイナルグライドに入る。
先行する元気とムタよりも高度が高いのでゴール手前で追い抜くも大門さんに抜かれ、この日は2位982点。
トップと3秒差。ちょっと悔しいが、自分の調子良さが成績に活きたので良しとしよう。悔しいけど。。。



今大会もエイチ・エス・アシスト株式会社様が「MCMのめぐみ」500mlペットボトルを参加賞としてスポンサーしてくださいました。
僕は普段から飲んでいるので体調はいつでも万全です。
いつもご協賛ありがとうございます!


今回、総合では初日と4日目の失点が響いて14位に終わってしまったが、最終日の高得点が効いて国内ランキングが暫定1位となる。

国内シリーズ戦がまだ2もしくは3大会残っているので油断はできないが、現在保有のポイントが良いのでこのまま行けるチャンスは充分にある。
今年に入って調子は良いので、このまま攻めの姿勢を忘れずに挑んでいきます。

これまでガンバってこれているのは、応援してくれている方々のおかげ。
最近、切に思ってます。

ここが踏ん張りどころ。
みなさんこれからも応援宜しくお願い致します。

ハンググライダーの魅力を伝えたい日本選手権

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