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私がレバータイプハーネスを作らなかった理由…。
飛行中年
(2024/12/25 18:57:24)
私がレバータイプハーネスを作らなかった理由…。 (2016/4/5 15:31:22)
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私がレバータイプハーネスを作らなかった理由…。 (2016/4/5 15:31:22)
現在、ハングハーネスの上級モデルの主流となっている「レバータイプ」…。
私は今まで、この現在の主流となっているレバータイプは決して作らず、ピッチトリマーのついたダブルバックプレートタイプばかりを作っていました。
この理由は、「ダブルバックプレートタイプの方がレバータイプよりも性能的に優れているから…。」です。
この理由をご説明しましょう!
下図に示すのはレバータイプハーネスでのテイクオフ時の状態です。
ハングハーネスのバックプレートは、大きければ大きいほど居住性が上がるため疲れないハーネスを作ることができます。
しかし、レバータイプハーネスではバックプレートが一枚のため、上の図のように足がバックプレートにぶつかってしまうため、その大きさに制約を受けてしまいます。
しかし…。
ダブルバックプレートタイプのハーネスならば、その制約を受けることなく大きなバックプレートが使用でき、居住性が上がります。
加えて、ダブルバックプレートタイプの場合、弊社ハーネスの売りである「VGF機構」(詳しくは弊社ホームページ参照)が使えて、テイクオフ、そしてランディング時のフレアーが安全に行うことができます。
更に…。
レバータイプのシステムは機械的構造が多く、トラブルも多発していたため、信頼性に欠けるのです。
このような理由で、レバータイプではバブルバックプレートタイプのハーネスを超えることができない!と判断していたのです。
ところが…。
最近では、グライダーのバランスが進化したりして、テイクオフやランディング時のフレアーの安全性についてもずいぶん完成されて、正直、レバータイプでも問題がなくなったように感じられるようになりました。
そして、ユーザーの間でレバータイプのハーネスの要望が弊社に対して強くなってきました。
そこで…。
今までのレバータイプの欠点を克服するため、私は以下の新システムを開発いたしました。
名付けて…。
サブバックプレートシステムです。
これはどのようなものかというと…。
今までのレバータイプにあったシングルバックプレートの後ろにもう一つサブバックプレートを加えたものです。
このサブバックプレートはハーネス側に固定されており、メインのバックプレートとはつながっていません。
そのため、テイクオフ時は足と干渉することがありません。
そして…。
プローン姿勢になると下図のようにメインバックプレートとつながり、一枚のバックプレートと同じになります。
今まで他社様では、サブのバックプレートが引きだしのように出てきたり、フライトの度にいちいちサブバックプレートを組みつけたりするものはありましたが、今回のアイデアは極めてシンプルで実用的です。
写真のように、ただハーネスに張り付けられただけです。中身はプラスティックを使用しているので安価で軽量というメリットもあります。
このアイデアにより、シングルプレートを用いたレバータイプハーネスでも、ダブルバックプレートタイプに引けを取らない居住性を持つハーネスが作れるようになりました。
あとは…。
レバータイプのシステムの複雑でトラブりやすい欠点を何とかすれば良いハーネスが作れます!
ということで…。
私は以下のプッシュボタン式の機構を新しく開発しました!
これは、中央の円盤状のものを押すと、ロープのロックが外れて自由にパイロットのアタックアングルが変えられるというものです。
この機構、原理が簡単で、レバータイプよりも部品数も少なく、トラブルが起こる可能性が極めて少なくなりました。
加えて…。
ロック機構によりロープが痛んでも、その交換が容易であり、しかも、安価にその消耗品を供給できるのです!
このため、今までのレバータイプに比べてメンテナンス性がぐっと良くなったのです。
以上の新システムにより、ダブルプレートタイプにもひけをとらない新ハーネスが作れるようになりました。
現在、この新ハーネスは最終的なテストをしており、近々弊社ハーネスのラインナップに新しく加えられる可能性が高いです!
私は今まで、この現在の主流となっているレバータイプは決して作らず、ピッチトリマーのついたダブルバックプレートタイプばかりを作っていました。
この理由は、「ダブルバックプレートタイプの方がレバータイプよりも性能的に優れているから…。」です。
この理由をご説明しましょう!
下図に示すのはレバータイプハーネスでのテイクオフ時の状態です。
ハングハーネスのバックプレートは、大きければ大きいほど居住性が上がるため疲れないハーネスを作ることができます。
しかし、レバータイプハーネスではバックプレートが一枚のため、上の図のように足がバックプレートにぶつかってしまうため、その大きさに制約を受けてしまいます。
しかし…。
ダブルバックプレートタイプのハーネスならば、その制約を受けることなく大きなバックプレートが使用でき、居住性が上がります。
加えて、ダブルバックプレートタイプの場合、弊社ハーネスの売りである「VGF機構」(詳しくは弊社ホームページ参照)が使えて、テイクオフ、そしてランディング時のフレアーが安全に行うことができます。
更に…。
レバータイプのシステムは機械的構造が多く、トラブルも多発していたため、信頼性に欠けるのです。
このような理由で、レバータイプではバブルバックプレートタイプのハーネスを超えることができない!と判断していたのです。
ところが…。
最近では、グライダーのバランスが進化したりして、テイクオフやランディング時のフレアーの安全性についてもずいぶん完成されて、正直、レバータイプでも問題がなくなったように感じられるようになりました。
そして、ユーザーの間でレバータイプのハーネスの要望が弊社に対して強くなってきました。
そこで…。
今までのレバータイプの欠点を克服するため、私は以下の新システムを開発いたしました。
名付けて…。
サブバックプレートシステムです。
これはどのようなものかというと…。
今までのレバータイプにあったシングルバックプレートの後ろにもう一つサブバックプレートを加えたものです。
このサブバックプレートはハーネス側に固定されており、メインのバックプレートとはつながっていません。
そのため、テイクオフ時は足と干渉することがありません。
そして…。
プローン姿勢になると下図のようにメインバックプレートとつながり、一枚のバックプレートと同じになります。
今まで他社様では、サブのバックプレートが引きだしのように出てきたり、フライトの度にいちいちサブバックプレートを組みつけたりするものはありましたが、今回のアイデアは極めてシンプルで実用的です。
写真のように、ただハーネスに張り付けられただけです。中身はプラスティックを使用しているので安価で軽量というメリットもあります。
このアイデアにより、シングルプレートを用いたレバータイプハーネスでも、ダブルバックプレートタイプに引けを取らない居住性を持つハーネスが作れるようになりました。
あとは…。
レバータイプのシステムの複雑でトラブりやすい欠点を何とかすれば良いハーネスが作れます!
ということで…。
私は以下のプッシュボタン式の機構を新しく開発しました!
これは、中央の円盤状のものを押すと、ロープのロックが外れて自由にパイロットのアタックアングルが変えられるというものです。
この機構、原理が簡単で、レバータイプよりも部品数も少なく、トラブルが起こる可能性が極めて少なくなりました。
加えて…。
ロック機構によりロープが痛んでも、その交換が容易であり、しかも、安価にその消耗品を供給できるのです!
このため、今までのレバータイプに比べてメンテナンス性がぐっと良くなったのです。
以上の新システムにより、ダブルプレートタイプにもひけをとらない新ハーネスが作れるようになりました。
現在、この新ハーネスは最終的なテストをしており、近々弊社ハーネスのラインナップに新しく加えられる可能性が高いです!
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