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2014年4月16日21時09分。ごくわずかなスタッフに見送られ、羽田805番スポットから滑り出すNH9432便。全てのライトを点灯し、もう日本には帰ってこない片道の旅へ出発です。

先月引退したANA最後の747が昨夜、処分の地アメリカへ出発しました。この後アラスカのアンカレッジを経由し、ミシシッピ州のテューペロ空港へ。ここでスクラップにされます。

最後の出発は動いている所を、そしてそれを見送る人々はくっきり撮ることが今夜の目標。最後は狙い通り撮らせてくれました。そして今回は、機体の側で見送る中に知っている人がいるというサプライズ付き。最後の1枚が、より思い出深い1枚になりました。

飛行機を撮り始めた頃、大阪では遠く、そして憧れの存在だった。そして羽田で撮り始めて3年半。いつも居たけれど、いつも特別な飛行機でした。

ANA747、全撮影完了です！